【投稿作Ver.】銀狼の姫神子 天にあらがえ、ひとたびの恋

西嶋ひかり/角川ビーンズ文庫

登場人物


■真珠(しんじゅ)

在位150年、永遠の孤独を生きる姫宮。

不岐(ふき)国に宿る神――天狼(てんろう)に祈りを捧げることから、天狼の姫とも呼ばれる。

特異なる力で、瘴気を払うことができる。

艶やかな黒髪と静脈まで透けるような白い肌で、類まれなる美貌をもつ。



■山城(やましろ)透輝(とうき)

不岐(ふき)国の王。王の印である銀眼をもつ。

人を斬らずして、退魔の力をもつ稀有な存在であることから、父親から疎まれて育った。


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■槙島(まきしま)瑠璃(るり)

透輝の乳兄弟で家臣。山城に仕える一族のなかでもっとも古い槙島家の嫡男。



■左海(さかい)藍(らん)

荒雲(あらくも)国の王。荒雲の神たる天竜(てんりゅう)を使役する。


■お姉様

先代姫宮。真珠はお姉様を慕っていた。


■琥珀(こはく)

真珠に仕えている山犬。真っ白な毛で覆われている。


以下、テキストのみ

■山城(やましろ)惟月(いつき)

透輝の弟。謀反を起こす。


■山城(やましろ)正嘉(まさよし)

不岐(ふき)国の先代の王。透輝と惟月の父親。



イラスト/サカノ景子

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