概要
思考補助SF
「失敗作の人があきらめない」というたった一行のプロットで書かれたサイボーグSF。
心の壊れたサイボーグの思考補助がテーマ。
二十代前半のおれは機械企業に勤めている。
サイボーグ手術を受けたその日から、自分の心の主導権を握れているのか自信がなくなる。
心の一部が機械化され、デジタルの思考が混ざる。
おれは自分の中の機械と話し合う。
おまえは誰なのかと。
機械の思考が向上していくにつれ生身の考えることの量が減っていき、やがて、人類は機械の人生の観客になってしまうのだろうか。
※これは第12回ハヤカワSFコンテストに応募したものを改稿したものである。
※機械史という題名は2024年1月10日に応募した時にすでに書かれていたものであり、第11回ハヤカワSFコンテストの受賞作が〇〇史とWEBで宣
心の壊れたサイボーグの思考補助がテーマ。
二十代前半のおれは機械企業に勤めている。
サイボーグ手術を受けたその日から、自分の心の主導権を握れているのか自信がなくなる。
心の一部が機械化され、デジタルの思考が混ざる。
おれは自分の中の機械と話し合う。
おまえは誰なのかと。
機械の思考が向上していくにつれ生身の考えることの量が減っていき、やがて、人類は機械の人生の観客になってしまうのだろうか。
※これは第12回ハヤカワSFコンテストに応募したものを改稿したものである。
※機械史という題名は2024年1月10日に応募した時にすでに書かれていたものであり、第11回ハヤカワSFコンテストの受賞作が〇〇史とWEBで宣