「見えないよ」を含む小説

四大陸間が引き起こした世界戦争と、 その後の大災害によって 文明が再び”火の時代”となった未来… ​ 荒野と化し、動植物がほぼ死に絶え 先の見えない濃霧に包まれた大地で 光を目指…

私は　普通だと思っていた。 だけど　普通じゃなかった。 そして　普通という言葉も存在しないんだと気づいた。 でも　あの時の私は　洗脳と言う鎖に縛られ　見えていなかった。 私の家族…

主人公アマリリス・デル・フィーナこと『鈍感令嬢』は、王位継承権を持っていたが、ある日幽閉を命令される。 幽閉先は呪われたドラセナ城。 その地下に住むという魔王に求婚されるものの、…

最恐(さいきょう)は同じ呼び方でも恐れられる側ではなく恐がる側である。 恐がりな大学生8年目の25歳紗々は現代の7月7日、 台風のような嵐と共にお風呂から霊力を使って仙術が使える…

　これは、甘いけど甘いだけじゃない、俺とあの子との長い物語―――― 『やっぱり、日本の高校生って、わたしみたいな性格は苦手なのかな？』 『自分の考えや思いをちゃんと口にする、そ…

【☆☆☆完結しました！☆☆☆】 俺はゴミだった。 すべての人類が魔法に目覚めて最強を競い合う時代に、なんの目的もなく漠然と生きている最弱最低のゴミだ。 なにをやっても中途半端、…

とある男性の最後の瞬間に立ち会った主人公は自分にもそのときが近いことを感じた

霞 蓮花（カスミ レンカ）は二十四歳。背中の半ばまであるストレートのロングヘアは、今どき珍しい黒髪。色白で細身の体、やや高めの身長、バストは密かにEカップ。 そんな彼女は、派遣O…

　侯爵令嬢のソフィアは、「見た目を地味に目立たなくする」カチューシャ型の魔道具を身に着けている。これを外してしまうと美少女であることが知られてしまい、いろいろ危険があるのだと父か…

絶賛不登校中だった梛木瑛斗(ナギエイト)がお風呂に入ろうとメガネを外すとそこは広大な大地が広がっていた。 見覚えのある景色。 だけどその記憶は現実ではない。 ゲームやアニメで何…

　短編二本立て。 『でっど（オア）あらいぶ』 　… 　癌で倒れた父親にできることはもうなかった……心電図が死を察した。 「ご臨終です……？」 　死んだと思えば息を吹き返し、かと…

育児、家事、介護、当たり前だけど生きにくさを感じていた 先が見えない現実、そんな中、特別な出会いだった

ある日、勤め先で上司に呼び出された主人公。仕事も順調に進んでおり、心当たりがなく不審に思う。得意先からクレームが入っており、内容は「奥行き」が気に入らないという。奥行きとは一体何…

　かつて人類史上最高のＩＱ３００ともされながら目立った功績を残せず世を去ったウィリアム・ジェイムズ・サイディズ。彼は、何かをやり遂げるべくクローンに夢を託していた。 　その四代目…

私を大切に育ててくれた父 わがままばかりだった私 いつか気づく思い出の話

わたしは葦原果乃（よしはら・かの）、高校生、魔女。人には見えないものが見えてしまう。 星見夜織葉（つきなし・おりば）、同級生、幼馴染。そして吸血鬼で貧血気味。織葉の具合が悪いとき…

（SF作品）ちょっとだけ、スマホをいじるだけのつもりだったのに、ついついはまってしまった。 そしたら、未来が見えるようになってしまったんだ。 未来を知る力を得た少年が世界を変え…

　旧文明の遺産「魔鋼器」が発掘される、近世ヨーロッパに似た世界。 　人々は魔鋼器によって街灯、空飛ぶ飛行船、鉄の巨人「鉄騎兵」など文明的な生活を享受していた。だが原因不明の寒冷化…

【１２月２０日　富士見ファンタジア文庫様より書籍化！　※書籍版は大幅に改稿しているため、ネット版の本作とはかなり内容が異なります】 「ナインくん……。結局、誰もパーティーを組ん…

長年目が見えなかった私は、その治療のため、しばらく入院することとなる。そこで出会った、名前も顔も知らない君の口から溢れた美しい景色に、私は一瞬で心を奪われてしまった。