横澤かつら様 / 一蓮托生~蓮華の下で結ばれて~
いらっしゃいませ!
本日のお客様は大田康湖様の作品、「 一蓮托生~蓮華の下で結ばれて~」より、主人公の横澤かつら様 。
作品はこちら
↓↓↓
https://kakuyomu.jp/works/16817330663745590547
以下作品のあらすじより引用させていただきます。
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進駐軍占領下の昭和二十二年、東京の隅田川にかかる厩橋近く。二十一歳の女性、横澤かつらは雨漏りのするバラックで、食べ物や着る物に不自由しながらも弟の康史郎となんとか暮らしている。
仕事場であるヤミ市の食堂「まつり」で酔いつぶれていた青年、京極隆を助けたことからかつらの世界は広がっていく。
様々な人々とのふれ合いの中で、かつらは戦争で傷ついた隆の過去を受け止め、愛する人と助け合いながら自分も幸せになろうと決意し、少女から大人の女性へと成長していく。かつらの行動が自分と周りの人々を幸せに導き、かつらと隆も改めて結ばれていく。
かつらたちと共に生きる、昭和二十二年から二十三年にかけての東京下町の物語。
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戦後間もない頃のお話です。当時の生活がリアルに描かれています。食べ物がない、食べ物だけでなく物がない。胸を張って生きることが難しい。
こういうお話を読みますと、なんだかんだ今は平和な時代なんだなと思いますし、平和の大事さを改めて感じますね。
それでは横澤かつら様の占い結果です。
一枚目:
二枚目:
三枚目:
画像↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/Kotonoha_Touka/news/16818093081849453834
◆一枚目:ここには過去の出来事が示されます。
災害の後、大きな爪痕、混乱した状況、問題は残るが危機は去った。
<解説>
雷に打たれて崩れる塔が描かれたカードです。
正位置では災害そのものを示しますが、逆位置になると「災害後の世界」となります。雷によって塔が崩れた後の世界です。
災いそのものは去りましたが爪痕は大きく、瓦礫だらけの世界が残されています。問題は山積みです。
何から手を付けていいかわからないかもしれませんが、危機そのものは去りました。ここからまた始めるしかありません。
余談ですが、
かの物語の中では塔が崩れた後、神様は人々が再び手を取り合い、協力することができないように、人々を世界中に散らせ、言葉を乱し、互いに話が通じないようにしたとされています。
<物語上の解釈>
物語の舞台「戦後」を表して見ました。戦闘機が飛んできて爆弾を落とすということはもうありませんが、瓦礫だらけの世界です。新たな塔を建てることを考える余裕はありません。まずは瓦礫を撤去しなければ。
◆二枚目:ここには現在のあなたやあなたを取り巻く状況が示されます。
回復と再生、支援、助けあい、孤独な状態からの脱出。
<解説>
正位置では孤独や貧困、困難な状況を示すカードです。
逆位置になると、この状況が改善されます。
教会は無関係な明かりではなく、迎え入れてくれる場所となります。困難な状況からの脱却や改善、支援と助け、協力関係といったネガティブな状況からの解放の兆しといった意味になります。
<通常の解釈>
困難な状況は少しずつ改善しつつあるようです。周りからの手助けが得られるかもしれません。また、あなた自身が周りへ救いの手を差し伸べる、といった暗示にも取れます。余裕のない状況ではありますが、助け合うことで事態は改善していくようです。
<物語上の解釈>
主人公とその周りの人たちの関わり方を示してみました。
実はここに何を置くかは非常に迷いました。隆さんとの出会いを示す恋愛がらみのカードや、かつらさん姉弟を取り巻く悪意を示すカードも考えたのです。
最終的に物語全体のテーマから、正位置では孤独と貧困、逆位置では苦しい中での助け合い、それを通じてのネガティブな状況の脱却という物語を持つ
◆三枚目:ここには未来を暗示するカードが来ます。
癒し、指針、生命力、成長、希望
美しい女性と、流れる水、その上に輝く星々が描かれています。
美しさ、生命力、希望の象徴となるカードです。
<通常の解釈>
多くの困難を乗り越えてきました。未来の位置に出ているのは星のカードです。以前問題は山積みではありますが、遠くに輝く星=目標、あるいは希望は見出すことができました。この先の道のりも決して平たんではなく、またたどり着くべき場所は遠いでせよう。しかし歩き続けることをやめなければ、きっとたどり着けるはずです。
<物語上の解釈>
描かれている女性は化粧をしたかつらさんです。夜空に輝く星をラストシーンの××のモチーフとしました。加えて、かつらさんの「願い」のモチーフでもあります。
占いは以上でございます。
横澤かつら様、本日のご来店、ありがとうございました。
作者の大田康湖様、企画ご参加いただき、誠にありがとうございました。
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