「冷蔵庫が」を含む小説

ある日、唐突に自宅の冷蔵庫が爺になった。 これは私の夏の間の冷蔵庫にまつわる話。

　「何もない。」どこでもそう思う癖がある。一緒に、透明な森とかそんなイメージを思い浮かべようとする。 目の前の風景と自分との関係を見出そうとする。美しいとか普通とか言うのではなく…

「素敵な休日は、なんてことない朝食から」 　久々の休日を素敵なものにするために『僕』は朝食を作り始めるが、冷蔵庫の中にあった卵がけっこう古いことに気付いてしまう。この卵、どれくら…

ある日、冷蔵庫から出てきたそいつの物語（2017/08作）

百歳に一年足らずの九十九歳で祖母が亡くなった。呉服店の店長をしている綾子は夫が浮気していると知ったときよりもショックを受けた。形見分けで虫干しをしている綾子のところに「夢使い　養…

　もしもあの月にたった一つだけ持って行けるとしたら。 「冷蔵庫」 　それが彼女なりの答えなんだと理解する為に、少なからず精神力を必要とした。

キッチンにある冷蔵庫の中で繰り広げられる、“彼ら”の恋物語。

主人公は、久しぶりに牛乳を飲んだ。 冷蔵庫に牛乳パックが二つ入っている。 　　　　未開封と、開封済み。 果たして、開かれたものはいつのものなのか？ 　　　　　飲んでもいいの…

とある一生。

　春原サンゴはいつだって振り回されている。３才年上の美しい姉、春原真珠に。 　今日も、ただ昼食を食べたいだけだったのに、気がつけばおかずが消え､足元にトマトが転がり、そして冷蔵庫…

主題がごっちゃですが、多分他者の関係み無暗に首を突っ込むなよって話です。 ブロマンスというかなんというか。むにゃむにゃがむにゃしたりしないので、未成年でも平気ですが、苦手そうなら…

冷蔵庫の残り物で作っていたスープが、予想外にいい出来だった。 そこへ現れた一人の男。 漂うスープの香りに引き付けられてやってきたという男は、それを食べさせてくれと懇願する。

とりあえず100文字書いてみようと書いてみたお話です。4コマ漫画みたいな感じです。

2月3日の節分。観測史上最強の寒波が襲来して東京では最高気温１℃　アパートの中は冷蔵庫みたいに寒くて、その中で俺はバイト先のコンビニで買い取った恵方巻を無言で食っていた。

幼少の頃、私の居場所は冷蔵庫と壁との隙間約60cmの空間だけだった…。 ※この作品は「小説家になろう」様にも掲載しています。

私、ただいま二十代、おひとり様ぐらし満喫中の女です。家に帰ったらTシャツとパンツ一枚で発泡酒飲んでぷっはーとかやってます。私のお家最高。なのに、ハロウィンの本日、昨日のカレーを楽…

冷蔵庫を開けたらちくわが光り輝いとっただに！ ちくわの中にはどちっちゃい女の子がおって、さらに次郎柿からは男の子が出てきたじゃんね。 ……どうなっとるだん？

切れやすい男。言うことを聞かない傘を切れて、バラバラにしてしまった。でも、彼が切れやすいのは傘に対してだけじゃなかった。 …… さて、冷蔵庫の中身は何でしょう？

部活で書いた三題噺。お題は「チョコレートケーキ、チーズケーキ、冷蔵庫」でした。部活の規格の一部だったので、高校時代よりはまだお題が優しくなりました……よかったよかった（なにがだ）…