しかし、そう言う意味では、理性を持ったまま「皆を殺し尽くす化け物」になったと言えてしまうのではないかね?
作者からの返信
コメントありがとうございます!
ルヴィの本質を一行で――書いてた側が想定していなかった角度から――言い当てられたようで、目からうろこが落ちた心地です。
書いてる側としてそれはどうなの、と思われてしまうかもしれませんが、こうした形で「読み取って」いただけるの、嬉しいものですね。
実情として、ルヴィは仰るとおりのしろものであると思います。
そして内実を見るなら、さらにもう少し性質の悪いやつかもしれないな…とも思っています。
そんな塩梅のことをごちゃごちゃ小難しく考えていたら、一行で綺麗にまとめられてしまったな――と。そんな心地です。
「利他の竜」は、人間とは精神構造が違うからそういう行動ができるのだと思っていましたが、自分のために行動できる生き物でしたか…。
彼女がこれまでどうしていたのか、最終的な目的は何なのか、気になるところです。
そしてクロは幼い頃は自分の名前を覚えきれていなかったと。記憶力がめっちゃいいか、特殊な覚え方でもあるのかと思っていたので、なんか可愛いなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
『利他の竜』、精神構造が違うと言えばたぶんそう形容することもできる存在で、けれどその違いは『教育』であったり『倫理』であったり、そうしたものによって導出された違いであろう、と考えています。
大昔のひとたちの精神構造って、今の自分達では理解はできても「そうなれるものだろうか」という隔たりってあるのではないかと思っていて、とどのつまりはそうした差異ではないかな――と。
クロの名前
この頃は、まだちっちゃくて自分の力をきちんと使えていない想定です。
で、自前の記憶力だけでどうにかしようとすると、ふつうの幼児くらいの記憶力だったんじゃないかなと。はい。
なんか幼児っぽくてかわいいから覚えきれていないことにしたという面は、多分にはありますと言わざるを得ません。