Web小説の主人公、占ってみた！ ～波乱万丈です！ タロットで紹介する主人公とその物語～

星と願いを！ / 水瀬陽鞠様

　本日のお客様は、柊雪鐘様の短編小説「ボクは星の子」より水瀬陽鞠様。

　作品はこちら。

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　https://ncode.syosetu.com/n6419hs/

　もしも流れ星を見つけたならば、あなたは何を望みますか？

　もしもあなたが流れ星ならば、どの願いを叶えましょうか？

　これは星と出会った少女の物語。

　さらりと読めてしまう約7000字の短編ですので、宜しければ是非。

　それでは水瀬陽鞠様の占い結果です。

https://kakuyomu.jp/users/Kotonoha_Touka/news/16818093078291936307

　１枚目：貨幣の従者　逆位置

　２枚目：死神　　　　逆位置

　３枚目：星　　　　　正位置

「通常の解釈」

　この三枚が出た時の一般的な解釈としては、以下のようになります。

　◆一枚目：ここには問題の原因や貴方の過去を示すカードが来ます

　貨幣（ペンタクル）の従者（ペイジ）　逆位置

　ペンタクルのスートはトランプのダイヤのマークに相当し、才能、価値、可能性を表します。従者（ペイジ）は子供を指します。

　つまり貨幣（ペンタクル）の従者（ペイジ）は夢を持った子供、夢に向かって進む子供を指します。ここから転じて、努力や才能を意味するカードです。

　逆位置になると、夢、願いを失った子供と解釈できます。

　望んだものが手に入らないと諦めてしまった事を意味します。

　辛いことが続き、未来への展望が描けなくなっているのではないでしょうか。

　◆二枚目、ここには貴方の現在を示すカードが来ます

　死神（デス）、逆位置

　死神は「 終わり」を示すカード。逆位置では「終わらない」「終わらせることが出来ない」「嫌なことが長引く」を意味します。

　一枚目のカードと合わせてみると、貴方の現在の辛い状況はまだしばらく続きそうです。先の見えない辛い旅ですが、どうか諦めずに進んでください。

　◆三枚目　ここにはあなたの未来やアドバイスを示すカードが来ます

　星（スター）　正位置

　星は目標、目指すもの、希望、願い。

　今まで見えなかった光が見えるでしょう。新たな目標が見つかるかもしれません。

「星」は「願いが叶う」事を意味するカードではありません。

　あくまで目標、光を意味するカード。

　でも目標ができることで世界が変わって見えるかもしれません、もし今が辛くても、世界が素晴らしく見える時はやってきます。

　どうか、希望を失わずに進んでください。進むごとに光は強くなっていくでしょう。

　まとめてみますと、今辛い気持ちを抱えているかもしれません。それは一朝一夕で何とか出来るものではなさそうです。辛さ、苦しさは長引く事になりそうです。

　しかし、それに耐えた先には希望があります。

　いつか星が見えることを信じて、今はどうか耐えながら進んでください。

　といった解釈になります。

「裏の意味」

　注意！ ：この先には物語のネタバレを含みます！

　既に物語をお読みいただいた方か、ネタバレを気にせず楽しめる方のみお進みください。

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　三枚のカードには、通常の解釈とは別にこんな意味を込めてみました。

　一枚目　ペンタクルのペイジ、逆位置

　ペンタクルには星が描かれています。ペイジは子供。ここからペンタクルのペイジを「星の子」と解釈致しました。逆位置にして「堕ちてきた星の子」です。

　主人公と「彼」との出会いを意味しています。

　二枚枚目　死神、逆位置

　死神は「終わり」を暗示しますが、もちろん「死」そのものである場合もあります。今回は「死」を逆位置にして、「死ぬのを邪魔された」のメタファーといたしました。

　三枚目、　星、正位置

　未来に星と出会うこと、つまり……、

　未来で「彼」との再会の暗示といたしました。

　これは星と出会った少女の物語。

　そして再び、星と出会う少女の物語。

　水瀬陽鞠様、ご来店ありがとうございました。あなたの旅に、輝く星の導きがありますように。

　そして作者の柊雪鐘様、企画お付き合い頂き、誠にありがとうございました！