「なんだろ」を含む小説

大学一年生になった「私」千紗は、クリスマスの日に幼馴染の由美と横浜で遊ぶ。 「なんか、高校生、なんだよね」 高校生の気分が抜けきれず、大学生活に馴染みきれていないと悩みを感じる「…

ショートショート集です。 一話完結なので、どこから読んでも大丈夫です。

現在、玉川市では行方不明者が続出しています。 判明している人数は現時点で６名で、そのほとんどが女性です。 警察は事件と事故、両方の可能性があると見て捜査を進めていますが、依然とし…

主人公ゼン（17歳）は、妹のレリスと2人だけでベヌレと言う田舎町の外れの小さな家で暮らしていた。 レリスは幼い頃から、メタラ病と言う肉体と魂が消えてしまう病気を患っており、その治…

プロローグ とある江戸時代の昔話である…… 江戸時代には妖怪が人間を驚かし脅かす存在であった。だがその中でも珍しい鬼がいた。その名は、燈鬼。燈鬼は、人間が好きであった。燈鬼は、自…

魔物の討伐、治安維持を使命とする騎士。 人々の生活を守る、憧れの職業である。 その第二隊ではアタッカー不足が問題となった。 解決のため、騎士2年目であるサポーターのレン　グルーノ…

イタコの少女が被害者の霊を呼んで事件解決!?　でも本当は、彼女はイタコでもなんでもない普通の女子高生。謎を解くのは霊能力ではなく、その閃きと推理力なのだった――。 ひょんなこと…

パーティーを追放された俺。 魔王討伐もしてない。このままでは故郷の人たちにボコボコにされる。 俺はボコられないため怪しい店で魔王討伐写真(偽物)を撮影するブースに立っていた。ハイ…

そっくりな双子の妹リサは、なんでも私と同じにするのが好き。同じ服、同じ髪型。ついには同じ結婚相手に嫁ぐとまで言い出して──。私の嫁ぎ先は、"血濡れ大公"と噂のある王弟、ライオネル…

文字を愛し文字を読み文字を書き、なんなら物理的に文字を食べて生命維持できないかなと夢想する、文字愛好家・鳥尾巻の、創作論やエッセイに見せかけた似非エッセイ。（略して「えせエセ」）…

「よ～し。今日からＮＥＥＴ生活の始まりだぁ～！！！」 「させませんよ」 聖地へと向かう旅の途中、何者かに命を奪われかけた白鳥使い(25)は、なんやかんやで自堕落男へとなり果て…

とある新米女神はなんの担当神になるか決められないまま、 現代地球で人とゲームやSNSに興じていた。 だがもうすぐ上位神から神気を分けてもらえなくなる。 神気は神様の食事だ。この…

〈あらすじ〉 　弓道部の友達の応援をしに、市内の体育センターへ大会を見に来た佐々井青磁(ささいせいじ)。 　女子個人戦の決勝戦で、とても美しい引き方をした女の子に見とれてしまう。…

中学二年生の夏、僕は塾帰りに不良達に絡まれ大ピンチだった。 カツアゲされる――だけならまだいいのだが、最悪なことに彼らの目的は僕の体らしい。 「グヘヘ、引き締まったイイ尻をして…

やめておけ。あの子は失敗したのだから。もうどこに行ったのかもわからん。 異世界転生なんて言ってもな、誰もが成功するわけじゃあないのさ。大抵はその世界に揉まれて死ぬのがほとんどだ。…

「識ぃ〜」 「おうおうどした？」 「なんか僕たち書いてる作者が初作品らしいんだよね」 「まぁ、この文章じゃそうなるわな」 「でも僕たちが活躍してるシーンもっと見てもらいた…

剣も魔術も、ありとあらゆる才能に見放された男は“レグルス”を名乗り、新たに“寝取り屋”を始めることにした。 レグルス曰く“対象がどのような人間だろうと手籠めにし、どのような対象…

　笑った時に出来る目尻の皺を見るたび、心がざわめいた。大勢の人がいても彼だけはすぐに見つけられた。会いたくないのに会いたい。 　 　この気持ちは、なんだろう。 　不器用…

　蔵出しした作品その五……ではなく、もともとは作者が備忘録として書き溜めていたメモ類です。ちょっと気取って「論考」と称してますが、そこまでお堅いものではありません。 　メモのた…

ある朝起きたら、ニュースで今晩はサビ猫流猫群の極大日だと報道されていた。 なんだよ、サビ猫流猫群って…… 学校でもみんなが噂しているもんだから、気になった僕は、夜更かしをして…