概要
浮気者と寝盗り女。静電気。脅かすやつ。隠し事。怒りは原動力
山本麻里子は大股で歩いていた。怒りのオーラを感じた通行人は無意識に道をあけ、邪魔のはいらない道をどかどかと進んで行った。
お怒りモードであっても麻里奈の美貌に陰りはない。彼女はポケットに入れてある、小箱の感触を確かめる。
それは婚約指輪のはいった箱。今日婚約破棄の話し合いの席で、身の程知らずのやつに、ぶつけ・・・いや、突き返してやるのだ。
と向こうからやって来る二人連れに気づいた。
寝盗り女のカレンを腕にくっつけたやつだ。と麻里奈の足元が白く光った。まわりの景色がぐにゃりと歪んだ。
やつがカレンを振り切って走って来た。
麻里奈はポケットから箱を出すと、やつの顔目掛けて投げつけた・・・・ところでまわりの輪郭がはっきりしたが・・・・そこはヨーロッパのどこかの礼拝堂のようで、コスプレーヤーの聖地だった。
お怒りモードであっても麻里奈の美貌に陰りはない。彼女はポケットに入れてある、小箱の感触を確かめる。
それは婚約指輪のはいった箱。今日婚約破棄の話し合いの席で、身の程知らずのやつに、ぶつけ・・・いや、突き返してやるのだ。
と向こうからやって来る二人連れに気づいた。
寝盗り女のカレンを腕にくっつけたやつだ。と麻里奈の足元が白く光った。まわりの景色がぐにゃりと歪んだ。
やつがカレンを振り切って走って来た。
麻里奈はポケットから箱を出すと、やつの顔目掛けて投げつけた・・・・ところでまわりの輪郭がはっきりしたが・・・・そこはヨーロッパのどこかの礼拝堂のようで、コスプレーヤーの聖地だった。
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