「夏のホラー」を含む小説

熱帯夜、一つの偶然の気付きから思い起こされる違和感、その正体とは……

メッセージが来た。 それは本当に突然のことだった。 これは僕、釘宮 蓮の物語。 最後の、終わりの、物語。

見てしまった。見てしまった。見てしまった。 イケナイ好奇心によって、迷い込んだそこは、廃墟であった。 このような体験は、後にも先にもこの一度きりである。 霊は出てきません。

夏祭りに行ったカップルの話です。一部残酷な表現があるのでご注意ください。とても短いです。

再会した中学の同級生・橋口は、バイク事故で左腕を骨折し、大好きなバンド活動も辞めていた。趣味のホラービデオのコレクションもすべて処分し、特技だった怖い話の語りも止めたという。どこ…

とある離島。とある会話。

「ぼくは夏実行委員会だから」と口にする、不思議な少年と出会った。 　彼が指をならせば、夏が来る。 　だけど、夏には怖い話もつきもので。

ラーチャー＆スミスバーニー探偵社に幽霊が出るアパートの大家から調査依頼が来る。１０３号室の住人となった所長と女性アシスタントは、住民を誘い降霊術を試みるが……。地の文を話す迷探偵…

　猛暑。 　いっそ殺人的でさえある陽射しが爛々と輝き、それが酷く鬱陶しい。 　何度も、何日も、変わらず、変化無く、ただただ繰り返される怠惰な俺の日常。 　其処に意味は無く、故に意…

テレビでやっていた有名なホラーストーリー。 自分ならこう書きます。こんなエンディングいかがでしょう？ ホラーの中にも、ちょっとせつない物語。 あなたは命を懸けて幽霊に会いたいと思…

　俺は「よしだかねよし」。漢字で「吉田兼好」と綴る自分の名前が結構煩わしい。 　京都の大学で３回生を迎えたが、鍋底の土地で過ごす夏は常軌を逸して暑い。 　図書館の空調は工事中、自…

大学時代の友人４人が集まった アラサ―の女子会 夏の暑さを吹き飛ばそうと始めたのは 当時よくやった百物語 思い出を語るように飛び交う怪談話 その日の女子会は 普段とは少し違った雰…

夢で戦う少女「夢喰少女」達の日常を書いたものです。キャラクターを知らなくても読める内容なので、もし良かったら読んでください。

家族との折り合いが悪く、あたしは一人暮らしを始めた。築三十年の木造2階建てのアパートだったけれど、住人の人はみんないい人たちばかり。楽しい一人暮らしが始まると思ってた……でも、あ…

真夏の夜に老若男女が集まって、怪談話を始める。とある男は雷の話。とある女は山の話。とある‥様々な怪談が夜の帳を怪しく漂う。 当作品は2015年の夏に小説家になろうで連夜投稿した…

きっかけは、肝試しだったのだ。小６の夏、透はクラスメイトに臆病者の弱虫とはやし立てられて、近所の幽霊屋敷に侵入した。ポケットには符丁を書いた証拠の紙、手には強力ビーム防水加工の懐…

ＤＪ端貫木の提供する深夜ラジオ『ミッドナイトランデブー』へようこそ！　今日もＳ放送局の第四スタジオから三〇分間、みなさんに耳寄りな情報をお届けします。今週は、夏の納涼企画として、…

三題噺番外編。お題噺です。これを友人からもらった時は本気でうん？！　ってなりました。

努力して入った大学生活に絶望していた法学部一回生の〈君島〉が、奇矯な工学部の大学院生〈越智道夫〉に出会い、日常が侵食されていくー"You are my favorite thin…