朝読で中高生が読む作品を! コンテスト「大人も子供も参加できる! カクヨム甲子園《テーマ別》」

 今年の夏は、高校生限定の文学コンテスト「カクヨム甲子園」の姉妹版、「大人も子供も参加できる! カクヨム甲子園《テーマ別》」を開催します。
f:id:kadokawa-toko:20190529174444j:plain  では、「姉妹版」とはどんなものなのか。この記事では、この姉妹版のコンテストを徹底的に解説します。

■コンテストには誰でも参加できる

 まず「大人も子供も参加できる! カクヨム甲子園《テーマ別》」の参加資格に関して、本コンテストはその名のとおり、参加者に年齢制限はありません。カクヨムに会員登録しており、日本国内に居住している個人の方であれば、どなたでもご参加いただけます。
 夏の青春の代名詞である、甲子園。「カクヨム甲子園」は高校生限定の文学コンテストですが、高校生以外の方も、夏の青春に懸ける想いはあるはず。そんな気持ちをぶつけてもらいたく、姉妹版コンテストを開催いたします。

■4つのテーマで、中高生向けの作品を募集、優秀な作品はアンソロジーに収録され書籍化

 今回のコンテストでは、一部の中学校・高校で行われている「朝の読書運動」、通称「朝読」で読まれるような小説を求めています。そのため、書き手の年齢は問わない一方で、募集する作品の対象読者の年齢を、中高生に限定します。
 また募集するのは、3,000文字以上15,000文字以下の短編作品です。「朝読」は10分程度の時間で行われることが多く、その10分で読み切れる「完結した一話」をイメージしてご応募ください。
 さらに、本コンテストでは募集テーマを「扉の向こうは不思議な世界」「恐怖はSNSからはじまった」「キミは絶対に騙される」「きのう、失恋した」の4つに分けて設定しました。それぞれのテーマについて、あえて詳しい説明はせず、書き手の方々の自由な発想を期待しております。テーマから考えられる王道を貫くもよし、自由な連想で選考委員の想定を超えていくもよし。テーマの解釈から、作品創りは始まっています。
 ご応募いただいた中で優秀な作品は、アンソロジーに収録され書籍化・単行本として出版される予定です。書籍化を目指し、素敵な作品をお寄せください。

■「中高生読者特別賞」の選考に参加する、中高生読者審査員を募集

 本コンテストの対象読者は、中高生です。そこで、中高生読者が選ぶ特別賞「中高生読者特別賞」も設けます。
 この賞は中高生読者が選考委員となって、「こんな物語が読みたかった」という作品を選びます。この選考に参加する、現役中高生読者審査員を、同時に募集します。いわば、中高生の「編集者」甲子園。参加をお待ちしています。
 中高生読者審査員の応募要項はこちら


本コンテスト「大人も子供も参加できる! カクヨム甲子園《テーマ別》」の募集は、作品・中高生読者審査員ともに、2019年7月19日(金)17:00から2019年9月16日(月)18:59までです。
作品の応募要項はこちら。

kakuyomu.jp