玩具箱の片隅で

主人公の積木士郎は、ボードゲームカフェでアルバイトをしている大学生。
やりがいを感じているし、ボードゲームカフェでの仕事が大好きだ。

とても充実した学生生活を送っている大学生……と言いたいところですが、彼には、もう一つの顔がありました。
彼は、生死をかけたスリルに取り憑かれた、デスゲーム狂いの異常者だったんです。

そんな積木士郎が参加することになったのは、運だけでは生き残れないデスゲーム。
一見簡単そうに思えるのですが、そんなに甘くはありません。一瞬でも気を抜けば、確実に死が待っています。そして、『見極める力』が必要です。

僕はこの物語を読んで、流行り物を混ぜたようなゲームではなく、こ…続きを読む

　デスゲームの運営関係者が強制的に参加させられたこのゲーム、序盤から生き残りをかけてゲームクリアを目指すことに。最初の脱落者が誰になるのか、主催の「ドラコ」とは何者なのか？
　この作者、主人公と目される人物を過去の作中で殺した実績がありますので（笑）、単純に積木士郎が生き残るとは限りません。どうなるか楽しみです。