「夏 掌編」を含む小説

真夏に庭作業をするべきではなかった。 旦那はパンジーが好きだった。しゃくれているような花びらの形が面白いからと。 変な理由だなと思った。 庭仕事なんてまったく興味がない人なのに…

勉強しに来た女の子と、なんとしてでも窓を開けさせない男の他愛もない話。

あんまりいけてない女子高生バンドのお話です。 掌編小説です。

熱帯夜、一つの偶然の気付きから思い起こされる違和感、その正体とは……

「アイス」「机」「やかん」がお題の掌編です。 2015年5月に完成。 たしかにあったいつかの時間。 夏の日の一瞬。

『夏に過ぎ去り遣らず雨』という自作小説の型紙みたいのを置いていきます。ノベルゲームを作ろうとした時のです。主人公の性別は選べるという仕様でした

溢れる蝉の声と、降り注ぐ夏の日差し。 黒電話がリンと鳴り、風鈴がチリンと揺れる。 自転車　スイカ　縁側　甲子園・・・ そして土手ではしゃぐ花火大会。 少し昔、何処かの片田舎、二人…

「夏の恋は秋に終わる」――よく耳にするフレーズですが、今回はそんなフレーズを使った掌編を書いてみました。久しぶりの「詩的小説」です。変化球ばかりだと直球の投げ方を忘れちゃいそうな…

あなたは今どこで何をしているだろうか。 もう会えないあなただからこそ伝えたいことがある。 母を亡くした男が一人見つめる陽炎は、懐かしき日々を想起させる。 幼心に見たあなたの行動の…

真夏の駅前でアンケート調査をしている。 隣に立つ彼女は、はじける笑顔でティッシュを配っている。 思わず、「そっちはいいっすね」と声をかけてしまった。

他のサイトで創作した掌編です

自主企画『夏だよ　一つのプロットで文体見せ合いっこ！』の参加作品です。 企画ページは、こちら↓ https://kakuyomu.jp/user_events/117735405…

恋人に呼び出されて住宅街を散歩する、それだけ。 不安定で鮮やかで、ほんのり色っぽい夏のお話です。 ※夜のカクヨム甲子園参加用作品

自主企画：夏だよ　一つのプロットで文体見せ合いっこ！（https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054883650512） への参加作品です。

熱帯夜の夜。どんなに頑張っても寝れない夜はないですか？ そんな寝苦しい夜に起こった戦争のお話。

とある離島。とある会話。

「ぼくは夏実行委員会だから」と口にする、不思議な少年と出会った。 　彼が指をならせば、夏が来る。 　だけど、夏には怖い話もつきもので。

私が大切にしているものについて、どうしてそれを大切にすることにしたのかの経緯を回想する"独り言"短編。 ※"小説家になろう"でも載せてあります。

「あなたの街の物語」コンテスト応募作品。 東京都立川市、及び昭島市にまたがる国立昭和記念公園を舞台とした掌編です。 ここに書かれている以外にも、夏にはレジャープールが営業していた…