概要
こんな日は決まって中華が食べたくなるんだ
ほんのひとときの交錯。
思い出すのは、土砂降りの雨と美味しい香り。
「きゅうりと卵の餃子」「手羽先のコーラ煮」
近況ノートに画像を載せました。
https://kakuyomu.jp/users/-75mtk/news/16818093080317839558
フィクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。
思い出すのは、土砂降りの雨と美味しい香り。
「きゅうりと卵の餃子」「手羽先のコーラ煮」
近況ノートに画像を載せました。
https://kakuyomu.jp/users/-75mtk/news/16818093080317839558
フィクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!人間本来の優しさと繋がりを思い出す
意味さえ合っていれば、漢字を並べただけで中国語っぽくなる、という発想に感心しました。
本当にカタコトの日本語に聞こえる、文字ならではのアイデア。本当に留学生と話しているような臨場感がありました。
話の内容も、現代の人々が忘れてしまっているような"人間本来の優しさ"が描かれていて、心が温かくなります。
昔、一人旅で北欧に行った時に、駅で金髪のカップルに話しかけられて「1日乗り放題の乗車券を買ったけどもう使わないからあげるよ」的なことを言われたことを思い出しました。
写真も撮っていないのに今でもはっきり顔を思い出せるくらい、嬉しかったです。
親切1つ、思い出1つで人は一生覚えているものだと…続きを読む - ★★★ Excellent!!!雨と料理が繋ぐ暖かな記憶
傘を忘れたことをきっかけに異国から来た隣人との交流が始まるお話。梅雨の雨の中、若者2人のしっとりとした友情が心地よい温度感で書かれています。
―― ☂ ―― (これがかわいい)
異国の友人、劉さんの会話の表現が抜群に良かったです。主人公が話しかけられている感覚を文字でそのまま表現してかつ楽しく読めました。グットアイデアです。
最もセンスを感じた部分はラストです。誰しも筆を持つとなんだか安直な感動を描いてしまいがちです。この話は梅雨が終わるようなさらっとしたラストには大きな価値がある。ほんの少しの間に一緒に食事をして暖かい交流を持った記憶だけでも人生を支えうるのだと教えてくれます。
側…続きを読む