「拾った。」を含む小説

魔王 ここ数百年も魔王城の守りを手薄にしているにも関わらず、挑みに来ない自堕落を決め込んだ世界に対して退屈しのぎに宣誓布告をした張本人。 「来ないのならばこちらから行く」という精…

始めてのひとり暮らし！ さみしくて限界だった… そんな私への贈り物は 届け主のわからない小さな猫 育て方も何もわからない 私と猫の同居生活が始まりました

ぼくがビール缶一本分の体重しかない小さなねこさんを拾ったのは成り行き上の話でした。当然のことながら名前をつけることはしませんでした。それはなぜか？　ちゃんと理由があったんです。 …

どんなお話を書こうかな、と考える時、私には発想の種となる物が必要です。では、それをどこから拾ってくるのか。競作系自主企画にお世話になっています。 自主企画：執筆に欠かせないもの…

　いやね、姉御は最初の頃は「そのまま苗床にしても小さくて勿体無いから大きくしようと思っただけ」とか言ってましけど、絶対アレは最初から情が移ってましたって。 　あっし達って基本的に…

私はカザネ、2201年生まれの普通の会社員。休暇中に訪れた北欧の山でバッテリー切れ寸前のペットロボットを拾った。この世はなんだか生きにくいし私には癒しが足りない。癒しを求めて連れ…

伝説のハッカー、ソロモンがその技術を封じたという72柱のUSBメモリ。それが何者かに盗み出され世界に散った！72位のUSBメモリを拾った中学2年生の少年、那須 治也（なす　なおや…

青春独白

記憶喪失という右も左も分からない状況で異世界ルーフェニアに放り込まれた青年、アスカ。 そんな彼を拾ったのは天真爛漫で前向きなポンコツ錬金術師コレット・ルークウッドと、人語を解する…

小本 裕理（おもと ゆうり） 大学生。昔から人に恵まれず人間不信、人間嫌いになっている。 中学の頃、ピアノのコンクールで優勝した。 伊達 藍絡（だて あいらく） 楽しいこと…

ほぼ毎日、夢を見ている。 顔の知らない友達と遊んだり 魔法学校の生徒だったり 夫婦で商店街を歩いていたり すべて私の脳が記憶を拾って集めて作ったもの。 万華鏡のように一瞬だけ象…

兄弟殺しの掟。 皇帝になれなかった王子は、処刑されなければならない。 オスマン帝国においてこのようなものが慣習化して、約半世紀。 スレイマン大帝の５男として生まれ、６人兄弟の…

蒸し暑い夏の日、父が道路に落ちていたあおむしを拾ってきた。 少年はそれを育てることにする。夏休みの宿題がひとつ片付くと思ったからだ。 少年とサナギマンのお話。 ＊Twitter…

____夏ってさ、落ちてるよね。 これは、海太と夏菜の拾った夏の物語。

人を救うヒーローに憧れるクダンは、難関ギルド『ロイヤルナイツ』の入団試験に受ける。しかし入団試験は甘くなく、他のギルドの入団試験にも落ちてしまい、一人無職に、それでも人を救いたい…

見えないものが視えてしまう青年が、夜に拾ったのは蒼く光る虫。 捕まえて持ち帰ってみれば、それは虫ではなかった。蒼く光る生き物を飼ううちに、青年の元にやってきたのは。 エブリスタ…

「それ」には行き場がなかった。だから投げ出された。しかし、それを拾った人がいた。その人はどこかにいて、どこにでもいるような、誰とも似ていない、そんな普通の人だった。

夜眠れない武君は、隣でぐっすり眠っているお母さんを起こさないように、こっそり外へ出ます。すぐ目の前にあるビーチを一人で歩き、貝殻を拾って帰ります。

ちょっとしたエッセイを始めてみました。 枯葉のように、排水溝に詰まっている言の葉を。 誰にも伝えずに捨てようとした言の葉を。 少しずつ綴ってみようかと思います。