274.後から振り返ると、このタイミングはどうだったかなと思わなくもないのですが――スプリガンの新しい知見を得た途端ぶわっと想像の翼が広がって、おっさん冒険者は胸をわくわくさせずにいられなかったのですへの応援コメント
今日もユーグから味が出ている……
作者からの返信
こいつマジで自由人だな…と思いながら書いています。
他のキャラだとちょっと言いづらいことやできないことでも、しれっと言ってくれてやってくれやがるのが、ユーグを書いてて楽しい、かつ重宝するところです。
立てるところはきちんとシドをリーダーとして立てる一方で終始こんな調子なのが、ユーグの味かなーと、思うなどします。
ともあれ、コメントありがとうございました!
編集済
なるほどー、このまま行かせたら村の評判がやばい事になるって訳ですね。
にしても、どうやって婿入りしたのか気になりますね!
追記
ご返信ありがとうございます!
物語の裏面があるなら、それを読み取って考えるのも小説の楽しみ方だと考えております!
作者からの返信
お察しの通りです!
嫌な話になりますが、これが貧乏人相手ならお金を掴ませて黙らせる――なんて真似もできるかもしれませんが、近場とはいえわざわざ「バカンス」に来るような層となれば、間違いなく有産階級の『市民』なんですよね。
事故を起こして訴訟の対象ともなれば、オルランドはおろかトラキア州における商会の評判に関わってしまいますし、事と次第によっては商会そのものの屋台骨があやうくなりかねません。
どうにも悪癖で面倒な背景事情を組んでしまったように思っていましたが、読み取っていただけてありがたいです…ほっとしました。
コメントありがとうございました!
たった1話で「サイラスと《永遠の翼》の話も読みたい!」と思わせるのは流石ですね…!
作者からの返信
コメントありがとうございます!――といいますか、そんな風に思ってくださったんですか? ありがとうございます…!
いずれ、どこかの時点で、サイラスが《永遠の翼》に加わる経緯の話――つまるところ、彼がシドを慕うようになったきっかけの話なんですが、その辺りも書きたいなぁと思っているところです。
…とどのつまり、まだ最新話の時点でその話は書けてないということもであるのですが。
がんばります。
なるほど!昔の知り合いでしたか!
やはり情けは人の為ならずなんですねぇ。
シドさんの頑張りが身を助けましたね!
作者からの返信
ですです!
仰るとおり、昔の知り合いでした。「情けは人のためならず」――新キャラは、なんかいつの間にやらえらくなっていたかつての後輩というやつです。本作のようなタイプの話ではちょいちょいいそうな感じかもしれませんが、私的には書いてて「大型犬みたいだなこいつ」と思うやつです。
「何やかや、過去に積んできたことに意味があった」みたいな構成の話が好きなので、この感想は嬉しいやつです。
コメントありがとうございました!
お!なんかかっこよさそうな人が登場しましたね!期待です!
作者からの返信
返信遅くなりましたー! コメントありがとうございます!!
はい。舞台も当たらに新キャラの登場です。
頼もしい――ようなべつにそうでもないような、そんな感じのやつではないかなぁと書き手的には思っているひとなのですが。いずれにせよ、乞うご期待です!
シドさん…女性のプライバシーに関する話題を軽々しく出すのはマナー違反でしたね。
作者からの返信
コメントありがとうございます! 「ロボ娘が書きたい…!」という書き手の妄念で登場と相成ったセルマさんです。
おそらく今回のアレは秘密というほどの秘密ではなかったのではないかという気もしますが、まあ、いずれにせよそういうとこはあんまり気がまわらないシドです。
たぶんですけど、そういうとこが原因で巻き込まれた事件も、過去にはそこそこあったんではないかな――という気がします。このひと。
怖い…。水竜人サイドの描写で、ラズカイエンも含めていいキャラだな、今後どう絡んでくるのかな、と思っていたらこれ…。
衝撃です…。ラズカイエンはどうなったのか…。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
水竜人達に関しては…なんというか、すみません…!
ラズカイエンは今後も引き続き本編に関わってくるキャラクターの一人です。本格的な再登場は幾分先ですが、その存在は遠からず本編に関わってきます。
惨劇を仕組んだ黒幕の正体も、その中で明らかとなる――はずです。
願わくば、彼の先行きにお付き合いを願えれば幸甚に思います。
ロキオム…その時考えていた事を思うと、心苦しそうですね。笑
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ものすごーく気まずいというか…内心綱渡りの気分でヒヤヒヤしてたと思います。ロキオムは。
彼の場合、クロが心を読めるのも知ってますしね。
といいますか、クロがそれとなく意地の悪い笑い方してるのも、心を読んで内情をだいたい把握してしまったせいですしね!
のみならず、額面通り素直に状況を受け取ってる組と何となく裏がありそうなのを察してる組とで反応がまちまちなのも含めて、さりげに綱渡りなポイントが多かった一幕でした。
偽物だったか。偽物のために命をかける羽目になったと思うと腹が立ちますね。まあ依頼主側が一枚上手だったということでしょうが。
タイトルの通り大きな事件に巻き込まれそうでワクワクしますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます! 返信遅くなりました…!
はい。偽物でした。しかもその辺に関しては、荷物の受け取り側も「何それ…」となっているという、多方面に向けて何ともなアレでした。いかなる意図の下でそれをやったかが見えてくると、さらに「こいつ…!」感が増すのではなかろうかと思いますが、果たして。
――ともあれ、本格的な事件はここからとなります。
引き続きのお付き合いをいただけたなら、ありがたいことです。
なんだろう、ユーグ・フェットが可愛げを出してきましたね?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ユーグに対して「可愛げ」という評がついたのが予想外だったもので、「可愛げ…可愛げ…!?」と思わず狼狽してしまいましたが。
最終的に、「思えばこいつは揶揄や皮肉の多いやつだから、そういうの抜きで喋ってると言い回しや仕草に可愛げが出る感じになるのだろうか」みたいな塩梅の気付きを得ました。
正味、思いがけない発見で目から鱗が落ちた心地でした。ありがとうございます…!
オルランドでやっとこさパーティを作ったシドたちの話も面白いんですが、
間章のラズカイエンの話がめちゃくちゃ面白いので、このまま続けてくださいまし!
こんだけ楽しいのは、遠野さんがしっかりとキャラを造りこんでいるからこそ、ですよね。感服いたします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
正味、ここらあたりで端緒をつけておかないと次に出てくるのがいつになるやらまったくわからないというアレなため、寄り道的にエピソードを挿入したラズカイエンでした。
そうした訳で、シド達の「本筋」からすると完全に脱線の話ではあったのですが――楽しんでいただけたならこのうえなく嬉しいことです。甲斐がありました!
次からはまたシド達の物語に戻りますが、ラズカイエン側の挿話も――合流までの間は――ちょいちょい出てきますので、また引き続きのお付き合いをいただければ幸いです。
竜人出ちゃいましたね。
偶然というわけではないのでしょうから、何か大きな事件に本格的に巻き込まれちゃった感。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しのとおり、この遭遇はこれから起きる大きな事件の端緒です。シド、めたくそ本格的に巻き込まれつつあります。
といいますか、巻き込まれてくんないと困ってしまうんですけどね。主人公だから!
ともあれ、いかなる事件に発展してゆくか、ご覧いただければ幸いなことです。
竜人、腕切られても再生するとは。ちょっと生物として強すぎますね。
しかしシドさん、強いだけじゃなく、陽動という可能性にも気づくとは、やり手すぎる。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
作中における竜人は、お察しの通り、生き物としてものすげー強い種として想定しています。本編ではそれを撃退してるわけですが、基本的に、得意分野のシドはほんとに強いのです。
陽動の可能性に気づいたのは、合図のようなものが聞こえたのと同時に撤退を始めた水竜人達の行動からですが…さてはて、彼らの真意はいかに? というところ。引き続きおつきあいいただけますと嬉しいです
よかった!
