概要
カクヨムコン9 特別賞受賞！ 入れ替わり妃（元♂）が後宮の裏を暴く！
◇第9回カクヨムWeb小説コンテスト 特別賞受賞作◇
玲瓏（れいろう）殿で退屈な毎日を過ごしていた下級門兵・梓春（ししゅん）は、目覚めると後宮の妃・綵妃（さいひ）と入れ替わっていた。
元の身体に戻る手掛かりは掴めず、そのまま後宮に身を置く羽目に……！
遡ること二日前。
二十歳、衛府に勤めて約五年の青年・梓春は、後宮の綵妃が何者かに毒を盛られて昏睡状態であることを知る。
同日、梓春は宿舎への帰路で黒装束の刺客に襲われ、殺されてしまう。
そして、次に目覚めた時には目の前には見慣れない煌びやかな天蓋があり、姿見には綵妃の姿が映っていた。
「なんで、俺が綵妃に……！？」
そう、其処は後宮にある綵月宮（さいげつぐう）であり、梓春の容姿は綵妃に替わってしまっていた！
慣れない後宮で綵妃のふり
玲瓏（れいろう）殿で退屈な毎日を過ごしていた下級門兵・梓春（ししゅん）は、目覚めると後宮の妃・綵妃（さいひ）と入れ替わっていた。
元の身体に戻る手掛かりは掴めず、そのまま後宮に身を置く羽目に……！
遡ること二日前。
二十歳、衛府に勤めて約五年の青年・梓春は、後宮の綵妃が何者かに毒を盛られて昏睡状態であることを知る。
同日、梓春は宿舎への帰路で黒装束の刺客に襲われ、殺されてしまう。
そして、次に目覚めた時には目の前には見慣れない煌びやかな天蓋があり、姿見には綵妃の姿が映っていた。
「なんで、俺が綵妃に……！？」
そう、其処は後宮にある綵月宮（さいげつぐう）であり、梓春の容姿は綵妃に替わってしまっていた！
慣れない後宮で綵妃のふり
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「嘘だろう⁉︎」妃（中身は男）と型破りな皇帝が挑む、中華ミステリー！
下級門兵の梓春（ししゅん）は、目覚めると後宮の妃、綵妃（さいひ）と体が入れ替わってしまいます。
実はこの二人、何者かに命を狙われていたのです。結局、梓春（ししゅん）は死に、綵妃（さいひ）は命をとりとめます（中身は梓春）。
物語は、梓春はなぜ狙われたのか、綵妃はなぜ毒を盛られたのかなど謎解きが展開し、興味が尽きません。
また、若く見目麗しい皇帝、珱煌（おうこう）の奔放な振る舞いも、物語をより一層、魅力的なものにしてくれています。
素敵な物語をありがとうございます。
（メモ、長編41、連載中、23話迄読了） - ★★★ Excellent!!!設定と世界観の
配置がとても機能しており、多角的な問題を最初に置きながらも読み手側が混乱しない見事な導入でした！
あらすじにもある通りこの物語は最初に大きな謎を置きながら、それに向かう物語です。
プロローグとそれに連なる流れの配置は読み手への配慮を考えているのか、起きた結果から状況を遡ることでこの物語の世界観に触れながら何を目的とする物語なのかを丁寧に読み手に伝えてくれました！
ここまでを見ると展開的には常時ピリピリムードの雰囲気が漂いそうではあるのですが、語り手が本題の合間に挟む一言や描写で自然と肩の力を抜いてくれるという読み手に優しい進行となっていました！
まだ、始まったばかりで20話に届いていない…続きを読む