【5/6締切】カクヨム2020夏物語 応募受付を開始しました

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今こそ物語の力で2020年の夏を盛り上げよう!「カクヨム2020夏物語」の応募受付を開始しました。

このコンテストでは、“2020年夏”をテーマに「スポーツ・キャラクター小説部門」「ゲーム・冒険小説部門」「SF・ミステリー小説部門」の3つの部門で最大4000文字の物語を募集します。
各部門の大賞作品は『ダ・ヴィンチ』2020年9月号(8/6刊)で全文または一部掲載されるほか、部門にちなんだ豪華賞品が贈られます。

募集期間は2020年3月27日(金)〜 2020年5月6日(水)です。
詳しくは応募要項をご確認ください。


最終選考委員のひとり、作家の額賀澪先生に、本コンテストで期待する作品についてコメントをいただきました。

――カクヨム2020夏物語ではどんな作品を期待していますか?

私はスポーツ・キャラクター部門を選考しますので、スポーツだったら、どんな種目をテーマにした作品が来るのか、とても楽しみですね。延期になってしまったオリンピックをどう扱うのか、物書きの腕が試されるところだと思います。もちろん、スポーツ以外のものも。多くの人の記憶に残るであろう“2020”という数字をどう料理するのか、大変興味深いです。物書きは、お題を出されると二転三転ねじって書こうとする人が多いので、“こんな風に解釈して、こういう風に料理してきたんだ!”という驚きのある作品が来るとうれしいですね。

――本コンテストから生まれる未来の小説家に向け、言葉をかけるとしたら――。

時代や世相が変わっても、普段の生活や社会を見て、思ったことを、自分のなかで咀嚼して物語にするのが作家の基本的な生態行動。いつの時代にあっても、それをしっかりやっていけばいいと思います。それは自分自身にも常に刻みつけている言葉ですね。

額賀先生、ありがとうございました!

◆【スポーツ・キャラクター小説部門最終選考委員】額賀澪(ぬかが みお)プロフィール
1990年10月16日生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒。2015年に『屋上のウインドノーツ』で松本清張賞を、『ヒトリコ』で小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。その他の著書に『猫と狸と恋する歌舞伎町』『タスキメシ』『さよならクリームソーダ』『君はレフティ』『潮風エスケープ』『ウズタマ』『完パケ!』『拝啓、本が売れません』『風に恋う』などがある。

kakuyomu.jp