脂ものは…頑張って…
作者からの返信
コメントありがとうございます!
たとえ味がよくとも、中年の胃に脂物はじわじわとダメージがくるやつですからねぇ!
とはいえ、シドも身体が資本の冒険者ですし、そこはどうにか、頑張ってぜんぶ平らげてくれるはずです
だめ!断って!だめだよー!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
たぶん、受けたところで害はない――少なくとも、何等かの害意を持って持ち出された訳ではない――話ではあるのですが、受けるかどうかはまったく別の話。
結果は――既にご存知のことと思いますが。ともあれ、この場はご安心ください、とだけ。
うわぁ、なんか嫌な再会な気がする。
シド大丈夫かなぁ?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
少なくとも今の段階では、到底友好的とは言い難い再会ですね。
実のところ《軌道猟兵団》にとってはそうでもないのですが、シドからすれば…いろいろあった後ですから。
《真人》種族の名前や設定がツボすぎる!特に「奪われたもの」が色々想像を掻き立てられてテンション上がりますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本作、古き良きハイ・ファンタジーを目指した某という塩梅です。こういう思わせぶりなアレコレ好きなのです。
いずれ「奪われたもの」に関しても伏せ札を開いてゆきますので、乞うご期待です!
この描写で名前が方舟ということは…、古代人が残した宇宙船だったりして…。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
その正体が果たしてなんであるか――は、そのうち明かされます。まだ最新話の時点でもさわり程度にしか触れられていませんが!
ですが、「宇宙船」は当たらずとも遠からずというところで、いただいたコメントを見たときはついついにんまりしてしまいました。
フィオレさんにめっちゃ好かれてる!
でも本人自覚なし?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フィオレは…さて、どうでしょうね? いずれにせよ――フィオレ自身が割と義理堅い性質なのもありますが――明確に好かれているのは間違いないかと思います。
そのうえで、こまごました諸々は今後に請うご期待――ということで、どうかひとつ!
レミール君は少年だがサキュバス疑惑がある
そしてサキュバスはガワを変えられる
つまり……!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
夢がふくらみますね! TS的な夢が!!
……といっても、いやまあ、実際どの程度までできるものかは今後の展開を何卒乞うご期待、というくらいのふわっとしたやつなんですけれども。
レミール、書いてる側としては、この先いろいろ試せそうでわくわくしているやつです。
ここのシーン、クロが全部心を読んでいるとしたら面白すぎて仕方がないです(^^)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しの通り、クロはぜんぶ読んでいます! この小娘は!
「そうですねぇ(クーはみんなと心がつながっていますのでー」
――というアレでした。
クロの方は特にばらすまでもないかなぁくらいのアレで雑に頷いていますが、ロキオムからすれば気が気がじゃないのではないかと。
男の子ならそういう事に興味があってもおかしくは……という話じゃないんだろうなあ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
実際、今年で12歳の男の子だったら普通に興味持っててもおかしくはないかなぁ、くらいのところですかね…個人差はだいぶんあるかと思いますが。
それはそれとして、果たしていかなる理由によるものなのか――は、次回以降を乞うご期待、ということで。何卒よろしくお願いいたします!
これは薔薇が咲きますね?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
薔薇が咲くかはわかりませんが、女の子相手だと思って飛ばした下ネタジョークが、えぐい角度で戻ってきそうな展開ですね!
いずれにせよ、ロキオムからすればたまったものではありませんが…。
ユーグの信頼が熱いのは嬉しいですが、なんだかちょっと怖さもありますよね…
別の問題が起こりそうな予感も…(考えすぎでしょうか)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ぶっちゃけてしまいますと、直近の段階では大丈夫です!
先々はちょっと、まだ何とも言えませんが…(※身もふたもない
それはそれとして、ユーグもユーグで彼なりの理由を持って冒険者として在り、またシドと組むことを望んでもいるので、そこをすり合わせることができなくなれば、やはり破綻に至ることはあり得るかと思います。
本編でそんなことがあるかは、別の話として…ともあれ、そんな塩梅です。
引き続き見守っていただけたら、書き手としては嬉しいやつです。
な〜〜んで選びたい放題なはずの「エリート」さんが、言うてはなんですが「難有り物件」を選ぶしか無いのか
気になります!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まさしく、仰るとおりです!
もっと有名どころで設備もいい感じの筈の冒険者宿だって選びたい放題のエリートのはずが、何だって営業再開したばっかりのふつうに冒険者宿に来てるのん? というやつ!!
直近の理由は「親からの紹介」ではあるのですが、それはそれとして新キャラ二人の側にも理由のあることなので…その辺は本章の間に、おいおいやってゆきます!
良かったです!
ここまでずっとピリピリムードで進んでいただけに
抑圧からの解放感がありました。
呪いを解いているだけなんですが
主人公であることを物語全体で示していて、
とてもカッコよかったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
主人公がカッコイイと感じていただけたの、大変うれしいことです。主人公なので、これ以降も、先々まで活躍してもらう感じでゆきたいと思います!
しかし、書いてる時はあんま意識してませんでしたが、仰るとおり、ここまで結構ぴりぴりしてましたしね…
此処から先は――少なくとも、本エピソードの間は――基本的に主人公かっこいいの流れで進んでいくはず、です。乞うご期待です。
この面子の中でエリートと言い張れるの?...w
作者からの返信
コメントありがとうございます!
より正確に言うなら、「『新人の中での』エリート」という評になります。
これはあくまで、「うちみたいなとこにはまず来ないような、すごい新人が来る!?」という驚きで、「すごい冒険者が来た」とイコールではない、という塩梅でした。
また、このあたりは次回以降に補足が入る想定のところですが、この時のサティアはかなりの部分で、オルランドという都市の「ローカルな」感覚で喋っているので、たとえばシドやフィオレあたりからすると「冒険者のエリートとは一体…?」みたいに首を傾げるとこだったりもします。
フィオレかわいい╰(*´︶`*)╯♡
それはさておき、男三人、女四人のパーティ完成!と思いきや、その複雑な事情を解決するのでまた時間がかかるでしょうから、うーん、探索に出るのはまだまだ先になりますかね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こういう場面で咄嗟に出てくる悪口のボキャブラリーが乏しくて、へなちょこなフィオレでした。本気で軽蔑しているような相手であれば結構毒も吐けるのですが、有体に言って拗ねてるだけですね、今回は!
九章。
実は、「複雑な事情」に関しては概略程度までしかやらないつもりでいるため、二度目の《箱舟》探索は十章からの予定です。先々でちょっとずつ解決してゆきたいなと思っています。
その、九章と十章の間にちょっと間章っぽいものを挟む予定ではあるのですが、そこはあんまり長くならないと思いますのでどうかご容赦を…!
ともあれ、新キャラ二人は227話からの登場と相成ります!
読んでる事を忘れて本当に食べたくなってしまう料理の描写だなぁ🤤
遠野さんには過去の善人には善人と表現した俺のコメントに善因には善果とまさに目から鱗の返信をいただいて以降意識して物語からも教えていただいてることが多いです
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「食べたい」と思っていただけるの、甲斐がありました。せっかく描写するなら料理に関してはおいしそうに――あと、「西洋風異世界」っぽさの風が感じられるようにできたらいいなー、というのが念頭にありましたので。嬉しいです。
>善因には善果
いつぞやの返信について、思いがけず大きく受け止めていただいてるように感ぜられ、なにやら面映ゆいです。
ありがとうございます。
正味、遠回りもいいところかとは思いますが、積んできたものが花開く、そんな物語にしたいなと思っております。
編集済
タイトルに笑いましたw
油!酒!脂ぁ!…ウップ
それにしても、美味しそうな料理の数々…。作る方もすごいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
本来は次の話とまとめて一話だったはずが前振りが長くなりすぎて途中でぶった切ることになった――がために急遽爆誕したタイトルでした。酒と脂と油以外新しい情報がなにもなかったので仕方がなかったのです!
