概要
誰がなんと言おうと、これが新しいホラーという概念である!
理不尽+意味不明が、ホラーの方程式である。
それに気づいた『私』は、助手の篠織とともに新しいホラー概念の作成に成功した。
……これは、ホラーにホラーを重ね、ホラーしすぎた男たちのホラーである。
それに気づいた『私』は、助手の篠織とともに新しいホラー概念の作成に成功した。
……これは、ホラーにホラーを重ね、ホラーしすぎた男たちのホラーである。
読んでいただけるだけでも感謝なのです。そんな私が施しを受けるようなら、兄さんと呼ばせて頂きます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!も、もしかしてタコ部屋ですかーッ!?
あ…ありのまま、今、起こった事を話すぜ!
おれは、『ホラー小説』だと思って、この話を読もうとしてた。登場人物は学者らしき男と助手の二人。その二人で怖さとは何かを語り合ってた。『理解不能』なものが恐怖。そういう理論が真面目ぶってる感じなんで、なるほど、と思いながら俺は読んで、後になったら『ブラボー!OH! ブラボー!』なんてレビューでも書こうかと思ってた。次に出てくるのも定番の因習村の話で、結構面白そうかな、なんて感じてた。
そう思ったら、いつのまにか『変なサイボーグ』が出てきて、話が全部『台無し』になってた。
な…何を言っているのかわからねーと思うが、おれも、何を読まされたのか…続きを読む - ★★★ Excellent!!!カオスです! 凡庸なカオスです!
あなたはこれまで「予想通りに予想外が起こる」作品というのを読んだことはあるだろうか。
読んだことがないのなら、是非この作品を読んでほしい。
高い描写力から捻り出される予想外に、あなたの口は引きつることだろう……
・
この作品には「あたらしいホラー」実現という高い志を持つ博士と、
彼の目標達成をサポートする助手がいる。
博士は恐らく本気で書いているのだが、あたらしさの実現のためならば、一切の犠牲を惜しまない人物であるため、
読み進めるたびに助手の気持ちがこちらとシンクロするのである。
凡庸なカオス。
なんという苦い言葉だろう。
しかし、エジソンも10000回…続きを読む