第8話 腹の探り合い (第一章最終話)への応援コメント
お互いに腹の探り合いをしているのが面白いです(((o(*゚▽゚*)o)))
まさに頭脳戦、ですね!
作者からの返信
依月さかな様、初めまして。コメントありがとうございます。
本作は「倒叙ミステリー」という『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』で見られる「先にタネをバラしておいてからの、腹の探り合い」を描いてみました。
また先にネタがバレていても、クライマックスでの出来事を読むとスカッとする痛快さもありますので、できればそこまでお読みいただけたらと存じます。
途中で飽きた! という場合はいきなり第六章に跳ばれてもかまいませんよ。
時間は誰にでも一定で流れているわけではありませんので。
さまざまな要素が次々と現れての「腹の探り合い」なので、早晩飽きないと思いますけれども。
もしもの際にはご一考くださいませ。
第44話 オリジナルへの応援コメント
誤字です。
>怪盗が絵の前まで行ったら袋のネズミね。作者のセビル葵あおい|さんがそばにいて、
縦線が残ったままです。
作者からの返信
彩理様、コメントありがとうございます。
余り字ではこれがいちばん多いんですよね(^_^;)
私はルビを振る際に、 《》| という文字をコピー&ペーストしています。
その際に最後の文字は最後の | を削るのですが、それを忘れてしまうケースが多いんです。
公開してからブラウザの「ページ検索」機能を使ってチェックしたほうがよいですね。
なにはともあれ、誤字報告、誠にありがとうございました!
第29話 パトロンへの応援コメント
1つ見つけちゃいました!
>そうですか。では間違って義よし統むねさんがコキアだと口走ってしまったも、
しまっても、ですね。
地井さんにはすでにコキアだってバレてますよね。
でも、確信が持てても味方になってくれそう。
巽くんはなんのヒーローになりたいんでしょうね。
深い理由があるのかな?
作者からの返信
彩理様、コメントありがとうございます。
ありゃりゃ、誤記しておりますね。
2月に入る前で助かりました。
かなり潰したつもりだったのですが(^_^;)
ご指摘ありがとうございました。
地井さんは当初からほぼバレています。
でも証拠がないと捕まえられませんし、神父が味方に引き入れれば問題は解決しますからね。
巽くんはもう少し読むとわかりますが、戦隊ヒーローなどの「ヒーローショー」をやりたいんですよ。
そして彼に義統くん式のバク転とバク宙を仕込むことで、義統くんが怪盗コキアじゃないという援護射撃も期待できます。
完結してから気づきましたが、巽くんがまるまる消えても文字数は10万字を超えていたことが判明しています(^_^;)
エピローグへの応援コメント
完結お疲れ様でした^ ^
次回のお話もコメント内にて言及されてましたが、今後は新作で更なるお話になるという事で疑われている義統と地井さんとの距離感がどうなって行くのか続きが気になります。
果たしてコキアだという確信を得られるのか。
今回は義統の勝ちでしたね!
ちゃんとトリックが仕込まれたミステリー。
面白かったです。
作者からの返信
裏耕記様、コメントありがとうございます。
なんとか完結できましたが、もう少し文字数を減らせたかなとちと後悔しております。
次回の「カクヨムコン9」では『探偵・地井玲香』『怪盗コキア』の本格ミステリーで挑む予定です。
謎の難易度を上げていきます。『探偵・地井玲香』『怪盗コキア』ともに中編三話で一本にまとめる予定です。
『怪盗コキア』に関しては始まりの事件、2番目の事件は連続で書くつもりなので、残りは今回の次、7番目の事件にしてみましょうかね。
地井玲香がパトロンをしながらも義統くんを追い詰めていくのも読んでみたくなりますからね。
『探偵・地井玲香』も父親の莫大な遺産を受け継いだ捜査一課の女刑事が、推理探偵として独立するところを入れたいなと。
このメイン2人のキャラクターを書くのが楽しくて、物語を作りやすいんですよ。
そして「探偵 VS 怪盗」って対決ものに見せて協力ものというのもマジンガーZからの伝統ですからね(^ ^)
エピローグはまでお読みいただきまして誠にありがとうございました。
第8話 腹の探り合い (第一章最終話)への応援コメント
腹の探り合いが意外と単調にならずに面白いです! コロンボと言われていたのわかります……!
また数話まとめて読みに参ります。
カクコンも終盤ですので先に星を入れさせていただきますね!