「おいしそう」と思っていただけたなら甲斐がありました。
グルメ系異世界ものだったらここからさらに食レポとか入るのかもしれませんが、そこまでいくとこの描写量ではさすがにくどいかなぁ…などとそんなことを思ってしまいました。
難儀なアイデンティティー持ってるな機甲人形。
文明崩壊でもしない限り、数年後には新型がロールアウトして旧型スペックざあこ♡ざあこ♡される運命なのに。
作者からの返信
難儀なアイデンティティかもしれませんが、こういうロボ少女ってかわいくないですか?
私は可愛いと思います!!!
――と、まあそんな塩梅の話でした。
コメントありがとうございました!
この時点で人気投票とかしてみたら、票が結構割れそうで面白いですね。
僕は問答無用でフィオレに一票ですけど。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フィオレ一択…そこまで気に入っていただけているというの、びっくりですが嬉しいです。ありがとうございます…!
書き手としては、どういうところが「いい」と思っていただけているのか気になるところもありますが…
作中のキャラクターを「好き」と言っていただけるの、とにかく嬉しいですし、テンションぶち上がりますね。ありがたいです。
俺の人生にもフィオレとサティアとセルマが居てくれたらなぁ😢
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この言い方でいいのかどうか判然としないのですが、書き手としては、こう…ヒロイン(ヒロイン…?)の子達へそんな風に感じてもらえるの、とても嬉しいことです。ありがとうございます!
端々でめんどくさいところもありますが、みんなお役立ちないい子達なのではないかと思います…!
自分を卑下する呪いにでもかかってるのかこの主人公?
ここまでのことをやっておきながら大金を貰うに値することはやってないって、自分だけじゃなく周りをも馬鹿にしてるってことが分からないのかな?
キュマイラ程とまではいかなくとも強い魔物倒しました!でもキュマイラに比べると君の仕事の成果は銅貨一枚分くらいかなって言ってるようなもんだよ。
作者からの返信
僭越とは思いつつも書き手から補足いたしますと
シドの中での《キュマイラ・Ⅳ》と一件は、《軌道猟兵団》の希求する報酬を蹴る形で『クロの望みに沿って彼女をオルランドに残し、自分の庇護下に置く』のを達成した時点で一旦完全に終わっていて、さらに「オルランドでは冒険者宿に籍を置かない限り仕事に伴う報酬を受け取れない」というルールに則る限り自分はそれ以上の報酬を得る資格がない、という認識になっていました。
この辺りは当の《軌道猟兵団》からさえ、「それは到底報酬と呼べるものではない」と呻かれていることですが。
そのうえで(クロという『報酬』を手元に置いたうえで)、「さらに特別の報酬を受け取るに値するような(同じ《キュマイラ・Ⅳ》との戦いに立ち会った冒険者たちと比べて特別な)ことは何もしていない」というのが主人公の認識になります。
シド自身が自分を卑下している、やったことを過小評価しているというのはお察しの通りで、そのうえで当人が上述の認識のため過剰に引いた姿勢になっており、結局オルランドの支部長からも本編の形でフォローとツッコミと指摘を受けている――という展開でした。
書き手の力不足からどうにも格好のつかない解説で、申し訳ないことです。
ともあれ、コメントありがとうございました!
11.いぶし銀って何? と、おっさん冒険者は首をかしげたへの応援コメント
ここで「いぶし銀」という言葉がうまく使われるのはニヤリとしますね。
ちょっと意地悪なことを言うと、シドが実力に見合ったランクを持たないことによって、彼に負けた相手は「低ランクに負けたから弱い」とみなされることになるので、周りの人のためにも適正なランクを持った方がよかったりしますよね。。まあ、負かした相手の評判なんか知ったことじゃないとも言えますが。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
くすんだ銀→いぶし銀、はタイトルを決めたときから狙ってたところだったので、言及いただけて嬉しいです。ありがとうございます。
なお、勝たなきゃどうにもならん感じだから勝ちにいったものの、「格下に負けたから」という理由で先々の評判に傷がついてしまうのでは? というのを危惧してその結果があまり公にならないよう記録に残さずその場限りで済ませてしまうのが、シドの気配りというか妥協点というか、そんな感じのやつでした。
そこで気を遣っちゃうのか…と思われそうなやつですが、はい。
シドさん、マフィアのボスに目をつけられてしまった…!しかもボスが若い女の子とは…。
なかなか《箱船》の探索に行けなさそう?シドさん、がんばれ…!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
たぶん、本格的にこの人らが絡んでくるのはだいぶん先になりそうなのですが――それはそれとして、二度目の《箱舟》探索はもう少し先です。
パーティの仲間を集めなければいけないので…あと、新調した装備の回収も…ふと立ち止まって整理してみると、思いのほか、やらなきゃいけないことが多いです…!
ともあれ、本編中では「ギャング」としていますが、マフィアですよねやっぱり。このひとたち。「ファミリー」とか言っちゃってますし。
やはりマフィアにしとくべきだったかなぁと、今更になって思うなどしています。
212.交渉成立。そして一件落着――の、その後に。/終への応援コメント
まぁ戯言ですね、世界が本当に優しいならサティアはそもそもここまで追い詰められることもない...
作者からの返信
サティアがめんどくさいところは、こういうのを戯言だと言ってしまう一方で、その戯言を「信じたい」と思ってしまっているところではないかな――と。
まだしも「やれる」方で、そのための技術や素材があるからやれてるけれど、根っこの部分で「金のためなら何でもやる」みたいな志向はむいてないんじゃないかなぁ…などと、書いてる側としては思っています。
ともあれ、コメントありがとうございました!
ここまで強いとは!しかも戦闘描写がカッコいいですね!
しかしこうなると、ランクが低い理由がなおさら気になりますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この辺、気合入れて書いていました。かっこいいと感じていただけたのであれば、これに勝るものはないってくらいのところです。嬉しい。
冒険者としてのランクがさっぱり上がっていない理由は、もうちょっと先で言及しています。あまりひねった理由ではないのがなんですが、果たしてどんなものでしょうか…。
という訳で、引き続きのお付き合いをいただければ幸甚なことです。
よろしくおねがいいたします!
209.交渉成立。そして一件落着――の、その後に。①への応援コメント
宿を買い取ったことを「私には想像もつかなかった遠大なる解決法」と言ってしまうサイラスさんも、面白いというか…
関係ないけど、《忘れじの我が家》亭って良い名前だなーと思ってました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
サイラスは…その…贔屓目でだいぶん前のめりというか、褒め倒しの気配がぼちぼちあるひとので…(目を逸らす
なんかこう、彼は何やってても「さすがですシドさん!!」って言ってくれそうで、私的にも「面白いキャラ」枠におさまっています。でも、主人公をこれっくらい褒め倒してくれるのってこいつしかいないからなー…!
《忘れじの我が家》亭
ありがとうございます。私もこの名前は気に入っています。
客観的にはありかなしか判断つかないくらいの名前かも…と思うところがあったので、いい名前だと思っていただけたの、嬉しいです。
209.交渉成立。そして一件落着――の、その後に。①への応援コメント
こっちはぽかぽかなのにあっちはどろどろ...いや本当にどうしてあっちはああなった...(白目
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「フィギュア」の方は…その…あちらは仕様が「ダークファンタジー」なので…タグにもそうつけていたはずのやつなので…
特段、明言したことはなかったと思いますが、本作の方はライトファンタジー寄りを志向しています。総体としては、ふわっと明るい感じの異世界ファンタジーでやってゆきたいな…と。
設定の端々が重苦しいような気はしなくもありませんが、それでもライトファンタジーは志向しています。頑張ります…!
