概要
より良き終わりを、彼女らに。
その世界には巫蠱(ふこ)と呼ばれる存在がいた。
総勢二十四人。
内訳は巫女(ふじょ)が十二人、蠱女(こじょ)も同じく十二人。
巫女とは「思う者」であり、蠱女とは「思われる者」である。
いままで巫蠱は自分たちの土地を守りながら、世間とは離れた暮らしを営んでいた。
しかしある日を境にその時間は、終わり始めることになる。
これはそんな彼女たちが、終焉を迎えるまでの物語――。
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