第6話 虚無への供物――幻のアドニス版
「新装版 虚無への供物」(上・下) (講談社文庫)
中井 英夫 (著)
講談社 (2004/4/15)
アンチミステリーの傑作。薔薇とサファイア。日本三大奇書のひとつ。
そんなことより、私が知りたいのはアドニス版のことなのですよ!
・ゲイ雑誌「アドニス」に「虚無への供物」の原型が掲載された。
・それは第四回まである。
・「小説推理」2005年1月号に、さいしょの二回ぶんが掲載された。
聞くところによると、アリョーシャ総攻めらしいじゃないですか。
え、ええ~……?
……さすがは中井先生です! 誰も思いつかない! ファンタスティック!
死ぬまでに読みたい本リストに入れておきましょう。
出版社の方は、こういう名著を刊行してくださいよ~。
売れるにきまってるじゃないですか。小説推理もすぐ売り切れたそうですし。
そうそう、三島由紀夫が榊山保名義で書いた「愛の処刑」は読んだことありますよ。
ワキガフェチなんでしょうかね。
なんかもう、ツンと匂ってきそうな文章。
それで、クライマックスが切腹。
映画化もされてるそうで……。(画像あり)
https://enkpromotion.info/html/1005.html
「愛の処刑」は「決定版 三島由紀夫全集〈補巻〉補遺・索引」に入っているので、お近くの図書館で読めるかもしれませんね。
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