Web小説の主人公、占ってみた！ ～波乱万丈です！ タロットで紹介する主人公とその物語～

風が伝えた愛の歌 / ショーン様

　本日のお客様は「風が伝えた愛の歌」の主人公、ショーン様

　作品はこちら↓↓↓

　カクヨムさん

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054906774565

　ノベルアッププラスさん

　https://novelup.plus/story/398663153

　故郷を失い追われる身となった青年ショーン。

　人との関わりを極力避け、孤独な旅を続けていた彼はある日、洞穴の前で不思議な少女と出会うのでした。（あらすじより抜粋）

　※この占いには若干ではございますが作品のネタバレを含みます。ご注意ください。

　一枚目　塔　　　　正位置

　二枚目　審判　　　正位置

　三枚目　剣の１０　逆位置

画像はこちら↓↓↓

https://kakuyomu.jp/users/Kotonoha_Touka/news/16818093078739530259

　◆１枚目：あなたの過去に起こった出来事や、あなたの奥にある本質などが示されます

　塔：正位置　

　災い、災害、破壊、試練、事故、それらによって起きる喪失や変化。

　通常の解釈

大きな塔に雷が落ち、たくさんの人が塔から外へと投げ出される様子が描かれています。

　突然やってくる不幸な出来事の象徴です。一枚目にこのカードが来ているということは、過去に辛い出来事があったのではないでしょうか。そのことは貴方やあなたの周囲を大きく変えてしまったかもしれません。

　作中での解釈

　過去、ショーンさんの村を襲った悲劇を示しています。ゼロ話のタイトルである「喪失」そのものです。

　また塔には目印、目的地という意味もあります。過去の災害が未だショーンさんを狙っている、探しているという、ショーンさん自身が「標的」であるということも示しています。

　◆２枚目：ここには現在のあなたや、間もなく起きようとしている出来事が来ます。

　審判：正位置

　再生、復活、逆転、覚醒

　ラッパを吹く天使と、それを合図に目を覚ます死者が描かれています。

　このカードに描かれているのは「最後の審判」であるとされます。

　ここから「審判」のカードは再生、復活、逆転、覚醒などの象徴です。

　一枚目に出ている塔を「喪失」と解釈した場合、過去に失った物を取り返すことが出来るかもしれません。

　作中の解釈

　絵柄の通り「天使」との出会いを指しています。

　またメラニーさんと会うことで過去に失った大事なものを取り戻す様子の象徴としました。メラニーさん側からみたショーンさんが「かえしてくれる人」であるということも示しています。

　◆３枚目：ここには未来の出来事や、アドバイスなどが現れます。

　剣の１０　逆位置

　新たな始まり、やり直し、良い方向に向かう、再生、不死。

　地面にうつぶせに倒れている人物が描かれています。その背中には無数の剣が突きたてられています。確かめるまでもなくこの人物は死んでいるでしょう。

　ここから正位置では、衝撃、心半ばでの終了、望まぬ結果や強制的な終了を意味し ます。

　逆位置では、新たなる始まりや、物事が好転し始めると解釈します。辛い時期の終わりや束縛からの解放も意味します。

　また正位置の解釈を「死」とした場合には逆位置は「再生・復活」と解くこともでき、二枚目の「審判」と解釈が重複します。このように意味が重複するカードが出た場合、互いの意味を補強すると考えます。

　一枚目に示された喪失からは抜け出せそうです。それに新たな始まりと解釈することもできますから、新しく何か始めてみるのもいいかもしれませんね。

　作中での解釈

　正位置では剣が突き刺さって死んでいる様子、終わりを示しているのですが、逆位置にすることで「１０本の剣が刺さっても死なない」としました。

　ショーンさんの類まれな生命力と精神力に、「不死身」の象徴としてこのカードを選ばせていただきました。二枚目の審判と互いに意味を補強しています。

　また一人旅の生活から、何でも屋として人と関わっていくことを選んだショーンさんの象徴でもあります。

　まとめ

　過去のトラウマから抜け出せるような出来事があるかもしれません。そのことをきっかけに今までとは違う世界が開けるでしょう。もし新しいことを始めるきっかけに巡り合えたのなら是非チャレンジして見て下さい。

　作中での解釈のまとめ

　是非本文をご覧ください！がっつりと読み応えのある王道ファンタジー小説です。

　占いは以上でございます。

　ショーン様、作者の鬼無里 涼様、企画お付き合いいただき、誠にありがとうございました。