「虚」を含む小説

酒は飲んでも飲まれちゃいけねえ。 江渡城下の岡場所で使いっ走り兼用心棒をしている平蔵は、酒に酔った帰り道めっぽう美しい一振りの刀を手に入れた。 金になりそうだと長屋に持ち帰った翌…

虚世さいかさんの創作キャラ「椿」をお祭りに連れていく筈でした。 気付いたら和ホラーが出来上がっていました。

ＡｒｋｓーＣｉｔｙ。 それは次世代社会のモデルとしてテスト運用される実験都市。 労働力を目的として生まれた質量を持った電子プログラム『ホムンクルス』。 それが不具合を起こして発生…

　京都の私立大学に通う男子大学生の稲宮光は、自分には好意を寄せている人がいるが、それが誰かは分からないという日々を送っていた。ある日、稲宮は拳銃を持った謎の男から命を狙われる。そ…

この痛みを【虚ろ】と呼ぶらしい。それを抱える僕らを【虚蝉】と呼ぶらしい。それは個性だ。願いだ。苦悩だ。本当の答えを問うたとしても、誰も教えてはくれないのだ。

あらすじはない。登場人物は不特定多数。内容も、ロクでもない。 読むなら自己責任です。書くのも、自己責任だからね。

砂漠と瓦礫に染まった世界。 そこには、金属構成筋肉も持つケイ素巨大生命体《フレーム》と人が争い共存する荒野だった。 フレームの死体を再構成しコクピットを取り付けた巨大人型ロボット…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。二百。

精神的に荒廃した日本で、人々は権力を笠に着た無頼と化した公務員に脅えながら過ごしていた。 そんな日本に、伝説のサムライニンジャ“狩靡庵虚武”が現れた。

魔法の才能なしと断じられた少年、アルドの住む農村は虚獣と呼ばれる怪物に蹂躙され、アルドも腕を奪われる。 失われた左腕の代償に得た力は、虚獣を撃ち抜く虚ろな銃。 アルドは母と村の仇…

この【セカイ】は幻なのかもしれない。 こことは少し違う【セカイ】。 この世界には魔法がある。 でもそれは、必ずしも人を幸せするとは限らない。 そんな負の魔法を刈る魔女がいる。 …

表裏文（：逆から読むと違う意味の通った文になっている。回文に対して自分で造語した言葉です。）で出来た詩です。2016年12月作。 高校生の時良く聞いていたあるアーティストの「ワニ…

【お詫び】 　虚淵先生、うめてんてー、みかみ先生、ごめんなさい。 【あらすじ】 　魔法少女の力の対価を払うのは――彼女たちではなくそのお父さん。 　少女たちが変身するたび…

　世界は一度終わり、“再生”された。“再生”後の世界の最大の娯楽は“虚法”《マホウ》によって駆動する“残骸”《レック》と呼ばれる奇妙な生物を、遠隔操作の機械外装《アウター》で倒す…

「中東で原爆と思われる地震波動を確認。テロか」 　虚を突いて始まった動乱に、なぜかまどろんでしまう主人公の松野貴司。 街は平穏そのもので、何が悲しいのかも分からない日常。 　小説…

現実逃避の逆をやりました。 脳味噌の裏側が痒くなる感覚がとても好きです。

紅く彩られた記憶が、いまもわたしを埋め尽くし、 伸ばした手は、空を切り続ける。 幻想とのあわいに、いまもわたしは立ち尽くし、 歩んだ足跡は、虚に染まる。

ポッと黒一文字の世界に出没した得体の知れない存在X。 彼はこれから何処へ行こうと言うのか。