「くれ」を含む小説

いつも決まった三人で“作業通話”なるものをしていた。“ぷちとまと”さんが紹介してくれた砂漠にある定点カメラ。その画像には全ての動物が譲り合い水を飲む姿があった。 対して、ぼくら…

6月16日の父の日。 楽しく過ごしていた私は、いつでも側にいてくれていたカクヨムのピンチを知る。 そんな不安の中、カクヨムへの想いを再認識することになり、小説と向き合う覚悟を決め…

◆北の国から騎士の修行にやってきたアナスタシアは、夜会でエスコートしてくれたラドクリフが気になって仕方ない。自分を見るといつも困った顔をする。どうしてそんな顔をするのかしら。そろ…

病弱な少年のレン・フォン・ヴィッテンフェルトは ある日突然三日三晩寝込み程の高熱を出してしまう。 数日後に目を覚したレンだったが寝返りの際にベットから落ち頭を打った衝撃で前世の記…

　大学卒業を半年後に控えた時、「おかん」が背中や腰の痛みを訴えだした。女手ひとつで育ててくれた「おかん」の体には、長年の疲れが溜まっているのだろうと考えた「おれ」は、その体をマッ…

【不幸な境遇からのし上がる少女の物語】 ブリューソフ共和国で貧しい暮らしをしていた少女イリーナは、あるとき令嬢のフェルニナと出会う。 境遇の違いを乗り越えて友情を温める２人だった…

【おすすめレビュー、コメント、フォローを嫌じゃなければ是非してください！】 一人の男が勇者達の異世界転移に巻き込まれてしまう。記憶も無く自分が誰なのかも分からないままで無情に…

　氷河と言われた顔だけは良いイケメンに告白されるが自分勝手な男であった。そのため自分の意見を押し付けて上手くいかないとキレてしまう。 　そんな彼は主人公をいじめて助けを呼べるの…

※公募原稿に行き詰まった時用の息抜き短編です。更新も不定期になりますので、ご了承いただけますと幸いです。架空の国を舞台にしていますが、一応現代なので現代ファンタジーに設定していま…

天才魔術師エマ・ヴェロニカ。彼女は絶対攻略不可能と言われたダンジョンに仲間たちとともに挑むも失敗し、とても短い18年の生涯に幕を閉じようとしていた。 「私まだ、テオドールに気持…

【カクコン７特別賞受賞作。書籍２巻・コミック２巻発売中】 ※Web版と書籍版では内容が異なります。書籍の方が恋愛強めになっております。 伯爵家の長女であるアマリアは、妹に結婚間近…

何の伝手も、当ても、後もなく活動を始めた個人Vtuber〝礼嬢オリィ〟は擦り切れた精神を癒すため、そして何より満たされない承認欲求を満たすために〝ごきげんよう〟の挨拶と共に今日…

特撮好きの社会人、菅原　勇＜スガワラ　イサム＞はある日突然異世界へと召喚された。 そして彼を出迎えてくれたのは、角が生えたり尻尾が生えたりしている人達。 召喚されたのは、どうやら…

佐奈は同じクラスの山岸に好意を寄せていた。古典の授業で「昔の人は、夢に誰かが出てくるとその人が自分のことを思っている」ことを聞き、山岸も自分のことを思ってくれていたらなとぼんやり…

これは、昔々のお話。 祖母が語ってくれた寝物語のいくつかを、思い出せる限り書き記そう――。

あの日、小さな僕が出逢ったのは、小さな人。楽しいも怖いも全部教えてくれた。もっと遊ぼう！ もう一度君の声が聴けるなら、そう願った。君は幸せだったろうか。

（文学フリーマーケットに向けて、カクヨムで連載した作品を一つにまとめて加筆したものです。少し丁寧になったお話しを見てもらえれば） 昔好きだった人から、またバンドをやろうと誘われ…

　悪質な怪異を退治する一族の娘・明彩(めい)は、退魔の力がなく冷遇されて育った。一方、傲慢な弟は禁忌を荒らし、異界の王・涼牙(りょうが)を呼び起こしてしまう！　その場に明彩は置き…

騎士見習いの少年ブレイズはある時森の中で「魔物」という不思議な生物と出会い、自分に膨大な魔力があることを知る。その魔力を狙って来た者達から逃れるため、ブレイズは助けてくれた魔術師…

ある日、私は息子からあるものを受けとった。「父の日だから」と言葉少なに息子は言った。