「聞こえた」を含む小説

2011.3.11……東日本大震災…… あの大津波の映像を見ながら、これは絶対に忘れるはずはないと思っていたのに、3年後の2014年……、カーラジオから聞こえたパーソナリティの…

アナは十四歳の女の子。 でも、アナは普通の女の子ではない。 アナの姿は誰にも見えない。 アナの声は誰にも聞こえない アナに触れる事は出来ない。 アナは齢を取る事がない。 アナ…

椿は、恋に思い煩っていた。恋という言葉を言葉でしか知らない椿はその感情がどうも気にかかり眠れずにいた。そんな時聞こえたのは向かいの家に最近越してきた新婚の夫婦の会話だった。椿の恋…

ソ連時代のシベリアの山奥の小さな村。 墓地から外れた場所にポツンとたたずむ墓標から聞こえた謎の音。 ――カルルはそれを地底人の声だなんて言い張ってるけど、僕はそんなの信じないぞ。…

親は酒浸り、借金だらけ、やっと決まった大学進学はなくなり、途方に暮れていた主人公に聞こえたのは、あるバンドの音楽だった。 無名のバンドである彼らの音楽は、主人公の心に響いた。 生…

人が死に絶え、退廃した未来。量子ネコのムームーは、宙に浮く情報を食べて生きていた。

誰しも一人や二人憧れの人などいると思います。 学校の帰り道いつも通りの道のり足音が近づいてきた、でもそれはすぐに聞こえなくなり家に帰ってきても何処か違和感があった。 この違和…

tree treeの続編です(*^^*) この作品単体で流れがわかるように書いておりません。 すみませんが、拙作『tree tree』を読んでからお越し下さいm(__)m …

探偵、ミスタズ。相棒はテウフェル。 ワフ、と気の抜けた犬の鳴き声が聞こえた時。 そこには探偵が現れる。 大きな棒付きキャンディを咥えた探偵は、寝坊助の相棒を連れて歩く。 誰…

「あの……東中学出身の……、涼宮ハルヒです」 「——ただの人間じゃない人に興味を持ってます。この中に宇宙人な人、未来人な人、超能力者な人がいたら、わたしのところに来てください……

自分が興味を持ったことにしかやる気を示さない高校生。黒瀬白夜。 ある日、彼がいつものように屋上でサボっていると不思議な声が聞こえてきた。 その声の主、奸智の神ロキにこの世界が平…

～ストーリー～ ある日、人間の世界を羨む一羽のカラスがいた。 そのカラスは、まだ子どもであり体も小さくまだまだひよっこカラスであった。 そんなカラスがある日、森の奥から聞こえ…

（ラジオドラマ）仲良し四人組がＵＦＯの噂を聞きつけ信州の女神湖へと向かう。怪しい甘い香りがして人の声が聞こえ四人は湖底の洞窟へと落ちる。そこで四人は姫と若武者とにのり移り色んな時…

　　　プロローグ 著しく繁栄した国は競争相手を失い、やがて自国の者同士が自害しあう。そして、「新たな心の戦場」は勃発し、終戦までに一か月もの月日を費やした。繁栄した国は長く続く…

　二ヶ領用水の、桜の木の下。 　彼女はいつも、かにぱんを食べていた。 　パンを小さくちぎっては、パンくずを川面に落とす。鯉が群がって、彼女の落としたパンくずを食べていた。 　鯉に…

　カオステラーの気配を追って次なる想区に到着した一行は、持ち主のいない“運命の書”を発見する。 　どこからともなく聞こえてきた『銀河ステーション、銀河ステーション』のアナウンスに…

カナタ・アトリが目を醒ましたのは、幼女神のいる白い空間。最早お馴染の光景だったが、違った点がひとつ。 『１．魔法使いに転生記～スライムだけは倒せない～ ２．俺のひのき棒がエン…

生まれつき、何でも視えて何でも聞こえてしまう。 知らないフリして我慢するけど、 ブチッとなったら最後まで。

高瀬蒼は18歳の五人兄弟姉妹二番目男子。ある日、月からの声が聞こえて、自分が闇を浄化する力を持つ家系の生まれだと知る。口の悪い男声の月を蒼は十六夜と呼び、自分の力で地上へエネルギ…