「伊勢」を含む小説

自主企画｢小説の書き出しだけが読みたい｣参加用、冒頭のみ。

幕末、京都を駆け抜けた新選組。 その八番隊組長・藤堂平助は、伊勢の津藩主・藤堂高猷の落胤であった。平助はその事実を隠しながら、浪人の子として生きていた。 一方、高猷の嫡男・高潔は…

ゾンビめいた存在、モーリョーがうろつき社会が崩壊した日本。 伊勢・シュラインを目指して旅するガン＝カタ使いと妖刀使いの女子高生二人組はモーリョーに襲われていた高専生を助けた。 す…

真野 文奈（まの ふみな）。背が高く細身で黒茶色の髪を肩甲骨まで伸ばしている少女。そんな彼女は考古学というマニアックな趣味を持っている。 彼女と付き合っているのは食べる事が趣味、…

3話から～５話の内容を変更します、マジでごめんなさい。 聖蘭華学園に入学した伊勢島 拓人はある日、同じクラスに転入してきた「朝比奈沙也加」とぶつかってしまう 『私、伊勢島…

　２月９日。千葉県伊勢牧市の人々は毎年この日を恐れていた。 　２５年前のこの日、若い夫婦の妻が溺死させられて以来不可解な事件がたびたび起き、ついにある年、キャンプをしていた若者５…

ある乙女ゲームが切っ掛けで幕末志士たちにハマってしまった主人公、寺島京香。彼女が向かった壬生寺で知り合うことになる沖田慎一郎と土方明仁と共に、江戸時代末期へとタイムスリップしてし…

――あらすじ―― 異世界ファンタジー小説がブームになってからの未来。 僕たちの住む日本では異世界禁止令が発令されてしまった。 まあ、だから何だって話だけどね。 ――登場人物―…

　時は元禄、江戸時代。一万石の大名にして志麻国の領主である比寿家。その一人娘、恵姫は海水を制する力の持ち主。 　釣りをしたり昼寝をしたりしてのんびり過ごす恵姫の前に、ある日一人の…

原文は、『定家本』『朱雀院塗籠本』『真名本』を併記。 現代語訳は原則として『真名本』に沿い、読みやすさを重視しています。文法の説明などは省きました。 解説には契沖、荷田春満、賀茂…

三重県、伊勢神宮、内宮前。おかげ横丁で、冬の寒さに負けず、ひたすら食べ歩きを堪能する女子大生、苺（いちご）と紫（ゆかり）の女子旅話。

実話のようなフィクションのような。 伊勢も鳥羽もまた行きたいです。 鳥羽湾めぐりも、いつかまた。

伊勢市と熊野市をつなぐ国道42号線。 伊勢神宮と熊野三山といった有名霊場に挟まれる形で、尾鷲市は存在している。 あなたの街に何がありますか。と聞かれたとき、私は尾鷲市をこう答える…

僕にとって、自分の背中を押してくれる写真があります。それは伊勢で撮った写真。 なんでもないように見えるその家族写真に写る伊勢は、僕にとってきっかけをくれた大切な場所になりました。

季節はレンゲショウマの咲く初夏に―― 私、霧島直人と親友の秀ちゃんは毎年、岡山県津山市から、 鳥取県日野町の金持（かもち）神社と岡山県真庭市の玉泉寺へ御礼まいりへ 日帰りのプチ…

※この物語はフィクションです。実在する人物・事件・場所・団体名などとは関係ありません。また、反社会的・反道徳的な表現などを含みますが、そういったものを助長・教唆するものではあり…

　日本の神話が描かれている『古事記』を創作した持統（じとう）天皇は夫を裏切ったスパイ――。 　日本人の父親と中国人の母親の間で生まれたリー・シュンは両親の復讐を果たすために日本…

古典　伊勢物語全１２５段を現代文に翻訳していきます。

幽霊は本当にいるのか。 そう思っていた時期が僕にもありました。 落とし物を拾ったばかりにひどい目に遭った僕の体験談。

倭寇とはいうが、真の倭人は十の三、そのじつ七割の明人が、「倭の服を着用、倭の旗印を押したて」、大陸東岸を荒らしまわった。 明代後期、倭寇が跳梁した浙江で、明将戚継光は日本の『影流…