「僕 君」を含む小説

ピアニストを目指す高校生の霧島律は、ピアノ以外の全てを棄て、ピアノだけに自らの全てを懸けてきた。友達と遊ぶ時間も削ってピアノの練習に打ち込む日々。特に恋愛ほどくだらないものはない…

私立林嵐高校の校長直々にオファーが来た瑞樹光陽はそこへ入学することに。しかし実際自分が通されたのは林嵐高校(裏)クラス、番クラスだった。そこに居るものはずっと運命の番を待ち望んで…

「僕は父親を食べたのかも知れない」 　寡黙な祖母と二人で暮らす男子高校生・小日向 蒼依。彼の唯一の願いは目立たず平穏無事に過ごす事だ。しかし蒼依は、九歳の頃に起こったある事件の記…

「君、将来、僕のこと殺すんだ。そう決まってるんだよ」 そう言われた側の少年と、言った側の少年のお話。

康介はとある小説サイトを友人に勧められて読み始めたが、その内容はどこか覚えのあるものばかり。 なぜ俺はこの話を知っているのだろう？

ある朝目覚めると、「僕」の名前が変わっていた。僕は本当の僕を求め街をさまよう。そして時のゆがみに巻き込まれていく。

ツイッターでは色々とトラブルに会うと聞く。僕は面白半分で、自分の名前を検索してみた。するとどうだろう、誰かが僕の名前を騙って呟いている。明記されている生年月日も僕と同じだ。何が目…

ある日の放課後、僕はバスで事故に遭った。 意識が戻った僕を待っていたのは、自称「僕の彼女」の女子高生。 彼女は僕の幼馴染で彼女だったと言うけれど、僕には彼女も幼馴染もいないし…

とある国のとある街、そこには気配がまるで幽霊のような、存在が希薄な少年がいた。 誰にも気付かれず、誰にも見られることはない。 日々の糧を探し求めてただ街中を歩く。 そんな中少年は…

自殺した恋人の実家おしかける系男性同性愛。 作：鈴木無花果 普段作っている三題噺から抜き出して少しリライトしています。

※ 10/16 最後(140字部分)と内容を寄せるために、数行だけ付け足しました。 『140字で紡ぐ幸の物語【愛しさ編】　第4話　マスタの機嫌』を元にした短編です。 僕と君が…

中等学校２年生の僕のクラスに転校してきた、転校生の彼女と。 夏までの短い時間の交流と、約束と。 世界は変わらないようで、変わっていたり。 3500字強ほどの、短い作品です。

言葉が不自由で、気持ちが不自由で。だったら黙るしかないじゃないかとふてくされる私の前に現れたのは、言葉のお化けーコトバケと名乗る胡散臭い少年でー。 「僕はコトバケ。君が殺した言葉…

「だから、あなたと月野明莉は、もうここで終わりなんです」 　高校二年生となった黒子倉斗（くろこ　くらと）は芸能プロダクション社長の叔父から、夏休みにバイトを手伝ってくれと頼まれる…

詩を書くのが趣味の僕は、後ろの席の女の子に「詩を書いたノートを見せてください」と求められた。その女の子は滅多に声を出さない子で、会話の応答は全て文面──？

君の笑顔が見たいから、僕はなんでもできるんだ、そう、彼は言ったのだった……。 モグラ研二が初めて描く本格恋愛小説3部作の第1弾。

ある日Skyの世界に迷い込んだ星の子、みはなが謎に包まれた青年、空音とともに旅をし、成長してゆく。