209.交渉成立。そして一件落着――の、その後に。①への応援コメント
サティア出来るね お人好しおっさんのことよろしくな この物語に触れていると善人には善人が集まると信じたくもなる
作者からの返信
コメントありがとうございます!
善因には善果が、良き応報があってほしいなぁ、という祈りのような気持ちは、書いてる自分の中に多分にあるように思います。遅咲きであっても、倦むことなく積み重ねてきたものがきちんと花を咲かせるような、そうした話にしたいなぁというのが本作に対する自分の心境です。
――それはそれとして、サティアには今後、シドではまず手が回らないだろうところを引き受けてもらうつもりでいます。
そろそろ冒険者の迷宮探索に話を戻してゆきたいところですが、節目節目でそんな感じの活躍を書いてあげたいところ。がんばります!
シドだけじゃなくサティアも最高!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
正直、ものすごく嬉しくて、ありがたいお言葉です。ありがとうございます…なんか、元気出ました。
八章もそろそろエピローグっぽい何某で幕引きですが、最後までおつきあいをいただけるものであるといいなぁと思っております。
シドさん、こっちが心配になるくらいお人好しで優しくて大丈夫⁉︎ なんてどきどきしてしまいます。
個人的にはこの良い人っぷりには好感度高いですが、生きづらいだろうな……とやはり心配……
だから長年出世できなかったんでしょうけど……
作者からの返信
コメントありがとうございます!
なにぶんにも二十年の蓄積ですからね、二十年。お察しの通りいろいろ生きづらいこともあったでしょうが、本人はこんな風にせずにはおれなかった二十年でもあったのだろう、と。
なかなか成り上がれる気配がないシドですが、自分の中で見据える目標は、今回の件を経てあらためてはっきりしたと思うので――この先の物語は少しずつ、彼の「英雄譚」を書いていけたらいいな、と。そんな風に思っています。
やったー!カッコいい!
と思ったら相手がいろんな意味で迷惑すぎる…。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
いろんな意味で迷惑というのは、まさにその通りで――それはそれとして、主人公のかっこいいところ、もう少し見せようかな! というパートになります。この先は。
乞うご期待、とお願いしたいところです!
相手の方が悪くても下手に出なきゃいけないのが「大人の対応」の辛いところですね。あとは相手がどう出るか…。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
このあたり、酔っぱらいの相手はやってられませんね! というお話であった気がしています。
初手、なるべく穏当に事をおさめようとするのはシドの個性かなと思っています。初手から撥ねつけてやるのもアリかとは思いますが、そこは主人公ごとという感じで。
ただこれでクロ用の1UPが減ったな
まぁあっちはまだ時間がある...はず...
というか魔力さえ何とかすればシドが居ればアニマじゃなくてもいい...かな?
自分の好きなノベルの一つの中のベテランも似たような状況は「勝手にやりゃよかろう」という至言を残したし
力じゃなくて知恵で何とかするのはあっちのウォルフさんに期待ですね(え
作者からの返信
コメントありがとうございます!
クロ用の予備はフィオレの持ち分があるのと、どうあっても――ということになれば当時の仲間を拝み倒して譲ってもらうという手がないこともなく(実際にその手を取るかはべつとして+4まで
クロもその辺の事情は――心を見て――わかったうえで口を挟まずいるはずですし。
ともあれ、本エピソードも終盤。彼女の周辺に関しても、またあらためて、おいおい触れてゆきます。
ウォルフに関しても――あちらもいい加減大詰めですしね! 乞うご期待とお願いしたいところです
ここでサティアちゃんを見捨てるとおじさんのQOLも下がっちゃうからね…しょうがないね…
作者からの返信
「助ける」「諦める」の選択肢があったらギリギリまで「助ける」側に舵を取って離さない感じの主人公です。
それでもどうしようもない時はどうしようもないのですが…でも、心が折れるレベルでどうしようもない壁にぶち当たらない限りはおおむね大丈夫。
ともあれ、コメントありがとうございます!
時には強引に行かないとね
作者からの返信
コメントありがとうございます!
性分がやさしいせいであんまり強く出られませんでしたが、「商談」での勝ち筋を綺麗に潰されてしまったので我が出てきました。
仰るとおり、時には強引に、ですね。
お人好しすぎて とおちゃん涙がでらぁ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そこはもう、こうなってしまう感じの主人公でした。何せタイトルがタイトルなのでお察しです!
あたたかく見守っていただければもっけの幸いです
力こそがパワー! いい時代になったものだ!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「商談」という立てつけは丁寧に勝ち筋を潰されたので、善意のごり押しに走りました。
たぶん今回の場合はこれが正解だと思います。相手が「お人よしからの施し」を素直に受け取ってくれる子ではないので…!
やはり暴力(好意と悪意の違いはあっても)が全てを解決する...!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ここで「そうですか」と退けないからこその『お人よし』なので、当人の自覚の有無によらずパワープレイに走りました。
実際、これが一番早いルートだったのだろうなぁという気はしています。
>そんなふうにしてもらえる、お綺麗な理由なんてものがさ
商人と言い張るなら理由くらい作ってもらわないと...
それこそ一生分の借りとか借金とか自分の身を担保にとかすればいい
今目の前には一生分の幸運が落ちてるのに拾わないのは
前どうな汚い手を使っても金を稼ぐやつと同じ人とは思わないかな...
シドさんはお人よしと認めたら尚更やらない理由がない
作者からの返信
コメントありがとうございます! 返信遅くなりました…
正味伝わらなかったのは書く側の落ち度だと思うので大変口幅ったいのですが、シドを「お人よし」だと認めてしまったからもう獲れないのが、サティアなのだ、という塩梅です。それが一生分の幸運でも。
また、この次の話でサティアが言及しているのですが、彼女はこの時点で――というよりもう少し早い段階から、この話し合いを「商談」の枠に置いていません。なのでこの辺り、ほぼ彼女個人のルールというか、意地で反駁し続けているところがあります。
どうにも分かりづらく、申し訳ないです。精進します。
はじめまして!
第一話から、世界観やそれぞれのキャラ立ちがすごくしっかりしていて、このパーティならこれまでの冒険楽しかっただろうな、と想像できてしまいました。
それだけに円満とはいえ解散は悲しいですね。これからどうなるか、楽しみに読ませていただきます!
作者からの返信
ようこそおいでませ! コメントありがとうございます!
一話目であっさり解散してしまったパーティですが、このメンバーでどんな冒険してきたんだろうなぁ――みたいなところにちょっぴり思いをはせるなどしてもらえたら、書いた側としては大変嬉しいところです。
ともあれ、拙作にお付き合いをいただき、ありがとうございます。
願わくば、楽しんでいただけるものでありますように!
んけどアニマはどうする?
いや最終的にルチアがごくごくするのは知ってるけど
商人なら無料だけはダメじゃない?
けど有料の場合、アニマはちゃんとした場合(オークションとか)で売れたらたぶん宿何個も買えるじゃない?
