「殺さない」を含む小説

聖女として異世界召喚された主人公。 彼女の役目は、魔王を倒す勇者に同行しパーティメンバーを癒やすこと。 このため、どんな病や怪我も治せる万能な治癒魔法『ヒール』を使えるのだが………

“ある”恐怖を抱いた、月苗美佐緖は従兄弟の清司郎から紹介された、青田というおかしな男に相談を持ちかける。 そして青田の要望で一年あまりの出来事を振り返る美佐緖。 美佐緖個人の回…

不真面目に生きたかった男の話。 第五回こむら川朗読小説大賞参加作です。 お題：「男性の一人称」 関西弁エアプなので気になる箇所がありましたらご指摘ください。

勇者のレベル上げのために殺されたスライムは、転生して魔法少女になった。 魔法少女となった元スライムは、表家業として魔法少女をする一方、その裏では人間を虐殺して来たるべき勇者殺害の…

「好きな人の望む通りにしてあげること、好きな人の間違いを正してあげること。どちらが好きな人のためになるかどうか、近頃僕はそのことばかり考えているんだ」 大学の卒論提出のために、…

目覚めるとそこは棺の中。 異世界転生するならもっと恵まれた状況が良かった。 聖女と睦み合う王子に婚約破棄され、 処刑された翌日に土葬の最中に蘇った悪役令嬢。 平穏無事な生活のため…

20XX年。 これまで人類が恩恵を受けてきた機械が突如として暴走した。 すべての機械が人間を見つけたら攻撃を仕掛けてくるようになった。 コンピューターはもちろんのこと、半導…

残酷と優しさ。正義と悪。愛と憎。 全てのものは鏡合わせ。 小さな、優しい願いが大災厄への道を開く。 「よろしくな！フェル」 (こいつ、本当に気に入らない) 凸凹コンビが魔獣…

幽霊が出る、入ったら二度と出て来たものは居ない、などの噂が流れる古びた洋館。 そこを支配するのは１本の狂気の殺人包丁であった。 彼女は数多の血をすすり、さらに血肉を求めた。 し…

国教を信仰しなかったという理由で家族が殺された。命からがら逃げ延びたレストは神を自称する者に出会う。 神は言った。 国教の女神は神界中から嫌われ、既に捕らえられた。だが未だに…

　そいつは人生を楽しんでいた。いや人生を楽しむことしかできなかったのだ。 　そいつは悲しみを、喜びを、恐怖を、全て喜びで表現した。 　喜びに満ち満ちた人生の中、そいつは他者の人生…

俺は魔王を倒す勇者パーティで剣士をしていた。 だがその旅の途中、味方を庇って魔王の幹部に殺されてしまった……はずだった。 「どうして帰ってきたんだよ！？」 「え？　なんとなく？」…

俺が、世界が変わってしまったのは、きっと少し前のお話。 でも、物語と呼べるようなことが起きたのはきっとあの日から。 それは、梅雨の季節に入ったある日のこと。 こことは全く関係の…

注意！！　想像しないように。 青年は惨めだった。 青年は屈辱を味わった。 青年は悔しかった。 青年は憤った。 だから、黒ゴマの青年は決意した。逃げることを。理不尽に殺される存…

人の道に迷った者の前に、煉獄の番人は現れる。 カクヨム甲子園2022創作合宿「道」参加作品 執筆時期：高3 夏

主人公・梨々が暮らす町は、超がつくほどの田舎で、行き止まりの道も多くあった。その中である道だけは、『奥まで行くと人殺しに殺される』という噂があった。 梨々は両親からの虐待から逃れ…

呆然と僕を見つめる『天斗（そらと）』。 胸を貫いた、冷たいものの感触。 それが最期におぼえていたもの。 そして、突然思い出した記憶だった。 古代中国に似た異世界。 真冬の池に突…

深夜に銃声が聞こえた、殺されたのは仲間の一人だった

主人公の女性は、佐渡島を旅行した際に、ある石碑を侮った。 それがために見上げ入道という妖怪につけ狙われ、一緒に旅をしていた彼氏を叩き殺されてしまう。 その妖怪は、日にちをかけてじ…

　公爵家の次男ボブバージルは、婚約者クラリッサが大好きだ。クラリッサの伯爵邸にも遊びに行き、クラリッサの家族とも仲がいい。 　そんな時、クラリッサの母親が儚くなる。 　喪が開…