「#中華」を含む小説

大黄帝国の公主・桃英は、小国翠山の王太子に降嫁した。 翠山は一夫一婦制の国。桃英は王后となる前提で嫁いだのだが、王太子・星狼はなんと後宮を構えていた！ 契約違反を問い詰めると…

春秋学院大学の４年生である瀬崎宵は、“武経七書ゼミ”という兵法研究のゼミに所属する女子大生。現在就活真っ只中。 自他共に認める“兵法オタク”で、兵法に関する知識は右に出る者はい…

裕福な商人の息子である秀は13歳。のんきで気のいい少年だ。彼の元に一羽の鳥がやってくる。青く小さなその鳥は人間の言葉をしゃべり、しかも人間の少年の姿になるのだった！ 鳥は、過去に…

博多駅から少し離れた住吉通りの路地裏に佇む「中華料理ジャン」は、家族三人で営む小さな中華料理店です。店主の三田村明は中華料理歴30年以上のベテラン料理人で、その腕前は多くの人々を…

「君の瞳が気に入ってしまった。繰り抜いて瓶にでも入れるとしようか」 　蛇蝎と忌み嫌われる皇帝、竜藍に見初められて後宮に入ることになった芙蓉。ただし竜藍が気に入ったのは芙蓉の美貌で…

紀元前210年、秦の始皇帝が崩御した。 北方で長城を建設していた扶蘇（ふそ）皇子が受け取ったのは、自害せよという始皇帝からの勅命だった。 扶蘇は始皇帝の長子で、次期皇帝を目され…

皇后が毒殺されたーーー。 諜報員の＜葵＞は、事件の唯一の手掛かりであった花街一の妓楼・蝶天閣に潜入することを命じられる。そこで起こる数々の事件。紐解いていくうちに明らかになってい…

　　主人公ヴェーバーは前世で家族の使用人に裏切られ、家族全員が殺されました。その記憶を持って異世界に転生した彼は、自分に好意を寄せる幼なじみに出会い、過去を忘れてこの世界で生きる…

　ある大陸に、対立する２つの巨大国家があった。 　「東の帝国」こと雷(ライ)帝国。 　「西の王国」ことグランディネ王国。 　互いを敵国として警戒するそれぞれの国には、2人の悪…

珂泉国には怪奇事件を専門に調査する〈度生司〉と呼ばれる官署がある。そこは禁術を犯した罪人の方士たちで構成される特殊な組織だった。 治病を騙った詐欺師の安玖は〈度生司〉に新たに配…

２０XX年、中露が新冷戦に敗北、ユーラシア大陸で民主化や内戦が始まる その後、ロシア東部と中国北部の軍閥が手を組む。 モンゴル系ロシア人である、ロシア軍の将バータル・シドゥル…

ほんのひとときの交錯。 思い出すのは、土砂降りの雨と美味しい香り。 「きゅうりと卵の餃子」「手羽先のコーラ煮」 近況ノートに画像を載せました。 https://kakuyomu…

【あらすじ】 煌神国（こうじんこく）の貧しい少年・慧臣（えじん）は借金返済のために女と間違えられて売られてしまう。 宦官にされそうになっていたところを、女と見間違うほど美しい少年…

太平洋のどこかにある「万花鏡」という島で、ある理由で旅に出た諒は、奇妙な村にたどり着きました。 彼の前に現れたのは、話すことができる古い玉佩ですが、実際には無能なおじさんです。…

失踪した天遠はなぜ今になって都に帰ってきたのか。 「青い鳥の夢を見た」と天遠は言う。無題だ、と私は思った。 科挙で出会った二人の十年ぶりの再会。中華風死別ブロマンス。 ※自主企…

◇第9回カクヨムWeb小説コンテスト　特別賞受賞作◇ 玲瓏（れいろう）殿で退屈な毎日を過ごしていた下級門兵・梓春（ししゅん）は、目覚めると後宮の妃・綵妃（さいひ）と入れ替わって…

遣唐使として重職を担っていた吉備真備も今は老い、政敵藤原仲麻呂によって筑前国に左遷されていた。しかし仲麻呂は更なる一手として、老いた真備を殺すべく、二度目の遣唐使として唐に派遣す…

規則で雁字搦めの後宮で、全てを無視し自由奔放に生きようとした悪女がいた――。 第一皇太子妃・蘭華（らんか）は後宮の規律を破った罰として追放され、死罪を宣告されてしまう。 だけど…

25× × 年。 滅んだ旧人類。 新たに生まれた新人類は<九龍>と呼ばれる歪な世界で暮らしていた。 秩序などとうに失われた九龍は、個性的な人間が目白押し！ 物書きに金貸し、科学…

人類は厄災によって荒れ果てたこの世界を共に生きる為、摩天楼と呼ばれる大都市を建築した。やがてその場所が世界の中心となり、再び人類は栄えた。