「純文芸」を含む小説

　2020年、新年最初の作品となります。元日に書き上げました。

両親の離婚、援助交際、飼い犬殺し犯殺し、色々あって愛ってやつがなんなのかを考える、弁当の上に前日の夜食のラーメンを吐いてしまった女子高生マナと、貰いゲロした女子高生さくちゃんと、…

死なないことは、生きていることですか？ 祖母の死をきっかけに「死んでみる」ことにしたぼく。死ぬ前に一週間分の手紙を残すことに決めて書き始める。すべての手紙を書き終えたぼくと、そ…

親友の通夜に出席した青木は、早すぎる死に呆然とし親友との日々を回想していく。通夜の開式が迫る時刻、夏だと言うのに黒いセーターを着た女性が会場へと入っていく。しかし彼女は、式の途中…

読んだ本を紹介していきます。 ※不定期更新により更新日が違う日も。

カナコは弱い人間だった。 ヤザキは大馬鹿者だ。 双方の視点から描く、停滞した恋愛小説。 ※別所にて同時掲載中

予備校での浪人生活に飽き飽きしていた主人公相田は、午後の講座を放棄して電車に乗り込んだ。電車は見覚えのない海のある駅にたどり着き……。水族館での小さなエピソードに相田は人生の無意…

睡眠障害に悩まされる井口がある日コンビニで見つけたのは、日本社会科学研究会の臨床実験の被験者募集の広告だった。臨床実験の被験者となった井口は様々なできごと、心の葛藤、命の危機に直…

《こちらの作品はショートショート集「彩るアルバム」にも収録されています》 誰にでもあるはじめて恋におちる瞬間、それは散る花びらのように儚く美しい。 淡いピンクのはつ恋色に染まる…

コミュ障の大学生が出たくもない文芸部の忘年会に出てしまって後悔する話です。コミュ障あるある詰め合わせ。全く救いがない。

独立した話を纏めた短編集です。 それぞれの日常をテーマに、その中で起こる、なんでもない、ちょっとした出来事を描いていきたいと思っています。

１年の内４月しか家にいない夫を待つ妻、京香の１週間。

その高校には、ふたつの文芸部があった。 ひとつはごくありきたりの、よくある“文芸部”。 だがしかし、もうひとつの“文学部”は――

大学のサークルで創ったものの、公開する場に恵まれなかったので載せました。 今後は新作の小説はもちろん、こういった既作を加筆・修正した作品も出す予定です。

　大学二年生の少年佐野彰は、地獄のような無言空間であった『学園祭実行委員長決定会議』に耐え切れず、自身が実行委員長となる。心配症の彼は慣れない仕事をそつなくこなすようにストレスか…

『才能のポーカーがあるとすれば、僕の手札は『豚』だった』 自分を愛せない主人公。しかし電車事故から自己犠牲の形で女性を救ったことを神に評価され、彼は残りの人生を歩むことを許され…

【web短編賞応募作品】

婚礼の前夜、清十郎は長年愛し合った恋人・静の夢を見る。 ※別サイトに投稿した作品「紅差し」を改稿・改題したものです。

この本面白いよ、勉強になるよ、とりあえず読んでよ、という本があれば感想欄に書いていただくとそのうち読みます・書評します。 ポチるか、借りるか、探すかは、まぁ、その時の私の懐次第で…

私、は理の通った異常者であります。 この作品はDISCORD文芸部の自主企画『夏の創作怪談2018』に参加しています。 他の参加作品もぜびお楽しみください。