「こうして終わって」を含む小説

今回は三話で終わってしまいましたが、エラさんがまた活躍してくれる お話を書きました。 彼女も、良いポジションでいてくれることを願って。

死期の近い老人、渡瀬は老人ホームでとある新聞小説と出会う。 読み終えるまでは死ねない、そう喜ぶ老人たち。 読み終えるまでは死ねない―じゃあ、読み終わったら？ 読むと死ぬ小説と出…

終わってしまった物語。少女を助けてくれるヒーローはいなかった。だから、教室から一人少女が消えた。でも、人生は小説のようにはいかない。バッドエンド、そこで終わり。にはならない。春が…

「悪い、あと頼む」――もうひとりの日直に仕事を任され、一人残った志方隆。 終わって廊下に出てみたら、何かちょっと空気が違う……？ 『「５分で読書」短編小説コンテスト』 ホラー部…

　卒業式の日。鈴木奏は、式が終わった後の教室で、夢見心地のような気分で思い出に耽っていた。 　するとそこに……。

夜の11時に読み終わったとある本についての2、3の言及。ーあの赤川次郎も知っていた。ーSFの本質。

私（凛）は２９歳の地元の新聞社で働き鬱を持っている女の子。YouTuberの誠（２８）と優（２８）のコンビのファンで、動画をよく見たりイベントに参加していると二人と繋がってしまい…

「へいへい生徒会長、書類は終わったかな？」 「ちゃんと終わってるし今渡してやるから無駄に煽るな馬鹿者が。いい加減来る度追い出すぞ？」 「追い出して困るのお前だからそこら辺よろ…

地上と宇宙(そら)の戦争が終わって久しく、未だに互いをいがみ合っていた近未来。 戦争で生まれた大量のスペースデブリによって、地球へ近付く事は出来なくなった。 地球を知らない男の話…

　世の中に潜む死への伏線。それは死亡フラグ！ 　『俺、この戦いが終わったら結婚するんだ。』・『俺に任せて先に行け！』・『魔王様、ここは私が。』………。 　放っておけば死は不可避。…

『地獄に堕ちろよ』 これこそ春宮響太郎が彼女であった、女王様気質な鷹瀬カンナに言われた別れの言葉である。その冷酷非道、一分の言い訳も許さないそれは響太郎の心にグサリと刺さった。 …

　突然だが今、僕の視界には幽霊が存在している。 　少し肌寒くなってきた夜更けの通学路に、唐突に現れた。 　生まれてこの方幽霊なんて存在を目の当たりにしたことはなかったけれど、宙に…

創作中の作品の、記録がわりのメモ書きや、設定集、番外編を書いたり、いろいろする予定です。本編(2000字小説)が書き終わったら「完結」し、twitterにURLを載せて完了します…

『Junk dog blues（旧題　薬中男と科学者ちゃんと）』という作品の番外編を集めた１．５部的なものです。たぶん『Junk dog blues』を先に呼んでいただいたほうが…

俺の名前は乾宗十郎、職業は私立探偵である。ある時、俺は一人の女子大生から依頼を受けた。 彼女は来年卒業を控え、教師になるべくある高校で教育実習に励んでいる。 実習も終わったある日…

　ふたつの種族が共存し、戦争をし、そして一方が姿を消した世界。旅の神官アロールは戦争が起きた理由を求めて孤独な旅をする。滅びゆく種族の生き残り、そしてかつての彼らを知る人々と出会…

中学三年生のコーイチは、毎日歩いて学校に登下校している。 部活も終わって帰宅する彼は、その日が塾に行く日だと気づいた。 時間はギリギリ。このままだと母親に怒られてしまう。 そう思…

天才ライトノベル作家、長谷部志摩(はせべ　しま)には悩みがあった。 それは『メインヒロインを一人しか書けない』ことだ。 え？メインヒロインが一人なのは普通じゃないかって？ 残念な…

　夏祭り。３日続くそのお祭りには多種多様な的屋や屋台がある。 　気合の入ったやんちゃ・元やんちゃと思われる方々が出店している中、可憐そうな女性一人で出店しているたこ焼き屋があった…