「ほんの」を含む小説

上京して初めての夏休み、初めての帰郷。幼馴染は昔より大人びた姿で、俺を出迎えてくれた。だけど、ほんの少しの違和感があってーー。 幼馴染のふたりが織りなす、夕陽が沈むまでの恋物語。

日常でこわいなって思うとき、みんなありますよね。 そのほんの一部を書き出してみました。

王道ファンタジー『ドラグ・ロガーは嘘を斬るー不器用木こりとひきこもり姫に世界は救えるかー』の短編集です。 本編をご存知ない方も楽しめるお話となっておりますが、多少のネタバレ（重…

こんばんは。 枕崎　純之助です。 この『カクヨム』で小説の投稿をしております。 この『Pillow Talk』では僕の過去の思い出話や今思っていることなどをチョコチョコ書き連ね…

僕の家族は、ちょっと変わっている。母ちゃんは、いない。ほんの何年か前に、家を出ていった。足の悪いお婆さんと公務員の親父。ダウン症の兄と昔は、すごーく厳しかったけど、認知症になった…

「……もしかして字が読めるの？」 六歳のある日、ウィルは多くを失っていた。保護してくれた心優しい青年の家には、もう一人の子供が。初めて顔を合わせた瞬間からどこか訝る目を向ける少女…

『正』の字……Ｓ県立動物愛護センターの職員青江優悟は、主要な業務の一つ、収容されている犬猫の殺処分を今日も終える。これまで何度繰り返してきただろうかとふと考えるが、もう思い出せな…

別宅と呼んでいた友達の家で、夜通し遊んでいた際の、ほんの一コマ。

ある所に、両親を亡くしても懸命に生き続けた、それはそれは可愛らしい少年がいました。 その少年はある日、不思議な建物と出会い、残酷な運命を手に入れました。 少年は「平和とかけ離…

俺と先輩。 二人だけの野球部に最後の夏が迫る。 憧れたあの聖地にたどり着けるのは、ほんの一握りの人間だけ。 そこに向かってひたむきに白球を追いかけても、この手はきっと届かない。…

ここではない何処かにて、お寄せ頂いた題材を元に綴った物語の行き着く先。 更新も何もかもが不定期の遊び場です。 お題と字数を指定して頂ければ、綴られるかもしれません。 Co…

　剣を極め、魔法を極め……この世界の全てを手中に収めた賢者は、独り静かに絶望した。この世界は、『無限に分岐する次元の、ほんの一つに過ぎない』のだと……。 　気付いた時には、すでに…

　火葬場にて、ほんの束の間に紡がれる物語—— 　公式自主企画参加作品です。

　全十二話。 　水と緑が豊かなナイトクォリー市には、とあるレストランがある。 人気も高く、食事時はいつでも賑わいが絶えない人気店だが、禁呪使い、不老の呪い、最強の傭兵の妻、いつ…

辺境伯の孫娘エルーナは、母フィアナに何か隠し事があるらしいと考えていた。そこで家族が外出している間、こっそりフィアナの部屋に入り、本棚の日記を読みあさってしまう。 父ナリクに厳し…

今年が最後のコンクールの葵。しかしソロの座を後輩奈々に取られてしまう。分かっていた結果だったが複雑な気持ちを抱える葵に不思議なことが起こって！？ 青春とほんの少しファンタジーです。

ここではない遠い世界、とある星のとある国でのこと。生命の時間と美を司る女神、ビュラスに寵愛され生まれてきた世にも美しい少女がおりました。 高貴な身分と人類でも最高峰と言える武術の…

　うさぎをこよなく愛する男枝野世那は、仕事中倒木からウサギを庇い死んでしまった。……と思いきや、まさかの異世界転生。しかも人間ではなくまさかの枝に！？ 　子供に捕まって無理やりス…