王道中の王道のラブコメです。
一言で言い表すならば作品の完成度が高いです。無理の無い設定や物語の展開は程よいリアリティを感じさせてくれるので共感しやすく、物語に没頭できます。
また、一話一話の話の運び、登場人物達の心情が丁寧に描写されている点がより強くこの作品に引き込まれる要素になっていると思います。
そして、この作品内で表現されている異文化の接触によって生じる軋轢や不和は決して他人事ではなく、学生や社会人が日常を過ごしていく上で抱いた違和感や疑問にも何かしらの共感を得られるのではないかと思います。