Web小説の主人公、占ってみた！ ～波乱万丈です！ タロットで紹介する主人公とその物語～

神さまトカゲさま思うさまお子さま。/ 美保奈様

いらっしゃいませ！

本日のお客様はノザキ波様の作品、「神さまトカゲさま思うさまお子さま。」より、主人公の美保奈様。

作品はこちら↓↓↓

https://novelup.plus/story/503437552

ノベルアップ＋さんですね。

タイトル素敵ですね。韻踏むの好きです。

以下、作品あらすじより引用させていただきます。

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新中学一年生の美保奈は立ち寄った桜祭で妖怪たちの世界に迷い込んでしまう。

襲われそうになった美保奈を救ったのは、眼帯をつけた美丈夫だった。

美保奈は眼帯の男とどこかで会ったような気がするものの、思い出すことができない……。

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妖怪モノです。

私、妖怪大好きです。公開中の作品の両方に妖怪が登場するくらい好きです。

この作品に登場する妖怪たちの醸し出す雰囲気がとてもいいです。すこしズレていて、しゃべり方も不気味な……。

短編なのであまり話すとネタバレになってしまいます。悩ましい。

＊＊＊＊ご注意！＊＊＊＊

占いの方もネタバレは避けておりますが、一部かすってしまう部分もございます。全部避けると何のことだかわからないので！

本編は一万字程の読みやすい短編ですので、ネタバレNGという方はお読みいただいた上でこの先にお進みください。

そして占いの結果と照らし合わせていただけると嬉しいです。

美保奈様の占い結果です。

占った時期は最初に不思議な体験をした後くらいでしょうか。あるいは物語の始まる直前でもいいかもしれません。

一枚目、月、正位置

二枚目、剣（ソード）の８　正位置

三枚目、棒（ワンド）の４　正位置

画像はこちら↓↓↓

https://kakuyomu.jp/users/Kotonoha_Touka/news/16818093089941818333

文中の＜通常の解釈＞は占い師がそのアルカナを見た場合に普通に取りうる解釈です。

＜物語上の解釈＞は今回だけの特別解釈。只人の域を抜けた本物の占い師だけが到達し得る、アルカナが示す真の暗示です。

◆一枚目：ここには過去の出来事や問題の原因、あなたの根本などが示されます。

月、正位置

秘密、不安、あいまいさ、妖。

＜通常の解釈＞

タロットでは月はあいまいで不安や怪しさの象徴とされます。水の中から這い上がるザリガニは心の中にある不安の象徴。また月から降り注ぐ光には怪しい力が宿るとされ、それを待つのは闇にを愛するケモノだけです。

何か心に不安を抱えていますか？

それとも、何か過去に、不思議な体験をしたのでしょうか。

＜物語上の解釈＞

タロットが作られた西洋では、月は怪しいものや狂気の象徴。でもこの考え方は私たちにはちょっとなじみが薄いかもしれません。

月が嫌いとか恐ろしいと感じる日本人は少ないでしょう。

同じように人外化生に相当する言葉は、英語ではモンスター。でも日本語では妖怪です。

妖怪が何なのかというのは難しいところですが、少なくともモンスターとイコールではないはずです。

闇の中に存在する、妖しい何か。私たちが妖怪に抱く感情は、決して恐ろしさばかりではないはず。

ここから転じて、「妖怪」を月のアルカナで示してみました。

美保奈さんの過去に起こった出来事の暗示としています。

◆二枚目：ここには現在のあなたや、間もなくあなたに起きようとしている出来事が示されます。

剣（ソード）の８　正位置

身動きが取れない、下手に動いてはいけない、囚われの身

＜通常の解釈＞

目隠しをされ、拘束された人物が描かれています。

貴方に危機が迫っているかもしれません。うかつな行動を慎んで、慎重に動いてください。

＜物語上の解釈＞

美保奈さんの身に迫る危機を示しています。

それと同時に、目隠しを眼帯と解きまして、美保奈さんが出会う人物のモチーフでもあります。「囚われ」は「虜」とも解釈できます。盲目なんて言葉も同じように色々な意味でつかわれます。

虜となるのは果たして何方（どちら）。どうぞ十分にご注意を。

◆三枚目：ここにはあなたの未来や占いの結果、アドバイスなどが示されます。

棒（ワンド）の４　正位置

助けが来る。祝福される。

＜通常の解釈＞

囚われとなってしまったあなたの元に、救いの手が差し伸べられるでしょう。

だからもしも身動きができなくなってしまっても、きっと大丈夫ですよ。

＜物語上の解釈＞

文字通りの意味で＜通常の解釈＞を適用。

さらに加えて、美保奈さんへのアドバイスでもあります。

改めて棒（ワンド）の４の絵柄をよくご覧ください。

上部が花飾りでつながれた四本の棒。何かに似ていると思いませんか？

もしも会いたい人がいるなら、このカードの示す場所で待つのがいいでしょう。

きっとこのカードの絵柄に示された人物たちと同じように、素適な結末にたどり着けることでしょう。

新中学一年生の美保奈さんは、立ち寄った桜祭で妖怪たちの世界に迷い込んでしまいます。

妖怪たちに襲われそうになった美保奈を救ったのは、眼帯をつけた美丈夫でした。

美保奈さんは眼帯の男とどこかで会ったような気がするものの、思い出すことができません……。

一枚目、月、正位置

二枚目、剣（ソード）の８　正位置

三枚目、棒（ワンド）の４　正位置

この三枚のアルカナが示すのは、再び出会うことになる、とある二人の物語。

「神さまトカゲさま思うさまお子さま。」の主人公、美保奈様の占い結果でございます。

美保奈様、本日のご来店ありがとうございました。

そして作者のノザキ波様、企画お付き合いいただき、誠にありがとうございます。