概要
「ひとつとなり」の異なる歴史の中で、吸血鬼方士は暇を潰している。
はるか昔、秦国を発った徐福(じょふく)は渦潮に飲まれ「異世界転移」してしまった!
その娘、エリーは父の後を継ぎ、方士として「不老不死の霊薬」を探し求める。旅のお供に大男・刹那を伴って。
舞台となるのは日ノ本国。織田幕府六代目信永(のぶなが)の治世。ある「少女」を見つけたエリーは、彼女の秘密を暴いてしまう。
「その喉は、誰に呪われたのですか?」
そう、彼女には、はっきりとした喉仏があったのだ──
登場人物
エリー《エリー》……徐福の娘であり、先天性色素欠乏症《アルビノ》の少女。太陽光が苦手で、常に笠を被っている。
信《しん》……訳アリ美男。(?)
刹那《せつな》……エリーの用心棒。自称「飼い犬」。
その娘、エリーは父の後を継ぎ、方士として「不老不死の霊薬」を探し求める。旅のお供に大男・刹那を伴って。
舞台となるのは日ノ本国。織田幕府六代目信永(のぶなが)の治世。ある「少女」を見つけたエリーは、彼女の秘密を暴いてしまう。
「その喉は、誰に呪われたのですか?」
そう、彼女には、はっきりとした喉仏があったのだ──
登場人物
エリー《エリー》……徐福の娘であり、先天性色素欠乏症《アルビノ》の少女。太陽光が苦手で、常に笠を被っている。
信《しん》……訳アリ美男。(?)
刹那《せつな》……エリーの用心棒。自称「飼い犬」。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!方士と護衛が織田家にかけられた呪いに挑む、和×洋の美麗ファンタジー!
戦国時代のパラレルワールドのような世界を舞台に、方士と呼ばれる銀髪赤目の美少女と護衛が男子に見える呪いをかけられた織田信永の娘・信の依頼で、その秘密を暴いていく物語。
見た目以上に年を重ねている方士のエリーと護衛の刹那の主従のようでもあり夫婦のようでもある様子にほっこりしながら読み進めさせていただきました。冷静沈着で底知れない力を持ちながらも、こと恋愛事になるとただの少女のように胸を躍らせるエリーのギャップが可愛らしいです。
最後のドラマチックな別れと旅立ちは必見。映画のラストを見ているような満足感でした。文章も音楽を聴くようにするすると読み込めます。作者様の手腕が素晴らしいですね。馴染…続きを読む