心の機微や感情というものに対して、それらが不器用な女の子が向き合っていく内容になります。
そこに恋愛と超能力がトッピングされてる感じであり、超能力バトルとかそっち系ではありません。
主人公と彼氏が絆を育む姿を楽しむ作品であり、心を読む能力は不器用な主人公を手助けしてくれるツールというだけで、最終的に一歩を踏み出して行動するのは、あくまでも主人公の意志に委ねられています。
超能力だからって何でもかんでも解決してくれるわけではない作風となると、超能力がいつか諸刃の剣となる可能性が今後ないと断言する事はできませんが、不思議とどう転んでも納得できそうな雰囲気があるのもポイント。
そのように思わせてくれる、ゆっくりとした時間の流れを感じさせるのがこの作品の魅力だと感じました。
彼女の心の成長を今後も見守っていきたいですね。
持ち前の好奇心から「恋がしたい」と思っていた女子高生・結姫。
そんな矢先、彼女の下駄箱にはなんと二つのラブレターが同時に入っていた。
しかも片方は友人の三花にも届いていて……?
そんな女子高生の日常シーンから始まる物語ですが、
実は結姫は人の心が読める能力がある上に少し変わった性格をしていて、
そんな日常と非日常がバランスよく軽快に描かれています。
超能力に関わる世界観の設定はありつつも、
ちょっとシュールで微笑ましい彼らのやり取りや、
恋を知っていく中で変わっていく結姫たちの様子に
しっかりとラブコメ作品であることを再認識させられます。
今後彼らがどのように関係を深めていくのか、
超能力とどう対峙していくのか、
これからの展開に目が離せません!