「幼なじみ幼なじみ 短編」を含む小説

社会人になって四年。誰と仲違いしたわけでもないのに、遊ぶ友達は減り、機会もなくなっていった。 疲れを取るためだけに少ない休日をつかう度、心がだんだん色褪せ、枯れていくような気が…

ぼくはいま、ギロチンにかけられようとしていた。ぼくの好きな、ぼくの幼なじみの、ぼくの殺した独裁者の娘の手によって。そしてギロチンの刃の下で、ぼくは彼女に恋を打ち明けた。

チョコレートは想いだ。 応えられない想いは、たやすく受け取ってはいけない。 ……たとえそれが、優しさだとしても。 二月十四日。 早都子は好きな人にチョコを渡して告白しようとする…

幼い頃の約束を守る為、そして幼馴染に会う為、8年振りに地元に帰ってきた春哉。やっと再会できた春哉と楓夏。 だが、再会した楓夏は春哉のことを覚えていなかった。果たして、その約束は守…

　私は俗に言う、『時を駆ける少女』である。 　それゆえに、これまで数えきれないほどの世界を滅ぼしてきた、罪人でもあった。 　この現実世界にはけしてＳＦ小説みたいに過去や未来の世…

　中学生となってから変わってしまったコミュニティに馴染めないまま三年生となってしまった賀藤佳志《がとうけいじ》は、新しい友達ができるのを半ば諦めていた。 　だが、席決めで隣の席に…

幼い少女と少年はある約束を交わした。それを幼い2人が理解していたかは定かでない。 約束の証として互いにある物を付けた。 そして、あることをきっかけにぱったりと…

三度の飯より、甘いお菓子やスイーツが大好きな女の子・美夕ちゃんと、その幼なじみの男の子のお話。 一見優しげに見える彼は意外としたたかで、そしてなにより――彼女に甘い。 読み切り…

地味でも陰気臭くても、ぼくは黒髪と眼鏡をやめない。 その理由はちゃんとある。 お隣さんで幼なじみのお姉さんと、黒髪眼鏡の高校生男子のお話。 自主企画「黒髪眼鏡男子」参加作品で…

水の中の病院。 負傷した若い兵士は、看護師になった幼馴染と再会する。 （覆面作家企画7参加作品 お題は「光」）

古びた団地で暮らす水音と、隣の部屋に住んでいる睦生。それから学校に来なくなった史。小学生の頃、一番仲がよかった三人は、中学生になった頃からバラバラになる。それぞれ生きづらさを感じ…

恋だの愛だのには興味が無い！ 昔から事ある毎にそう言ってきたハナ。そんな彼女だけど、実は幼なじみのユメの事がずっと好きだった。 小学校の時も、中学時代も、ユメとはずっと友達だった…

不登校の中学三年生、大石光輝の住む街には不思議な場所がある。そこは一年中桜が咲き誇る所で......。 踏み出したい一歩がある少年少女ちょっぴり不思議な日常の連作短編集。

コラボ短編集「六月の狼は湯煙に謡う」に掲載予定だった短編ですが、ちょいと気分転換にUPしときます。 構想から完成まで2時間弱の超大作！ どうかほっこりしてくださいな♪♪

めっちゃくちゃ短い短編です。

自主企画、同題異話「春はまだ青いか」に参加するため、書き下ろしました。 年の離れた幼なじみが再会。主人公は五つも下の、大学卒業したての女のコから告白を受けますが……。 「春は…

短編。十代の女の子の、わりと独りよがりな一人称小説。 恋愛のような、憧れのような、独善のような、自家撞着のような。 なんともいえない微妙ななにか。 短いのでさくっと読めます。

1日遅れですが、バレンタインデーのお話です。

少年と少女と、青春か不可思議かエブリデイマジック。そんなものをつめこんだ短編集。 ◇咲かないさくらを育てて、十年。晩春、その子を身籠もった。 　　　――『私のまぶたに背信を咲か…

彼と彼女と、おしることクリスマスのお話。