にじそら! / パステル・ロイド様
いらっしゃいませ!
WEB小説の主人公を占うというこのエッセイ、本日のお客様は矢口愛留様の作品
色のない虹は透明な空を彩る〜空から降ってきた少年は、まだ『好き』を知らない〜
「にじそら」より主人公のパステル・ロイド様。
作品はこちら↓↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139559097527845
今回の占いの内容は、私が当時の最新話まで読み終わった際に、ピッタリのカードはこれ!とつい作品の応援ツイートに占い結果を張り付けたものです。
というのも、このお話は物語にマッチした非常にカラフルな文体で描かれておりまして、とてもイメージしやすいのです。
作者様に確認取らずに送り付けたものでして、送った後に嫌がられたらどうしようかなと心配だったのですが、ありがたいことに作者様にも気に入っていただき、なんと近況ノートでご紹介までしていただけました。見たにじそらの読者の方が私の作品を見に来てくれたりもしまして、大感激だったので御座います。
矢口愛留様の近況ノートに占いの結果が張ってあるのが大変嬉しくて。このエッセイをカクヨムで書こうと思いましたきっかけにもなりました。
また前置きが長くなりました。それではパステル様の占い結果です。
占った時期は第一話の直前、というイメージです。
一枚目:
二枚目:
三枚目:
画像はこちら↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/Kotonoha_Touka/news/16818093079707921400
如何でしょうか。実はこれちょっと自信ありまして、物語よまれた方は解説なしでもそれぞれのカードが何を意味しているか分かっちゃうのではないでしょうか。
では、解説です。
◆一枚目:過去の出来事や問題の原因などが示されます。
一枚目:
捕らわれる、周りが見えない、束縛、目を背ける。
布で拘束され、目隠しをされたた女性が描かれています。縛られているのは胴と手だけ。足には特に拘束はなく、場所は屋外。戦が終わった後なのか、周りには持ち主のいない剣が八本、地面に刺さっています。周りには他に人影はないようです。その気になれば逃げ出すことも出来そうですが、彼女はそのことに気が付いていないようです。
<通常の解釈>
あなたは問題を抱えています。その問題のせいで身動きが取れなくなっていることを示すカードです。しかしカードは過去の位置に出ています。手を動かしてみてください。もしかすると、拘束はそれほど強いものではないかもしれません。
ただ正位置なので、自分でそこに気が付くのは難しそうですね。
<物語上の解釈>
パステルさんが引きこもっていること、様々なことから目を背けていること、また何より、「色を失っていること」のモチーフに致しました。
◆二枚目:現在のあなたや、間もなく起きるであろう出来事が現れます。
二枚目:
<通常の解釈>
<物語上の解釈>
とある人物との出会いを指しています。
通常の解釈とは異なるのですが、ここでは「理性以外を失っている子供」のモチーフにしています。
また、それぞれのスートには対応するエレメントがありまして、ソードは「空気、風」に対応しています。ここから「空の神子」のモチーフにしています。
<裏話>
彼が空から降ってきた事、それと彼自身も問題を抱えていることから、逆位置にするか凄く迷ったのですが、逆位置で置くとパステルさんの方を向かなくなってしまうのですよね。それはやっぱり嫌だったので、正位置にいたしました。
◆三枚目:占いの結果や未来の出来事などが示されます。
三枚目:
虹で覆われた空、それを見上げる幸福そうな二人、周りで楽し気にはしゃぐ子供たちが描かれたカードです。
<通常の解釈>
喜び、愛情、幸福など、カードそのままのイメージになります。
<物語上の解釈>
是非、本文でお確かめください。
◆まとめ
あなたは捕らわれの身。実は単にあなたが囚われているだけなのかもしれませんが、ご自身で抜け出すことはむずかしいかも。
でも間もなくきっかけが訪れます。それはきっと同年代の少年との出会い。その人があなたの目を覆う布を取り去ってくれるでしょう。
その時あなたは、世界の美しさを知ることになるでしょう。
以下、本文あらすじより一部引用させていただいております。
虹色の髪を持つ子爵令嬢、パステル・ロイドは、色を見分けることができません。
そんな人と違う特徴を持つため、人との関わりを拒否して暮らしていたパステルの元に、ある日美しい容姿を持つ少年が舞い降ります。
彼の名はセオ。
感情を持たず、何処から来たかも分からない不思議な少年でした。
他人に必ずと言っていいほど憐憫や嫌悪、好奇の目を向けられるパステルは、何の感情も向けずに真っ直ぐ自分に向き合うセオに、徐々に惹かれていきます。
しかし感情を持たないセオには「好き」の意味が分からないのでした……。
不器用に、一歩ずつ、それでも成長しようともがく二人。
欠けている二人の、不思議な関係が始まる——。
色鮮やかな絵本の様な物語。
小さい頃にお気に入りの童話、絵本、おとぎ話を何度も読み返し、その挿絵が目に焼き付いている。そんな方にお勧めの物語です。
作者の矢口愛留様、主人公パステル・ロイド様、
ご来店、誠にありがとうございました!
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