第2話 ゴーレム――大ベストセラー幻想文学
「ゴーレム」グスタフ・マイリンク
プラハを舞台にした、ゴーレムの謎をめぐる陰鬱な物語。
コートの下は全裸! ZENRA! な淫楽殺人者も登場します。
山尾たんが強く影響を受けた作品でもあります。
なにが驚きって、こういう暗くてマニアックで象徴的で神秘的な物語が、第一次世界大戦中にベストセラーになったことですよね。
今のご時世で、幻想文学が大ベストセラーに! なんて想像できますか?
国書刊行会の箱入り、箔押し、3000円以上する本が、本屋で平積みに!
みたいなもんですよ。
どんな本が売れるか、まったく予想外ですな。
「ワルプルギスの夜:マイリンク幻想小説集」もいいですよ。
それによると、作者はオカルトマニアで、魔術をたしなんで、ヨガの達人だとか。
なにそれ、お友達になりたい!
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