「不思議なこと」を含む小説

仕事の帰り道に、最近できた本屋がある。 電子書籍やオンライン書店が流行るこのご時世に、新規オープンなんて珍しい。 しかもその本屋は不思議なことにいつも賑わっていて……

過去に大虐殺を起こした『荒廃の魔女』が災害の一つとなってから十数年が過ぎた。各地では体に紋章を持つものが「魔女の子」と呼ばれて差別されている。大学に通う神無月真（かんなづきまこと…

「霜月 清明」はとある事情で後ろ向きな恋愛をしていた。 その事情が原因で人生初の彼女ともうまく行かずに別れた日、清明の前に現れたのは推定5歳児の姿になった友人「睦月 小雪」だった…

大学院生として、京都で一人暮らししながら、大学に通う僕、伏見大吾。 見ためは、イケメンと言ってくれる人もいるけど、眠そうな子犬、という評価がやや多めかも？ 子どものころから、不思…

ピアニストである主人公は、ある日不思議な世界に飛ばされ、そこにいた正体不明の女性に、これまた不思議なことを頼まれる。 「私に『月光の景色』を見せて」 この一言が、落ちこぼれピ…

　昔々、大きな大樹が育っていました。最初こそ、神樹だと人々に祀られていましたが。 　不思議なことに大樹の周りには、いつも魔物が集まり、噂話は広がることで、やがて人々は畏怖の感情…

一話読み切りの短編集です。 『【短編集】幸せな気分になる怖い話～ハッピーホラー』の続編になります。 ちょっと怖いけど、読んだ後に重苦しいイヤ～な気分にならない話に書きあげました…

兼続は協会育ち。 犬と共に幸せに暮らしている。 眼鏡の委員長が兼続の前に現れてから、不思議なことが起きる。

明治●年 ワテの名は新吉。 大阪は堂島の人力車引き。 最近、フラリとあらわれた。 羽振りの良いダンさんに「ひいき」にされています。 「進藤進」いうらしい。 相場師なのか。…

【恋愛部門日間1位・週間1位・月間2位】 九重 悠（ここのえ ゆう）は幼少の頃、不思議なことには興味津々な男の子。天海 由季（あまみ ゆき）は幼少の頃、無表情でどこかぼーっとし…

小玉は15歳。劉家のお屋敷でこの家のお嬢さまである秋芳の侍女として働いている。秋芳は17歳で美女として有名だ。そんな秋芳に求婚者が現れる。見た目もよければ頭もよい、役人の東原だ。…

高校3年生の悠、創太、和樹が所属する軽音部は、学園祭をもって廃部となる。 部室明け渡しの片付けをしようとした悠はそこで、幽霊の少女カナと出会う。 悠以外に彼女の姿は視えなかったが…

ある人物が年末に死のうと思ってた。人生を失敗した。やり直したい。死んでしまいたいが自殺することに踏み切れず、だらだらと過ごす。人生をやり直したい気持ちからループやタイムリープ、タ…

「これはむかし、むかしのお話です」 　世の中不思議なことは多いけれど、ここ数年世界各地で超常現象の報告が相次いでいた。甘い水が流れる滝、虹色の花が咲き誇る森などなど。言葉だけで…

　西暦2042年ーー世界にダンジョンが現れてから10年後の世界。人々は「スキル」と呼ばれる特別な力を身に付け、冒険者としてダンジョンに潜るようになっていた。 　スキルは性能によ…

　私の名前は佐伯雄二、年齢は三十二歳、職業はエンジニアだ。正確には、だったと表現することが適切だろう。 　気がつけば、僕はナットと言う少年になっていた。もちろん雄二の記憶も持っ…

この作品は私が体験した不思議だなと思ったことを書いています。 『面白い』、『共感できる』、『そういったのもあるよね』と思った方は高評価をお願いします。

そこは、呼ばれた人だけが行ける喫茶店。オーラの見えるちょっと不思議なマスターと話したら、あなたにも不思議なことが起こるかも。

　眠りしかつての兵器。さまよう怪物。生える植物も全て宝なり。 ――〈始まりの地の石版〉より、一部抜粋―― 　人にとって全てが宝となり得るものが眠る場所、迷宮。 　多くの危険が…

大学生活を楽しんでいた猪野遥人。ある日、教授から頼まれた資料を渡すために一人の女子学生に会ってから、少しずつ不思議なことが起こり始める。彼女が薦めた１冊の本をきっかけに訪れた村で…