「和風ファンタジー・ダークファンタジー」を含む小説

永い歴史を持つ東洋の王国「皇乃國」の都に住む少女「近衛桜」は復讐に燃えていた。故郷、家族、友人、その全てを一瞬にして奪い去った狂気の大天狗「愛宕」を許すわけが無かったのである。そ…

【東の国の呪術師たち】 　―纏繞の人々（てんじょうのひとびと）― 世界の東方にあるは、飛鳥の国。そこには独自の呪術技法『式』がある。 国に認められた式遣いは『纏式士』と呼ばれ、…

自然に囲まれた小さな村。 森や川はそこで暮らす人々に恵みをもたらす一方で、気まぐれに大きな災いをもたらす。 天災を防ぐため、村では毎年ある「儀式」が行われる。 注意 異世界とい…

　日ノ本国に現れる心臓を持たない異形の存在『虚ノ民（うつろのたみ）』は、人々の心臓を狙い、人知れず暗躍していた。 　虚ノ民に対抗出来るのは、秒間30億回心臓を鼓動させる事で発生す…

その世界には大別して四つの種族がいた。 【神】は高貴な天上の者。【刀】はその一生を他人に使われる奴隷。【人】は寿命という枷を嵌めた万種の元素。【鬼】は多様な形と生き様を魅せる者。…

角川ビーンズ文庫　2019年11月01日発売！ 著：西嶋ひかり イラスト：サカノ景子 定価：630円＋税 愛したら死ぬ運命だとしても――第17回小説大賞、＜優秀賞＞受賞…

舞台は鎖国がとかれなかった日本。京の町で次々と失踪する美女にまつわるミステリーを主体にした、SF、ファンタジー、恋愛、時代物をミックス。 雪の夜、一人さまようわけあり美少女お春は…

羽が生えるという奇病が広がった日本のお話。 ダーク和風ファンタジー。 微グロあり。

和風異世界ダークハイファンタジー？？？ 転生モノではありません。以下、あらすじ↓↓↓ ──皇樹の都。 中心に遥か天蓋の彼方へ聳え立つ城を有し、白光の樹が城下を照らす都。鬼の脅威…

厳正なる試験を通り向けたものだけがなる――国家文学者、最年少で合格した変人は 誰よりも妖怪や過去の歴史の裏に隠された事実に詳しい そんな彼のもとに訪れる様々な事件ー過去を紡いで未…

神代より伝わる、神の力を宿す十の宝『十種神宝』 鏡が二つ、剣が一振、玉が四つ、比礼が三種で、十種 　沖津鏡（おきつかがみ） 　辺津鏡（へつかがみ） 　八握剣（やつかのつるぎ） …

――大人になって気づく。自分はいつも、大人の知らぬ逢魔が時を歩んでいたんだと。 大人になる前の、ほんの数日の、在りし日の熱病の様な、少年少女の短い物語。 熱に伏す”私”は、枕元…

　餌と化け物と、血と肉と骨と約束の物語。 　田舎町である藍ヶ淵に住む少年、倖姫は猩猩緋の髪を理由に名家である比与森家の庇護の下、地の因習の神事に胙(ひもろぎ)――神に捧げられる…

　人類の文明が幾度か崩壊した後の世界。 　大樹と呼ばれる不思議な樹木に覆い尽くされた大和の国で人間・言葉を話す獣・精霊が共存して暮らしていたが、人間の中には、少数ながら人・獣・精…

そして少年は歩みを知り、生きるを知る――生贄になるために生きる少年と、生贄で作られた男の、ほんの少しの日常譚。 ※この作品は「行くも餓えるもこれ一重」の登場人物を掘り下げた番外…

人魚の話です。 暗めです。

【梗概】 紫乃は、生まれながらの奴婢（奴隷）である。 歳は十七、琉斌国に滅ぼされた隣国の神葛の出身だった。 十一の時に琉斌の王族である氷雨に買われ、下女として仕えていた。 氷雨は…

シリアスだったり淡々とした彼らの日常だったり。 つながっていたり、つながっていない話だったり。 いろんな視点、時間軸がごった煮になっています。 ※この話のジャンルが自分でもよく…