「そしてどこへ？」を含む小説

47歳の西崎泰雅は総合コンサルティング会社を経営している。一番の外注先の窓口担当が替わり、宝塚の男役のような美人担当者になった。その顔を見るなり、どこかで会った顔だと思うが思い出…

日常から地続きの異界へ。一話完結ですので、どこからでもお読みください。 ※2023/2/4 第1話「冬ごもり」改稿。別にある、もう1つの「冬ごもり」と同じ内容にしました。

３８歳フリーライターの真奈絵。 遅ればせながら婚活に乗り出すも、一筋縄にいくはずもなく。 会っても会っても空振り続き。 どうしてかみ合わないことばかり起きるのか？ 気づけば男…

【長編ＳＦ小説　ＳＧ４シリーズ第２弾】　詳細設定にこだわった本格ＳＦ小説。 （この第2弾からだけでもお読みいただけます） 宇宙ステーションでのデブリ回収から始まった謎は、やがて火…

とある希少な疾患を持つ『先輩』と、その後輩は、いつでもどこでも行動を共にしている。そんな二人はある秘密を共有していた。 これは特異な関係性の二人組を中心とした、高校生の人間関係…

もうすぐ中学生になる五人の子供たち。 お化け屋敷に向かったけれど、 雑木林に入り込み、不思議なテーマパークにたどり着きます。 果たしてそこは、何なのか？

不変な普遍？普遍な不変？

とある草原に住む遊牧民の少年「七宝族の誉（ほまれ）」は羊の世話が終わった夜、弟とふたり月を眺めていた。 そこに小さな小さな機械の鳥が白い夜明けを運んできた時、彼の世界は崩壊する。…

県立高校に入学した風岡悠は、寡黙で聡明で心優しい影浦に出会う。しかし影浦には中学校時代に出席停止に処された過去があった。怪訝に思いながらも、影浦と親密になるうちに、その秘密を目撃…

グラナダ・シャーロック・ホームズの大ファンがお送りするお話です😆✨　みんなに広がってホームズの輪💖(赤い輪じゃないです) ■表紙絵➡　@sakutotana 様 https:/…

ライリー・カリベールは倹約令嬢とか、しみったれ令嬢言われている。 彼女には前世の日本で生きていた記憶があって、父の借金を返済し、毎日くたくたになるまで働いていた。 生まれ変わった…

【名は体を表す】と言う。 “そいつ”は一つという建前である。 一人に一つの正体なのだ――という事になっている。 だが、その実は違う。 その身は一つだが、その顔は時による。 詰…

榊慎太郎、男、独身、３７歳。そんな彼の趣味は古き良き時代のＲＰＧ制作ゲームソフトを収集し、削除されないまま中古市場に流された他人が作ったゲーム――通称ヒトツクをプレイして批評する…

中学3年生のバレンタインデー、小室春樹は幼馴染の三日月玲奈からバレンタインチョコをもらえると思い浮かれていた。 だが春樹の思惑はどこ吹く風、玲奈は春樹にチョコレートを渡さずにこの…

ちいさくて可愛いけれど強くて、学力つよつよな藤崎さん。 周囲がハッと振り返る程の美人だけど、学力はよわよわな宮前先輩。 出会ったふたりは惹かれあうけれど、どこか嚙み合っていなく…

東北の地にて、大学生の甥と片付けのできない叔父が、色んなものに遭遇する話。 どこからでも読める、一話完結が基本の淡々とした怪談話です。 ＊Pixivにも同時掲載しています。 ＊…

山本麻里子は大股で歩いていた。怒りのオーラを感じた通行人は無意識に道をあけ、邪魔のはいらない道をどかどかと進んで行った。 お怒りモードであっても麻里奈の美貌に陰りはない。彼女は…

「チェストォォォォォォォ！！！！（グーパン）」 数々の困難と悲劇を乗り越えて「ダンジョン」と「魔法」、それと「異世界」がごく身近になった現代日本。 新たな経済によって空前絶後…

俺、桐生拓は、幼なじみの佐倉玲奈に頭が上がらない。なぜなら、彼女は俺のすべてを知っているからだ。 子供の頃から一緒にいたせいで、アイツは俺の恥ずかしい過去や癖、失敗談まで、全部…

フレスコ画家の光と付き合って一年目の日、何が何でも休んでくれと言われた奈帆は、朝一番に「互いのことをもっと知ろう」と言われる。 気まぐれな芸術家の言葉に肩をすくめて頷く奈帆は、自…