それこそ今話の条件全部飲んでもらった上でお釣りが出る
金で買える健康なんで国とか王族とかは喉から手が出るレベルの代物だと思うか
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仰るとおり、シドの話は今の時点で、「霊薬アニマに関する扱い」が綺麗に宙へ浮いている状態です。ただ、「霊薬アニマ」は性質上、その効力とは別の部分で少々難儀な弱みを抱えたシロモノでもあり、シドからすればアニマは「ここで使う」前提で流しておきたかったものでもあったり…まあ、多分に無理があるんですが。
ともあれその辺もコミで、現状は「シドの側の話」が終わったところで、ここからはサティアのターンになります。
目下、「落着させどころがひたすら面倒!」と頭を抱えながらやっておりますが、何とかうまく決着をつけたいです。
>なにぶんにも、本編の方はこう、しちめんどくさい感じのアレなので…
まぁシドさんの対人能力はね...
その上サティアの対お人好しな人の能力もね...
シドが交渉するのが筋だけど
もうお前ら二人黙っててフィオレもしくはクロに整理するほうが...w
作者からの返信
コメントありがとうございます!
シドの対人折衝が――というのもさることながら、サティアがひたすらこじらせているせいで話が面倒になっています。霊薬の存在にまっすぐ飛びつけない時点で、こう、サティアの胸中は既にぐちゃぐちゃのわやくちゃなのです。
フィオレはともかく、相手の心が見える≒その時点その時点で相手の考えていることが分かるクロあたりに場を譲った方が、本来もっと早く話が進むというのはむべなるかなという気がしています。
とはいえ、それでもここはシドに頑張ってもらわなければいけない場面だと思うので――何卒、今暫しのお付き合いを願えればというところです!
>あと何か後ろで飲んでるルチアは何を飲んでいるのかな…!?
そりゃアニマ
作者からの返信
前回いただいたコメントからの続き!?
ああ、でも、そっか…いいのかなルチアはそれで…いえ、それくらいの方が話が早くてよかったのかもしれませんね。なにぶんにも、本編の方はこう、しちめんどくさい感じのアレなので…
ともあれ、コメントありがとう後アイマス!
シド、この宿を復活させ、そしてここに所属しようと……?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
方向性としてはおおむねお察しの通りのしろものと相成ります。
この先の話は、「何故その発想に至ったか」と、「いかにすればその交渉が妥結n至るか」の話になる――はずです。
おっさん:ぐへへ、アニマが欲しいならおとなしく(話を最後まで聞くように)するんだ!
サティア:くっ、殺せ!
ルチア:(ごくごく
という夢を見た
作者からの返信
????「いやあたし高潔な女騎士違うし」
しかし、言われてみると確かにそういう感じになる流れですね、この辺り!
あと何か後ろで飲んでるルチアは何を飲んでいるのかな…!?
ともあれ、コメントありがとうございます!!
199.夜が明けて、また新しい朝。彼女の、新しい目覚めの朝。への応援コメント
ルチアが老いて()置いていった皿を見遣ると、オーブン焼き卵ココットエッグと焼いたハム。その傍には、籠一杯に持ったパン。
誤字ってますよー。
それはそうと、外部の目を気にするとだいぶやばい(美少女だらけの宿)。
追い返したおばさんもなんかいらんことしそうやし、どうなる事やら。
作者からの返信
ご指摘ありがとうございます。おいは恥ずかしか!!
誤字脱字など気づいた際は、またご教示いただけますとありがたいです。なるべく自分で潰すようにはしているつもりなのですが、恥ずかしながらこういう塩梅で残ってしまうことがままあるもので…
美少女だらけの宿
――字面からしてなんかいやらしいですね!
ともあれ、この場に関してはひとまずの決着ということで――《淫魔の盃》亭の女主人に関しては、まあ何か始めるようでしたらもしかしたらそのうち、ということでどうかひとつ。
199.夜が明けて、また新しい朝。彼女の、新しい目覚めの朝。への応援コメント
こう見ると
おじさんロリコンと疑われても仕方ないな気が...w
実年齢はともかく見た目だと周りの全員は...
作者からの返信
フィオレ:実年齢50~60歳(外見は人間換算で10代後半~20代前半)
クロ:13歳(宝石化していた期間を除く)
サティア:10代後半
ルチア:10歳前後
クロに続いてルチアが増えたせいで、見た目の平均年齢ががくんと下がってますしねぇ…。ある時ふと気づいておじさんの背筋が寒々しいことになりでそうです
ともあれ、コメントありがとうございます!!
196.《救いの手/ヒーロー》は、最後の最後に扉を叩くへの応援コメント
ユーグさん
『善人』や『お人好し』とは、言い難いが、「悪人」では無い
自分達に益が有る/無し
の前に
自分の矜持に沿ってるか
が有るんですね
益が有ろうが、矜持に反するなら、やらん!!
な誇りが。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しの通り、ユーグはどちらかと言わずともアウトローの類ではあるのですが、自分の信条、矜持に則ることを重んじるタイプのアウトローです。
金や利益よりも誇りと信念が大事、みたいな。
そう言う面で、小悪党の類と一線を画すものとして書いてあげたいキャラです。
感じ取っていただけたものがあるようで、書いた側としてはたいへん嬉しいことです。ありがとうございます。
118.そして、勝利の幕引きへの応援コメント
クロちゃんも全裸だったからセーフセーフ むしろお揃いですよ!
作者からの返信
その発想はなかったです…!(目から鱗が落ちる様
あと、これは完全に余談なうえにこの後の話もお読みいただいているので既にご存知のことでしょうが、その二人は裸マントでもお揃いです。何をやってるんでしょうねこのひとたちは。
ともあれ、コメントありがとうございました!
196.《救いの手/ヒーロー》は、最後の最後に扉を叩くへの応援コメント
じゃあシャア、間に合った!ここからどうなる事やら?先が楽しみです、
作者からの返信
コメントありがとうございます!
先を楽しみにしていただけるの、たいへん嬉しいことです。
ようやくにして、ヒーロー登場!――という段にまで至り、本章もそろそろ終盤です。
ここから先は、おひとよしの冒険者がどうやって事態を収束し、窮地にあるひとびとを救うのか――というおはなしになります。なるはずです!
布石は打っていたつもりですが、ともあれ乞うご期待です。よろしくお願いいたします!!
195.幕間:ある少女の独白への応援コメント
お人よしっていうのは本当、損ですね……
ウェスさんの対応はあんまりでやり切れない思いが強いですが、彼も裕福ではないのだし……いや、でもやっぱり酷いです
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「善人であり続ける」のって、結構過酷な生き方ではないかな――とぼんやり思ってるところのある私です。
たぶん――というか、これは書いてる側が思ってるだけのことなのですが、ウェスさんって「お金のやりくりに苦労してた普通のひと」ではなかろうかと。
実際、自分がひどいことしたって自覚と後ろめたさがあるから、サティアの紹介状を撥ねつけられなかったり、彼女に対して過剰にびくびくしたりもしていた訳で。そのうえで、「俺は悪くないよな?」と言い訳したげな物言いがちらほら出てくるのも、やっぱり普通のひとだからじゃなかろうかな――と。
もちろん、ひどいのはひどいのですけれど。
――ともあれ、本エピソードもそろそろ終盤です。
「読んでよかった」と思える幕引きとできるよう、何とかやってゆきたいところです
いい世界観ですごく面白いと感じました。
最後から3行目の「いつもで」の部分って「いつでも」じゃないですか?
僕の勘違いならすみません
作者からの返信
勘違いではありません。たいへんお恥ずかしい…!
ご指摘ありがとうございます。修正しました! またお気づきのところありましたら教えてくださるとありがたいですほんと恥ずかしい…!
ともあれ、ひとしきり我が身の恥を噛み締めたところで。コメントありがとうございます!
