不思議な不思議な私の体験
山染兎(やまぞめうさぎ)
第1話 不思議な幸運、そして代償
皆さんは『ありえない』と思ったことはありますか?ここからは自分が体験した『ありえない』と思ったことを紹介していきたいと思います。
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私は何故か地味に運がいいほうだと思っています。
何故ならば、日本の元号が「平成」から「令和」に変わり、お金も平成に造られた「平成金」から令和に造られた「令和金」が交じるようになってから、とある私の友人から勝負を挑まれました。その内容は『どちらが多くの令和金を手に入れられるのか!』である。ちなみに「平成金」だの、「令和金」だのは自分が考え、名付けたものではなく、その友人が名付けたものだ。いちいち、令和のお金と言うのがめんどくさいと思ったのだろう。詳しくは聞いていない、というか聞かなかった。そこからその友人が自分
他にも『運がいいな』と感じることがある。それは『ドッチボールで、ボールが当たりにくい』ということである。単純にいることに気付いていないという可能性もあるが、気付いて当てにかかられても頭に当たったり、当たるスレスレ、ギリギリで避けられたりしている。とある先輩――意図的に伏せているのもあるが、こっちに関しては本気で名前も性別も覚えていない――が投げてきた豪速球も避けられて、周りから「化け物」扱いもされたことがある。はっきり言って、失礼極まりないように思えるが、先輩の豪速球を最後まで避けられたものはいない。実際にその後で検証してみたところ、自分以外の全員が先輩の豪速球にもって数分であり、五分以上も避け続けられた者はいなかった。なので、自分でも『
まこの検証に参加した人は始まる前の最初は楽しそうにしていたのに、始まってからは結構焦っていたけど。それにそれを楽しんで見ていたやつも強制参加させられて、同情するような感じになった。ちなみにこの検証の参加者は『犠牲者』なんて呼ばれて、後に犠牲者一同で自分のことをボコボコにするために昼休みになったら、よく自分のことを追いかけに来た。図書室まで行ければあそこは静かに読書をする場だし、司書の人が常にいるので安全だが、そこまでに逃げ切れなければボコボコにされるという地獄を見てしまい、あれ以降、あまり『ドッチボール』には参加しなかった。まぁ、あの時は『あいつらは、よく飽きずに自分のことを追いかけ続けることができるなぁ〜?』と半分は呆れ、もう半分は敬意と畏怖が混じったもので思っていた。
他にも色々な運がいいことがあるが、総じて『運がいい』というのは結構良いこともあるけど、その反動が怖いものだというのを常に感じられるようなことがある。
これを読んだ読者の皆さんはどうだろうか?
似たような体験をしたことはないでしょうか?
『ありえないような運が起きれば、反動も大きい』
一種の法則のように感じませんか?
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この『第◯話』は更新していった数によって変動していくことがあります。
また、章ごとに不定期更新していくのでもしかしたら、いつの間にか増えていたという現象が起きる可能性がございますので、読者の皆様方はご注意ください。
不思議な不思議な私の体験 山染兎(やまぞめうさぎ) @tsukahaya
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