作者からの返信
千八軒様、コメントありがとうございます。
「腹の探り合い」を最大限書きたかったんです。
普通の怪盗ものだと、主人公のキャラが立つ前に物語が終わってしまうので。
本作では主人公の活躍を、単に作品を奪い去るだけでなく、人と人とのやりとり、腹の探り合いを中心に組み立てています。
倒叙ミステリーとして、第二章・第三章で早くもネタが割れますが、そこからでも「鼻の探り合い」は続きますし、実際の佳境は少し手が込んでいるので先読みしづらいはずです。
お★様もありがとうございます! ヽ(=´▽`=)ノ
『カクヨム』だとミステリーがなかなか読まれなくて (T△T)
第3話 木屋輝美への応援コメント
面白い! 流石カイさんだ……
ここ数ヶ月WEB小説ばかり読んでいたので久しぶりの感覚
2人の心理の駆け引きが小気味良いです
作者からの返信
千八軒様、コメントありがとうございます。
初の長いミステリーで、文字数不足をどう解除しようかと思って、あれこれやりましたが、本来ミステリーは短編長くても中編までだなと。
倒叙ミステリーにしたことで会話が増えて、心理的な駆け引きを描きやすくはなったのですけど。
まあ終わってみたら12万字を大きく超えていますし、これだとひとつかふたつ、組み込んだものを外してもよかったかな〜と(^_^;)
怪盗コキアと奪われる人との駆け引きは、クライマックスまで直結しているので、ふたりの推移をご注目くださいませ。
佳境で怪盗コキアがどうやって作品を奪い去るか。
読んだらカタルシスを感じるかもしれませんよ。
中だるみは仕方がないのですが、ラストだけでもお読みくださればと存じます。(かなりの弱気発言)
エピローグへの応援コメント
お疲れ様でした。
地井玲香さんが鋭くてヒヤヒヤしましたが、丸く収まりましたね。
また、コキアの活躍が見れる時が来るかも知れないと期待しつつ……無事完結おめでとうございます!m(_ _)m
本当にお疲れ様でした!
作者からの返信
水守風火様、コメントありがとうございます。
実は次回の「カクヨムコン9」はすでに、地井玲香の本格ミステリと、怪盗コキアの本格ミステリに決まっております(笑)
とくに怪盗コキアのほうが好評なので、こちらを中編三部作の形で第一の事件から第三の事件までを描いてみたいなと。まだどんな事件にするか決めていないんですけどね。
なので、次回は少なくとも怪盗コキアと義統くんは再び現れます!
どんなトリックを使って奪い返すのか。
考えるだけでも今は楽しいですね。
連載が終了して、次回に思いを馳せられる今がいちばん充実しているようなきがします。
長いお話でしたが、完走していただきまして誠にありがとうございました。
再び怪盗コキアに出会えるときに、またお読みいただけたらと存じます。
編集済
エピローグへの応援コメント
お疲れ様でした。
やっぱり探偵役が地井玲香なのがネックですねー。義統との会話が嘘とごまかしとかまかけになってしまいました。名探偵なのに露骨に私はあなたを疑ってます、という態度を取るのも違和感ありますね。気が付かないフリをして決定的な証拠を突きつけるぐらいしないとねえ。
体操教師で画家で怪盗という義統の設定は斬新でキャラ立ちはしてますが、若干盛りすぎかなあ。バク転教えるシーン意味あるの?と思ったら最後出てきましたね。これホログラムの怪盗はわざとヘタなバク転したってことですか。
あと木屋輝美と地井玲香の口調が同じで時々見分けがつかないところありました。
これ感覚的に2万字ぐらいカットするとテンポが良くなって面白くなると思いますよ。駿河と理恵が恋人という設定は話がややこしくなるから本編ではばっさりカットしてもいいかなと。外伝にしておいた方がいいかもですね。
とはいえなんだかんだ文句つけましたが、俺がドロップせずに最後まで読んだということはそれだけ面白かったということです。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
やはり探偵は捜査三課から連れてくるべきだったかな、と反省しております。
しゃべり方が唯一の悪役・セビル葵とほとんど同じになってしまったのも、地井玲香を連れてきたからなんですよね。女性探偵にしようと思って同時連載のスピンオフで来てもらいましたが。かえって散漫になったような気がします。
地井探偵は会話からヒントを得て推理していくタイプ、つまり刑事コロンボや古畑任三郎のようなタイプを想定していたので、「あなたを疑っています」臭を出したほうがよいかなと思ったのですが、終わってみるともっとスマートにしたほうが映えたかもしれません。
バク転・バク宙を教える意味あるの? というのは至極まっとうなご意見でして、当初中編で止まっていた作品で10万字目指すには、義統くんが怪盗コキアでないことの補強が必要でした。そして警察との関係者を出したほうが自然と会話できるかなということで、秋山さんと巽くんにご登場いただきました。
ご指摘の通り、今回は中編三作くらいの関係線をすべて放り込むという無理筋をしましたので、情報密度が高まりすぎてしまいました。
やはり『シャーロック・ホームズの冒険』からの鉄則である「ミステリは中編まで」を貫くべきでしたね。
おそらく数少ない「怪盗もの」で、その点では「カクヨムコン」でも傷跡は残せたかなと思います。おそらく次回は「怪盗もの」が増えていると思いますけど。
次回は中編連作での「本格ミステリ」。怪盗ものと探偵ものの2本立てを予定しています。
荒唐無稽からどの程度リアリティに寄せるかを今から考えております。
長編小説を本格的に書いてからまだ10作にも満たないので、もう少し分量にこなれてこないといけませんね。
日々精進したいと存じます。
今回は拙い作品ではございましたが、完走していただきまして誠にありがとうございました。
次回は実力でご高覧いただけるよう、腕を磨きたいと存じます。
エピローグへの応援コメント
完結お疲れ様でした~!&おめでとうございます~!ヾ(*´∀`*)ノ
今回は地井さんが関わるのが遅かったので逃げられましたけれど、最初から関わるとコキアも逮捕される危険がぐんと上がりそうですね……(><)
セビル葵のヘイトを集める具合がよかったと思います~(*´▽`*)
作者からの返信
綾束 乙様、コメントありがとうございます。
地井玲香さんがかかわるのが遅かったのですが、実際には予告状前に仕込みが済んでいるので、義統くんより早く本物に接していないと実質逮捕は難しいんですよね。
そのくらい怪盗コキアは安全主義なので(笑)
ただ、予告状が届いてからでも、地井探偵がかかわっていると、人間関係や会場の警備状況などを見切って怪盗コキア逮捕の確率は高まるはずです。
義統くんは必死で出し抜こうとしますけどね。
セビル葵は作品内での憎たらしさ、ふてぶてしさの象徴にしました。
ほぼ唯一の嫌われ役なので、憎々しさが出ていてよかったです。
最後までご高覧いただきまして誠にありがとうございます。
次回は本格ミステリの予定です。中編連作の予定でおります。
エピローグへの応援コメント
二作品とも完結お疲れ様です!