今後もお楽しみいただければ幸いなことです。
こんばんは、御作を読みました。
フィオレちゃんが指摘しましたが、シドさんが整理下手というか、自分のことになると途端に不得手になるのは解釈一致ですね>▽<
所属先となる冒険者宿探し、どうなるかなあ。楽しみです。
面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お楽しみいただけているのであれば何よりのことです。
さて。割と、こう…自分の身の回りのアレコレは雑なシドです。
そして、世話女房ごっこしてうきうきしてるフィオレです。この子結構アホですね…
所属宿探しをはじめとして、ここからしばらくはシティアドベンチャーな感じになります。
引き続きお楽しみいただければ幸いです!
ん、問題はシドとフィオレ現時点アニマ持ってるかどうかかな?
持ってるなら話が早いけど
作者からの返信
おっと、鋭い――だいぶん前に出てきたアイテムなのに、よもや覚えていらっしゃるとは。
病気まわりの問題に関しては、もしかしたら想像されているとおりの解決になるかもしれません。問題は、そこまでの展開をどう転がすか――というところですが。なんとかやってゆきたいところです。
コメントありがとうございました!
シドなら勝てる!ってわかっているんですが、こう言う展開はワクワクもニヤニヤもしてしまいます( *´艸`)フフフ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ある種「天丼」的な展開だったかなぁと思うところはありましたが、ワクワクニヤニヤしていただけたなら何よりのこと。あんまり過剰に痛めつけたりしないのがやさしさです。
シド、いろいろあぶなっかしいところもある主人公ですが、専門の分野はきっちり強い感じで書いてあげたいやつですね。
て を ぬ く な !
読者はみんなシドを応援するとともに、変な忖度をしてわざと負けたりするんじゃないかと気が気でなりません。
作者からの返信
いやあ、いくらシドでもそこまでは――と最初は思ったんですが、落ち着いて振り返ってみると「それが(相手の今後のために)最善の選択だ」と思ったら。そういうことをやりかねないなぁという気がしてきました。彼の場合は。
結果については、次回を乞うご期待ということで――と言っても、そこまで変わったことはしませんけれども。
ともあれ、コメントありがとうございました!
な ま ぬ る い !
けど、それもシドのいいところなのかな。
舐めプだと、あとでこのパーティに恨まれなければいいけど。
作者からの返信
仕様です…!!!<なまぬるい
…自分事のアレコレだと、おおむねこんな感じなんではないかなぁと思います。シドの場合。
此処に至ってこれまでを振り返ってみると、どうもロキオムの腕をねじった時が一番攻撃的だった気がします…たぶん、そんな塩梅の仕様です。
ともあれ、コメントありがとうございます!
ぶちのめしてやってちょうだい!
お情けとかなしで!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
前回はサイラスが間に入ったことで棚上げとなりましたが、今回はきっちり決着をつけます!
ですが、お情けなしはちょっと厳しいかもです…主人公の性格的に。
そこは、何と言うか…こう、なりゆきに委ねるということで、どうか…!
救世主の登場か!?
頑張れ、シドさーん!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
救世主――に、なるといいなぁ! ともあれ今回は、いい加減シドにもオルランドでのしっかりした基盤を持たせてあげたい、という話です!
プロローグの時点でお察し案件ですが、本章はサティアの話でもあります。
というより、サティアは本来この辺が初出になる予定だった子でした。二章は「せっかくだから船旅が書きたいなぁ!」で急遽増設した話だったので、後で出てくる予定だったキャラのうちで出てきておかしくなかった子を先んじて出した感じだったのです…と、どこかで書いたよな覚えもありますが、そんな塩梅でした。
肝心の再登場がこんな伸び伸びになるとは、当時は思いもしませんでしたが…
大事な話しているのに、「全裸」が連呼されすぎてww
脳裏におっさんの全裸が…www
久しぶりのコメントなのに、ごめんなさいm(_ _)m
作者からの返信
謝られることなんて何もありませんよー!
コメントありがとうございます!
支部長、初登場(35話)の時点から発言の中で「全裸」を強調する場面があったのですが、それもこれもここへつなげる導線でした。こんなささやかなネタのために伏線引いてどうすんだって話ですけれども!
御見苦しいものを想像させてしまい申し訳ないです…! が、そのうえでご笑納いただけていれば勿怪の幸いです!
171.ひとときの閉幕:丘の無名慰霊碑にてへの応援コメント
ラズカイエンは自分がやってしまったかもしれないこと、見て悔いるやろうなー。
しかも、相手は母ですもんね。
言葉に表せれぬ感情を思いました。
後お母さん人ができてるなー。
作者からの返信
「貴様らちっぽけな人間《サル》風情の命など」扱いしていたころを思うと、隔世の感があるのではないかなぁという気がしています。作中時間だと、数日かそこらの話なんですけどね。
ラズカイエンがここへ来たこと自体はシドとの約束を果たすための義理立てで、けれどそのうえで、丘での出会いを経て思うところがあったのだと。
その心境を言い表す適切な言葉がちょっと思いつかないのですが、それでも感じ取っていただけるものがあったのであれば、書いた側としては嬉しい限りです。
お母さんに「人ができてる」と思っていただけたのも嬉しいです。
コメントありがとうございました!
なんか哀れやな。
理由無く命を取られるのは、クソということは確かやけど。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ルヴィスエーザの選択が責めを負うべきことか? となれば、必ずしもそんなことはないだろうと思います。仮に彼女に責めを負うべき咎があるとすれば、多分それはもうちょっと別のところだろうな――と。
ひとまず、彼女は本作のラスボスのつもりで書いています。
なもので、決着はだいぶん先になるかと思いますが…なんとかそこまで書ききりたいところです。
致死性の落とし穴を掘って、しっかり偽造までして、あそこに良い物があるよ〜なんて唆すのは……悪意があると取られても仕方ないですよねぇ。
『生きていたい』なら尚の事、他者を陥れて恨みを買うような真似は慎むべきなんでしょうが……ひょっとして、見える未来の通りに動いていただけで、実は倫理観とか社会性の類が未熟だったりしたんだろうか?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
こうした形で、その気になればひたすら独善的に扱える力だからこそ、倫理や矜持という鎖が必要なしろものだった、という風に組んでいるのですが…そこを、「(恨みを買うというのもひっくるめて)そんなの構ってられるか!」と開き直ったのがルヴィの現状なのだと思います。
自身が言うとおりに積極的な外囲はないのだとしても「別に死んじゃってもいいかな」くらいの消極的な切り捨てがあることまでは否定できるものではないでしょうしね…
「利他の竜」は、人間とは精神構造が違うからそういう行動ができるのだと思っていましたが、自分のために行動できる生き物でしたか…。
彼女がこれまでどうしていたのか、最終的な目的は何なのか、気になるところです。
そしてクロは幼い頃は自分の名前を覚えきれていなかったと。記憶力がめっちゃいいか、特殊な覚え方でもあるのかと思っていたので、なんか可愛いなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『利他の竜』、精神構造が違うと言えばたぶんそう形容することもできる存在で、けれどその違いは『教育』であったり『倫理』であったり、そうしたものによって導出された違いであろう、と考えています。
大昔のひとたちの精神構造って、今の自分達では理解はできても「そうなれるものだろうか」という隔たりってあるのではないかと思っていて、とどのつまりはそうした差異ではないかな――と。
クロの名前
この頃は、まだちっちゃくて自分の力をきちんと使えていない想定です。
で、自前の記憶力だけでどうにかしようとすると、ふつうの幼児くらいの記憶力だったんじゃないかなと。はい。
なんか幼児っぽくてかわいいから覚えきれていないことにしたという面は、多分にはありますと言わざるを得ません。
しかし、そう言う意味では、理性を持ったまま「皆を殺し尽くす化け物」になったと言えてしまうのではないかね?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ルヴィの本質を一行で――書いてた側が想定していなかった角度から――言い当てられたようで、目からうろこが落ちた心地です。
書いてる側としてそれはどうなの、と思われてしまうかもしれませんが、こうした形で「読み取って」いただけるの、嬉しいものですね。
実情として、ルヴィは仰るとおりのしろものであると思います。
そして内実を見るなら、さらにもう少し性質の悪いやつかもしれないな…とも思っています。
そんな塩梅のことをごちゃごちゃ小難しく考えていたら、一行で綺麗にまとめられてしまったな――と。そんな心地です。
胡散臭い支部長並の重要キャラだろうけど過去回想しか出番のない万能姐ちゃんここで来たか!…あれあの姐ちゃんってバジリスク戦の時点でツヴァイハンダー極めてたのかな?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
正味、今の時点で未だ出番らしい出番のないイルダーナフさんですが、いずれ本編に絡めたいと思っています。登場がいつになるやら今の時点であんまり具体的なとこが見えてこないのがアレですが…
彼女がどういう立ち位置の存在か、については、その時にあらためて触れたいと思っています。
願わくば、そこまでおつきあいをいただけますように…!
