異世界転生雑学無双譚 / エドガー様
いらっしゃいませ!
本日のお客様は
異世界転生雑学無双譚 〜転生したけどスキルもらえなかったので覚えてる雑学でなんとかします!〜
より、主人公エドガー様
作品はこちら↓↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330667723381204
以下、あらすじより引用
――――――――――――――――――――
スキルなしの異世界転生!? ~大事なのはスキルよりも知識でした~
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
異世界を現代日本などの知識で魔改造していく物語です。
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この世界では誰もが「スキル」、つまり人より優れた才能を一つもらえます。
しかし現代日本からの転生者であるにもかかわらず、エドガーさんはなぜかスキルが貰えませんでした。
スキルがあるのが普通の世界ですので、それを持っていない状況はかなりヘビーなのですが、エドガーさんからは悲壮さは感じられず、どこか達観したような様子で……。
前世の現代日本の知識を持つエドガーさんは、この世界の才能=「スキル」を圧倒していくのでした。
それでは、エドガー様の、占い結果でございます!
占い時期はテオドール村に着いたあたりを想定しています。
一枚目:
二枚目:
三枚目:
占い結果はこちら↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/Kotonoha_Touka/news/16818093084514998725
◆一枚目:ここにはあなたの過去が示されます
手が届かない、叶わぬ夢、才能がない、転じて「スキルを与えられなかった少年」
<通常の解釈>
彼が掲げているのは自分の「才能」。それをどう扱うべきか悩み、同時にワクワクしているのが
しかし、逆位置になると
このカードはあなたの過去を示しています。
あきらめてしまった夢があるのではないでしょうか。それ自体は寂しいことかもしれませんが、残りの二枚を見るに、それはまだ幼いあなたにとっても、既に「過去のこと」なのでしょうね。
<物語上の解釈>
スキルを与えられなかったエドガーさんです。
それと、もう一つ意味を込めました。解釈自体は一緒なのですが……。後述いたします。
◆二枚目:ここには現在のあなたが示されています。
理性、知識、知恵、雑学、あるいは「それらを持った成人男性」
<通常の解釈>
二枚目の位置にこのカードが出ているのなら、近くにそんな人がいるかも。もし悩みがあるのなら相談してみるのもいいかもしれません。
<物語上の解釈>
エドガーさん自身なのですが、占い師からみるとエドガーさんはお子様なので、「キング」=「大人の男性」のイメージと結びつかないのですよね。なので<通常の解釈>ではきっと周りにそう言う人がいるんだろう、という解釈になっています。
すごく勘のいい占い師なら「ううん???」ってなるかもしれませんが。
占い師はタロットから物語を想像するだけなので、自分の想像を超えたことは占えないのです。相談される方が詳しく教えてくれたら本当の意味も分かるのですけど。
◆三枚目:ここには未来や占いの結果が示されます
才能、価値あるもの、才能が見いだされる、価値が認められる。
この世で最も価値のあるもの、この世界で一番の才能。
<通常の解釈>
大きな手と、その上にのせられた
あなたはとても大きな「価値のあるもの」を手に入れることになるでしょう。それはきっと以前あなたの手から失われたものと同じもので、でももっとずっと大きなもの。知恵と知識が、そこへとたどり着くカギとなるでしょう。
<物語上の解釈>
現代知識とひらめきで「スキル」を圧倒するエドガーさんの「才能」を示しています。
三枚をまとめると、スキルを貰えなかったエドガーさんが、現代知識でスキルを圧倒する物語、となっています。
それともう一つ。
この三枚はエドガーさんの占い結果ですが、同時にエドガーさんと関わった人々の占い結果と読み解くことができます。
と、申しますのも、現代知識と発想力で無双するエドガーさんですが、彼の本当に凄いところは「現代知識と発想力」そのものではないと思うのです。
彼の本質は「才能を使うこと」。
自身は何のスキルも持たないエドガーさんですが、彼の知識は「役に立たないスキル(=才能)」に黄金の如き価値を与えます。
これが二枚目に出ている
このような人の価値を見出すことに秀でた人物は
では、改めて三枚のカードを見てみましょう。
これはエドガーさんと出会った、「とある誰か」の物語。
◆一枚目:
その人は自分自身を「才能の無いもの」「価値がない存在」として過ごしてきました。自分の価値を、自分自身が認められずにいました。
◆二枚目:
ある日その人は、一人の少年と出会います。
しかしなんと、その少年の正体は「知識の王」だったのでした。
◆三枚目:
知識の王は、かつてその人自身が投げ捨てた「才能」を拾い上げて言うのです。
「これはすばらしい。なんと価値があるものだろうか」
このカードが示すのは、エドガーさんがやがて手に入れる「大きな価値あるもの」のメタファーであり、同時に、
「その人」が自ら投げ捨てた「自分自身の価値」と、それを拾い上げて素晴らしいと掲げる、「知識の王」の巨大な手です。
偉大なる知識の王。
あなたがその深淵の如き英知こそ、この世で最も「価値あるもの」。
即ち「才能を扱う才能」。
きっとあなたの元にはいくつもの、黄金の如き才能が集うことになるのでしょう。
以上、
異世界転生雑学無双譚 〜転生したけどスキルもらえなかったので覚えてる雑学でなんとかします!〜
スキルなしの異世界転生!? ~大事なのはスキルよりも知識でした~
主人公、エドガー・テオドール様の占い結果でございます。
エドガーさんの魅力を伝えようとしてカタい文章になってしまいましたが、お話自体は硬くない、ギャグコメディー調の読みやすいお話です。ぜひご一読くださいませ。
エドガー・テオドール様、本日のご来店、誠にありがとうございました。
作者の芍薬甘草湯様、ご来店誠にありがとうございます。いつもお世話になっております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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