最後は切ないです。
京都の夏の逢魔が時。それだけで、ホラーとしての舞台は充分すぎるくらい整っています。謎の黒い犬。古都の日常。街の路地裏を舞台に、何かに追われる恐怖。色々な要素が詰まっていて、不気味な世界観をみごとに作り上げております。最後。見知った西大路に出て、朝が来た瞬間は、心の底から安心しました。にぎた