んーと、オジサン?
優しい人だし事情が込み入ってるのは分かるんだ…
とはいえ下見予定がどんどん悪化して顔見知りと野良パを組んで強行軍、集中力ゼロでお上りさん全開、偉業達成直後に破壊と殺戮の場に突っ込むってほぼ他人とはいえ味方の命を軽視し過ぎなんじゃない?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
一応ながら《箱舟》探索経験ありのパーティと、以前にパーティを組んでいて実力を把握しているフィオレの編成だから、というのもあるのですが…それを差し引いても、確かに軽挙が過ぎるところはあるかもしれません。
なお、おのぼりさん全開は本当にシドの「やらかし」です。なまじユーグがそういう挙動に理解を示してしまったのでアレですが、そりゃ怒られますというやつです。
読む前→止めて、みんなタヒんじゃう!
読んだ後→押し掛け女房より先に兄貴の制裁入ったぁぁぁぁ!!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フィオレはたぶん――本当に、本当に制御不能のところまでブチ切れるところまでゆかない限りは――実際に手を出すところまではたどり着かないと思われるため、ユーグの方が先にぶちのめしてしまいました。
ユーグは少々暴力が軽いです。
ここの没落したパーティの笑い話というのは『フィギュア』の彼らのことですね…?
そっかあ、彼らのパーティはあの後崩壊してしまったのかと悲しくなるのと、笑い話として語られてるのか、と思うと何とも言えなくなりますね…
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しの通り、「フィギュア」の彼らです。過去にセリアとパーティを組んでいた面々です。
ランバルドの冤罪が公的に晴らされることはないまま、それでも「こうだったに違いない」と口さがない噂を立てられながら、「成り上がったはいいが身の丈に合わない階位に足をすくわれて崩壊した『バカな冒険者』」の物語として語られているのが、作中の一件ということになります。
余談ながら
事の顛末は「フィギュア」の116話(本日更新)で言及されていたりします。
しかし、それだけの事を成した人間に対して、ただルールだから報酬無しね、で済ませるのは……組合も、市も、甲斐性が足りないのでは?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
その辺はまた、後の話でおいおいフォローしてゆきます。
もとより、「正規の記録に残る形で報酬を受け取れない」というのが現状の問題であり、裏を返せば「記録に残らない形の報酬なら出せる」ということでもあります。
これは書き手の側でもまだぼんやり考えている程度のやつですが、《連盟》の側からしても、シドに対しては何らかの形で「手綱」になるものを――おそらくは義理堅い冒険者であろうと見込んだ形で――つけておかないと、現状のあまりにふわふわした状態で放置するのは、この先の動きが読めなくて怖いことでしょうし。
編集済
後輩くん以外にも数々のルーキーを一人前に育ててそうだけど知識面がポンコツじゃねぇか!!!
あとテンプレだけど同じ様に冒険者がタダ働きさせられない為にもちゃんと書面に纏めようね?!(オジサンの事務処理能力が壊滅的だろうけど…)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仰るとおり…ここは完全に、シドの凡ミスです。予め知ってさえいればちゃんと功績を稼げたはずなので、本当に…たぶん村のひとたちも、ただ働きさせようなんてことはこれっぽっちも考えていなかったでしょうし、シドが呑気してたのが、こう…はい。
敢えて言い訳を考えるなら、《魔猪》の生息域をこれまで冒険したことがなかった、のみならず今回のオルランド行きにあたっても、目的地については相応に調べていたとしても、本来通過点でしかなかったところはさほど調べていなかった――みたいなところかと思います。にしたって、でかい猪に何の疑問もなかったのかとなると…たぶん、普通に撃退できるレベルだったので、「なんかでかい猪」以上の特別な認知に至らなかったのかと…
事務能力も…どうなんでしょうね、このおじさんは。作中で描写したことがなかったはずなので確足ることは言えないのですが、正直頼りなさそうだなぁというのが書き手の所見であったりします…。
笑い話の保護者役ってまさかシド? とか思いながら読んでました。
そして報酬の話。
うーん、まだまだ揉めるなぁʅ(◞‿◟)ʃ
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ここは残念ながら、シドではなく別の冒険者です。
拙作の別作品を踏まえたうえでの言及でしたが、さほど重要なところでもないのでお気になさらずいてくださって構わないくらいのやつです。
いずれ機会があった際に、「ああ、これ?」と気づいていただけたなら、まこと幸いなことですが…まあ、そこはそれ、ということでどうかひとつ。
オッサンが怪しすぎて勝手に話し始めてから金を請求するタイプの現地民にしか見えねぇ…
作者からの返信
コメントありがとうございます!
うさんくさい感じを感じ取っていただけたようで、書いた側としては「よっしゃ!」というところです。
私的にはもう少しベクトルの違ううさんくささを想定していたのですが、こうしてコメントで言及されてみますと、確かにそういった方向のうさんくささも十分あり得るくらいのやつですね、この地元民…。
なるほどおっさんの最初の仕事は老害の為の墓穴掘りですね(絶対違う)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ですが、墓穴掘りはノー! それはノーですお察しの通り!
既にその辺りは読み干されてその先へ進まれているかと思いますが、「追放」という言い草の真意も含めて後々伏せ札をひっくり返すあたりのやつです。
腑に落ちる話へ仕上げられていたのなら、書いた側としてたいへん嬉しいことです。
ケイシーのここの発言、「こういう話の通じない奴、いる!」って思えてしんどいですね。
これが大衆というもの…嗚呼…
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この辺の台詞、やり取りも含めて少々アレめかなぁと思うところもあったのですが、分かりやすさ優先でこんな展開となりました――と言っても、半分くらいは「お前この期に及んでー!」っぽい主旨の、天丼ネタくらいのつもりだったんですけれども。
もしかして想定よりリアルに迫るものがあったりするのでしょうか…と、若干懸念がなくもなかったりしております。
ともあれ、なまじ《キュマイラ・Ⅳ》との戦いが首尾よく切り抜けられたからというのもあるのですが、ケイシーはいまいち懲りてない感じのようです。はい…。
編集済
誤字報告です。
体に合わない鎧を無理に使おうとしたところで、干渉して四肢の動きを阻害するばかり。さらには身体のそこかしこへ不作為に要らぬ不可(負荷)をかけることにもなる。悪くすればそれだけで負傷にまで繋がりかねない。
追記
学業優先でのんびり更新してください!
見かけたら、誤字報告しますね。
作者からの返信
誤字指摘報告、ありがとうございます! 早速、修正行いました。
投稿前のタイミングで読み返して、なるべく誤字を潰すようにはしているつもり、なのですが…なかなかなくならず、お恥ずかしい限りです。
またこうした誤字の類にお気づきの際は、その旨ご指摘いただければありがたいことです。
追伸:
学業…? と首をひねっていたのですが、誤字のせいでしたかー!
