「越える」を含む小説

先輩達の不祥事により急遽代理キャプテンを務めることになった稲葉朔夜。けれど彼女には誰にも言えない秘密があった…。

雪の中、戦地に赴く父を見送る美冬は駅の乗降場にいた。そこで再会したのは美冬が避けていた男、秋人。出陣にたむけられた異能を目にした美冬は追憶する。 ゆあん様主催の自主企画『筆致…

ゆあん様の自主企画『筆致は物語を越えるか【雪を溶く熱】』参加作品です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054897933479 …

電車の事故で死亡してしまった青年、白鐘 鋼（しろがね こう）。 彼の魂は次元の網をすり抜けて、魔法が全てを支配する世界、グリンガルドに迷い込んだ。 時を同じくしてグリンガルド…

二児の母親となった遥香は、受験を控えた中学三年生の長男・祐輔とすれ違うようになる。 自分の未熟さを痛感する遥香であったが、なんとか子どもの受験という難所を越える。 受験を終えたこ…

戦争は11月末に始まった。 当たり前だ。 収穫を終えてからするのが、当然の事。 士官学校卒ではないが、そのくらいのことは分かる。 つまり、正義だ大義だのは、戦争の理由にはならない…

田坂香帆16才。 香帆は本が大好きだった。 学校では図書室に入り浸って、学校外の図書館にも時々足を運んでは読んでいた。クラスでは浮いた存在で、友達もいなかった。必要とも感じていな…

自主企画・筆致は物語を越えるか【葉桜の君】参加作 https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054895319694 同プロットを元に各自が物…

高校で美術教師を勤める葉太はかつての恋人に似た桜子のクラス担任となる。避ける葉太とは裏腹に桜子は問いかけ続ける。一年を巡る淡い恋のお話です。 5月20日、全体を800字削りまし…

自主企画、同題異話SR参加作品です。 午前三時――司はアプリ『田中さん』で、見知らぬ男と通話が繋がる。 彼の失恋話に耳を傾けるが……。

２０１５年秋に開催された競馬・菊花賞。その勝ち馬であったキタサンブラックは後にＧ１を７勝する名馬に成長するものの、決して最初から大きな期待をかけられていた馬とは言えなかった…… …

アニバ・ロズウェル？彼女はそりゃすごい科学者だよ。新人なのに何本も論文を書いてるし、なんてったって「あの」プロジェクトの主任なんだからな。ここ数年で彼女を越える新人はいないんじゃ…

とりあえずは詩 2020年4月18より開始 更新は筆者が書きたくなったとき！！

先日投稿した自主企画参加作品「葉桜の君に」で、あくまでも作者の好きな世界として書き残したい、本編のラストからつながるもうひとつのエピソードです。

　人工二十二万。全ての数民が絵師である多層構造物――シブ・シティ。 　日計イイネ数一桁の下級絵師たちが暮らす最下層〈ドウゲンザカ〉ではイイネを賭けて闘う絵師同士の格闘戦<闇絵師フ…

ハート星に住むヒマワリは、代々地球を研究している名家の自己中でおてんばなお嬢様。「和」の精神を学ぶため、地球の日本にやって来て、とある男子高校生と出会う。少し切ない、夏のお話。

平凡な村人だった少年が魔界に落ちて百年。いつしか賢者と呼ばれ大国の王となっていた。だが、全てを手に入れたはずの彼にはまだ求めるものがあった。それは最愛の家族と再会すること。地位も…

ライバルに勝てず己の進退を考える女性eスポーツプレイヤーが、周りの人々に支えられてひと夏を越える話。 「勝てないのに続ける意味があるの？ 」 ※作中のゲーム、大会は架空のもの…

初投稿です。この作品は戯曲です、悪しからず。 某劇団にて上演致しました。 小説ばかりが並ぶこの空間で珍妙奇天烈なものとなるのは重々承知ですが、「世の中にはこんな奇怪な書物もあ…

人類が恒星間航行を成し遂げた未来。 新たな通信手段として開発された仮想空間「Out of Einstein」――通称“天国への階段”に異変が起きる。 “天国への階段”を管理する連…