概要
理不尽な社会に翻弄されながら、不器用に生き愛を知る少年と少女の物語。
【✨2400PV感謝✨】【完結済♬番外編追加♬】
✨12/22:カクヨムコンテスト10参加✨
「光と影の対戦」から200年…
規律を愛する"光のヒト"と自由を愛する"影のヒト"は表面上共存するようになった。
16歳の誕生日を迎え、「オトナ」と認められると、人々は光と影の境界を行き来できる権利を手にする。
影の世界で絶大な力を誇り、人気を集めていた少年・ジルは、片想い中の少女・アンネに会いに光の世界へと足を踏み入れる。
しかし、生きてきた世界と価値観の違いにジルは戸惑い、揺れ動く。
そんなジルに、叔父であり保護者でもあるスティーブは世界の真実を伝えようと決意する。
幼馴染のヤンデレ魔術師・メドゥーとともに3人は「赤の闘技場」へと向かった。
そこには封印された黒い歴史が眠っているのであった。
✨12/22:カクヨムコンテスト10参加✨
「光と影の対戦」から200年…
規律を愛する"光のヒト"と自由を愛する"影のヒト"は表面上共存するようになった。
16歳の誕生日を迎え、「オトナ」と認められると、人々は光と影の境界を行き来できる権利を手にする。
影の世界で絶大な力を誇り、人気を集めていた少年・ジルは、片想い中の少女・アンネに会いに光の世界へと足を踏み入れる。
しかし、生きてきた世界と価値観の違いにジルは戸惑い、揺れ動く。
そんなジルに、叔父であり保護者でもあるスティーブは世界の真実を伝えようと決意する。
幼馴染のヤンデレ魔術師・メドゥーとともに3人は「赤の闘技場」へと向かった。
そこには封印された黒い歴史が眠っているのであった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!光の少女と影の少年。これは宿命か、それとも禁忌か
「光の聖域」に生まれた少女 アンネ。
優雅で穏やかな世界に生きる彼女は、外の世界を知らずに育ってきた。
だが16歳の誕生日、彼女は知ることになる。
影のヒトとの結びつきが、決して穏やかなものではないことを――。
そして、その日、彼女の前に現れたのは ジル。
「キミは僕を知らない。でも、僕はずっとキミを見ていたよ。」
影の空間から、ずっとアンネを見守り続けていた少年。
彼が選んだのは、ただひとりの光。
そして彼は確信していた――
「僕が選んだんだから、キミも僕を選ぶに決まってるよね?」
これは宿命か、それとも禁忌か――。
光と影が惹かれ合うのは必然なのか、それとも抗えない運命なのか。 - ★★★ Excellent!!!露悪と実の悪。そして少年の恋。
光と影。それは永遠に続く対立の構図で多くの物語が紡がれてきました。本作もそれに連なります。
構図を示すために序盤で描かれる影サイドは、粋がって格好つけたところがあります。これには、露悪、という言葉があります。見せびらかす悪。
しかし実の悪は隠されるもの。それはいかなるものか。読み進めていくと目を覆いたくなるものを見ます。でも、見るのですよ、世界の実相を。
世界と戦う姿は壮絶です。脳内麻薬をドバドバ放出していないとやってられない、そんなハイな気分を味わえることを請け負います。
それでも。
作品の基調は少年の恋。紹介に、不器用、とあるように、女性を口説く手管を知らず、自らの衝動を抑える…続きを読む