「投稿前」の間違いでした! こんな調子だから誤字が出るんですよねぇほんとお恥ずかしい!!!
編集済
123.間章:序/夢見る宝石の目覚めへの応援コメント
今気づいたけど、主人公の両手剣、オルランドの剣だったりしますか?
石化ブレス食らっても石になってないのが不明やわ?
追記
夜遅くにありがとうございます!(´▽`)
「同質の剣」ということは、( ゚A ゚)ホウホウと言いながら待ちますね。
作者からの返信
コメントありがとうございます!!
両手剣に言及いただけたこと、書き手的にはすごーく嬉しいやつでした! 思わず「よっしゃ!」と拳を固めてしまったくらいです。この深夜にテンションが上がりました。
そのうえで…この期に及んでなお言葉を濁すのってわざとらしくて仕方ないなぁとは思うのですが。この場は「いずれ明らかにします!」ということで、どうかご寛恕をお願いいたします。
少なくとも、シドの両手剣とオルランドの剣は、間違いなく『同質の剣』ではあります――ということで、どうかひとつ。
可哀想な部分もあるけど、自業自得な部分もあるよね?
ランクを目安にし過ぎた悪い例。
危うくその対価を命で払うところだったことも。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
フィオレもそこまでは思いきれない子だと思うので、実際に死ぬようなことにはならなかったと思いますが――ただ、恐らくはそう感じてくださっているだろう通り、ルネ達が「やりすぎた」のだけは間違いないことかと思います。
最初は単純に反感や反発からだったのでしょうが、そこから居丈高に振る舞って悪口を言い合う間に、無暗に気が大きくなってしまったのですね。
加えて、ロキオムとユーグが撃退された一件(一章のエピソード)があったうえでのそれだったので、かなり苛烈なしっぺ返しを食らう形と相成りました。はい。
最早シドにかけられた呪いなのでは?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
正直、その発想はありませんでしたが、しかしこうして言われてみますと…そうかな…そうかも…という気がしてきています。
なまじ、「公にした場合に影響の大きい」案件(仮に、後世に真実が明らかとなった場合には、英雄的な存在として称揚されるかもしれない案件)に首を突っ込んでいるというのと、表裏のことなのではないかなぁ…とも思ってもいるのですが。
ともあれ、どういう影響が懸念されているか、については次回以降に言及してゆく予定です。首尾よく納得いただけるものだといいなぁ…と、ここはかなり切実なアレですが…!
GW最終日に見つけて一気読みしてしまいました。
文体も読みやすく美しく何より世界観の広がりが素晴らしい!
まだまだ明らかになっていないことも多く、これからの展開を期待させてくれます!
無理のない範囲での更新をお待ちしています!
こういった話こそ最後まで続いてほしい…何卒…!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そして、のみならず――ここまでの一気読みありがとうございます!! てか、すごく褒めてもらっている…!
何より、よもや一応ながら45万文字オーバーくらいあるものを一日で読み干されてしまわれるとは…GWゆえのことかもしれませんが、すごいです。びっくりです。感謝感謝です!!
なるべく無理のない感じで何とかやってゆきますので、お時間ご都合よろしい折に引き続きのおつきあいをいただければ幸いなことです。
正味、完結させたいという欲はあるので…!
123.間章:序/夢見る宝石の目覚めへの応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
クロさん、きっついですねTT
この悪夢から解放される日は来るのか……。
シドさん達の今後が気になります。
面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この悪夢を彼女へ見せるに至った、過酷な――だと思う――これまでに関しては、もう少し先でふたたび言及してゆきます。
ここから先はあらためて、シド達が終えた冒険にまつわる「後始末」と、のみならずこれからのための「支度」と「助走」のための話になるかと思います。
本当は後始末だけのつもりだったのですが、いろいろあってやることが増えました!
引き続き、今後の彼らにおつきあいをいただければ幸いなことです!
TRPGやってるとシドみたいなPCに育つやつ必ず居るんですよね······
ゲームならGMの匙加減でいくらでも報酬調整できるけど、
実際はそうならないよなぁというのは時々思う話ではあります
作者からの返信
コメントありがとうございます!
TRPGですか…確かに、主人公っぽいムーブや、事件を首尾よく収めるために、損をしてしまうプレイヤーというの、いてもおかしくないなぁと思いました。
仰るとおり、確かに現実の実情だとそういう立ち位置の人物に対する十分な報酬調整というのはないかもしれませんが、そ子は本作も「英雄譚」のつもりなので――これまで人に多くを譲ってきた冒険者が、遅咲きの英雄となるまでの物語、という感じにしてゆきたいと思っています。
お時間ご都合よろしければ、その行き着くところへおつきあいをいただけたなら幸いなことです。
142.これは、ひとりの宝石の女の子と、世界を包む呪いのおはなしへの応援コメント
浅はかなコメントで申し訳ありませんが、シドなら「その呪いを断ち切るために戦おう(呪いを解くために何か行動しよう)」とか言って、今度は神に立ち向かっていきそうで……。
絶対にクロを手にかけることはしないはずだし。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
シドがクロを手にかけるというのは、仰るとおり――確かにないよなぁ、というやつですが。
とはいえ当事者である神さまも既にこの世界ならざるどっかへ消されてしまっており、この問題は既にそうした根本的な部分においては当事者不在の状態にというアレになっている塩梅です。
この状況を基盤において、シドが――のみならず、クロが何をしようとするのか。
《箱舟》探索から始まったそうした状況に指針を示すのが、現状の「後始末」の流れとなっております。
我ながら、最終的な決着が遠い…! なんとかそこまで辿り着きたいです!!
事案発生の瞬間である(´・ω・`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
まあ、ジム・ドートレスという冒険者は…こう、そういうところがあります。何て言うか、いろいろと台無しですが…
とはいえ、思うにクロくらいの年齢だと土地柄や時代、文明圏によってはもう結婚適齢期だったり結婚させられたりする年頃なんじゃねっかとは思うので、必ずしもアレとは言い難いやつかとは思うのですが、とりあえず作中現在の現在地の文明圏ではダメなアレなのでした。
忍たま〇太郎(´・ω・`)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しの通り、元ネタ的な何某はそこになります。ご飯を残すと怖いひと、となると否応なくその方が浮かんでしまうアレだったので思い付きで単語を寄せました。
気づいてもらえると嬉しいやつです。
いつの間にか追い抜いてたのね(笑)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
はい。サクッと追い抜いていました。フィオレ。
シドからすれば、自分の後を誰かが追いかけてきているなんて発想がもとからなかったせいではあるのですが、追い抜いてしまったフィオレからすれば気が気ではなかったことでしょう。
――と、いう訳での、本編の状況なのでした。
56.当座の問題が片方解決しました。交易商人の子の無事は確認できたので、あとは荒事を何とかするだけですへの応援コメント
はらはらの展開!これは大変な事になりましたね(>_<)シド、フィオレ頑張れ!
……フィオレの気持ちわかるなあ。フィオレの気持ちはまだはっきりとわからないけれど、気になる人や好きな人に「全然そういう関係じゃないから!」「ただの友達だから!」とかやられるとダメージ大きいですよね😞フィオレ、ドンマイ(ノД`)・゜・。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
お察しの通り、フィオレからすればおもしろくはないやつですよねー…悪気はない、というか、むしろ気遣われた結果、であろうことが仮に察せられたとしても、そりゃあ面白くなかろうなーというやつです。
この子はこの子で、まあまあ前途多難かもしれませんね。