「島」を含む小説

　ミソノ・ハルキは、異端の能力を持つ者達が、殺し合う為に集められた島で、自分の力と記憶を無くしていた。 　思い出せるのは、戦いの参加者、全員を救いたいという願いだけ。 　記憶を失…

　定期的に、広く読んだ小説・評論について考えたことを書きます。 　創作論・評論を意識したことがない0の状態から、頑張ります。 　今のところは取り付く島もなく不安なので、ここを取り…

　雪と氷に閉ざされた「さいはての島」には、白い魔獣が棲んでいるのだという。 　人はおろか生き物も住まないその地に、一人の少女が迷い込んだ。 　容赦なく命を削る吹雪の中で、力尽き…

北米大陸にて、巨大火山が噴火し、結果として暗雲に包まれた世界。 日照とは夢であり、奇跡であった。 人々は、僅かに差し込む太陽の輝きを求め、争い合う。 大気に漂う粒子が、あらゆる…

ダイナ島で狩りをする先輩後輩に焦点を絞って話が進みます

　吸血鬼が血族の誇りを賭けて戦う戦争。その名も『血族戦争』。その戦争の勝者には願いが叶う権利が与えられ吸血鬼達は殺しあった。舞台は魔術と呪術。そして超能力と妖術が交差する人工島『…

大洋に浮かぶポータラカと呼ばれる島の住人は、生まれてから三十一年で例外なく息絶えてしまう。どんなに健康であっても、明朗であっても、三十一年ぴったりにこの世を去る。伝説によれば、そ…

昨日と同じ今日、今日よりちょっぴり良い明日。 ひと夏の思い出を求めに訪れた絶海の孤島。 孤独な魔女は島を彷徨い、絆を求め夜に啼く。

　2学期も終わろうとしている雪深い田舎町の高校に突然やってきた転校生は、異世界のお姫様だった。 　２つの世界をつないでしまった罪ほろぼしに、クラスの全員を異世界に転生させていい思…

サイボーグ化も重力波エンジンも常識となった世界。『人類史上最悪の罪人』と名を馳せる部隊があった。部隊を率いる英雄と個性的な隊員達、彼らが何のために戦い、何が為にこの結末を迎えたの…

　中学生のマコトは、夢の島から運ばれてくるゴミで出来た希望の島に住んでいる。 　夢の島は、希望の島の夢を支えるゴミの島なのだ。 　或る日、希望の島から、親の事業失敗から希望の島へ…

『ニュートラル』それは、有機物、無機物を問わず 感染し覚醒した者に異能の力を与え『ニュータント』とへと変化させる謎のウィルス。 ある者はヒーローに、又ある者はヴィランとしてあらゆ…

父を亡くし、母子家庭で育ったタケル。 「自分がいなければ母親を苦労させることはない」と小学生にして、家を出た。 あてもなくやってきた島であった女の子とは？

１９９４年の初夏。大学院生の橘川と立花は学術調査の名目で伊豆諸島の小島を訪れた。 日子島――領有されて八十年になるこの離島には、今も人が寄り付かない。 固有の生物相を持つこの島は…

年金暮らしで死にかけのバーサンがボケて芸能界入しようとしたことで、警察沙汰になった、そして俺の家も狙われた。俺はPTSDで生活保護を受けているが、その生活保護をする団体が、実は陰…

　突如発生した感染症により全世界はゾンビの蠢く魔界へと変貌してしまった。しかし人類は完全に滅亡したわけではない。例えば父島は災厄を逃れた数少ない地域の一つだ。しかし物資の搬入がな…

百五十年前。最果ての島に吹き荒れた宗教弾圧の嵐の凄惨さを物語るのは人間だけではない。 ある島で起きた事件を基にした短編です。

太古、パラディソスという島にムーという文明都市があった。 ムーの皇帝は、不思議な力を持つ石「スフェラ」を使って、絶滅したはずの翼竜や巨人を生きながらえさせていた。 ある日、海底…

それでも、ぼくらは生きて、暮らしている。皮肉にも、前文明の末期にはすでにほとんど捨て去られていた祖先の伝統的な暮らしと、一見よく似た生き方で――。 文明崩壊後の南の島を舞台に、素…

フィーア島の事件から半年。再びお嬢様セイラがやってきた！ 今回は空に浮かぶ図書館イーハーと、そのイーハーへ向かう港町ガベリアでそれぞれ殺人事件が起こる。 二ヶ所で起きた事件を、セ…