第14話 紅楼夢ストーリー――13年間の重み

まず「紅楼夢」ってなんじゃいって話からです。


中国古典の最高傑作として名高い小説ですが、なぜか日本では知名度ゼロな小説。


wikiから丸写し。

上流階級の賈氏一族の貴公子である賈宝玉(か・ほうぎょく)を主人公とし、繊細でプライドの高い美少女の林黛玉(りん・たいぎょく)、良妻賢母型の薛宝釵(せつ・ほうさ)の三角関係を軸に展開する。


で、今回ご紹介するのは「紅楼夢ストーリー」です。


「紅楼夢ストーリー 第1巻」

曹雪芹/原作 錦埜文/翻訳・解説

2014年09月


これは日本人の錦埜文にしきのふみさんが、自分で翻訳したものです。

http://koromu.justhpbs.jp/


>「紅楼夢ストーリー」は、

>日本人ファンの一人、錦埜 文(にしきの ふみ)が、

>名作「紅楼夢」を訳したものです。


現代語訳でめちゃくちゃ読みやすいんですけど、なぜかアマゾンでは売ってません。


それは自費出版で、ごく一部の図書館にしか置かれていないからです……。


ホームページに詳しいことが書かれてあるんですが、日本全国で18件の図書館にしか置かれてないです。

http://koromu.justhpbs.jp/links/index.html

プラス、国立国会図書館ね。


>2010年11月に着手し、13年がかりで訳了しました。


いやいや、もう~ちょっと、世に広めるようにしたほうがいいんじゃないですか?

13年間の労作ですよ?


というわけで、ここで紹介しても、図書館に行かなければ読めないのです。

オークション・古本サイトにもたぶん売ってないですね。


でも、すさまじいクオリティなのでご紹介しました。


紅楼夢ファンの方はぜひどうぞ!

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