怪盗と聞くと変装して派手に盗むイメージがあったのですが、義統さんは地道にコツコツ準備をしていくタイプで、個人的に新鮮な気持ちで読めました。欲を言えば、1エピソードの長編より連作短編で読みたかったかもです…!
また次回作を楽しみにしています。
作者からの返信
浅川瀬流様、コメントありがとうございます。
実は2作とも半分方書いたときに、これは中編連作にしたほうが良さそうだ、と感じてはいたんです。
ですがすでに半分書いてしまったので、今回はこのまま駆け引き重視で長編にしてみました。
ミステリは中編まで、というのが『シャーロック・ホームズの冒険』からの鉄板ですので、次回の本格ミステリは中編連作に致します。
怪盗は「変装して派手に盗むイメージ」なのですが、負けない戦いをするために、予告状前ですでに仕込みは完了していて、あとは予告どおりに「盗まれたように見せかける」パターンを考えました。これならかなり奇抜な盗み方が演出できます。プロローグではビルの窓ガラスを割ったと見せかけてビル中に入らずに絵画を盗む。本編では立体ホログラフィーで火をつけたと思わせて燃やしてシュレッダーという流れで完全に損壊させました。
再度の決意表明になりますが、次回の『探偵・地井玲香』と『怪盗コキア』は連作で構成致します。
その際はまたお立ち読みいただけたらと存じます。
このたびは、長編2作を追ってくださいまして誠にありがとうございました。
エピローグへの応援コメント
カイ.智水 様 コメント失礼します。
完結おめでとうございます! こっそり応援していた怪盗コキアの思惑通り物事が進んで痛快でした。シュレッダーの回は本当に「こうきたか!」って笑ってしまいました。でも絵画にまつわるお話と考えると、うまいこと演出してるなーって素直に思いましたw
次回作も楽しみにしております。ではでは完結お疲れさまでした!
作者からの返信
冴木さとし様、コメントありがとうございます。
怪盗コキアと地井玲香はいいライバルになりそうですが、地井さんの得意は捜査一課上がりのため殺人・強行犯なんですよね。盗品については門外漢ではあります。ですが今回の事件を通じて、捜査三課の捜査も経験しましたから、次回からは強敵になること間違いありません。
シュレッダーはバンクシーからヒントを得たのですが、ただ裁断するだけではパクっただけになるので、まず「燃やす」そして「シュレッダー」でチップ化して二度と復元できないようにしてしまう。これ執筆する段階まで『プレバト』の俳句査定やん! と気づいてしまいました。しかし仕込みは万全なので、そのままチップ化を選びました(笑)
次回作は予定では本格ミステリ2作と、異世界ファンタジー1作かなと思っています。まあ異世界ファンタジーは魔窟ですから、よほど面白くないと誰にも読まれないんですけどね。
それではエピローグまでお読みいただきまして誠にありがとうございました。
次の機会がございましたら、温かな目でご高覧いただけたらと存じます。
エピローグへの応援コメント
完結おめでとうございます!
そして、お疲れ様でした^ ^
木屋さんと違い、横山さんは傑作以外にも魅力的な絵を並べられますから、話題性と相まってきっと幸先よくスタートできますね。おめでとうございます♪
地井さんはほぼ確信的に疑いつつも尻尾を掴みきれなかった感じで、今後も何かにつけて絡むことになっていきそうです(笑)
秋山さんも無事に交際スタートできたようで、なるほど飛び方の違いで別人と証言させる意味もあったのですね。何重にも策を巡らせて、お見事でした!
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
まず秋山さんと巽くんは、バク転とバク宙から「別人」との証言を得るために配しました。当初分量が足りないかもと思いながらこの証言者を集めたのは、地井玲香や警察に尻尾を掴ませないためでした。
木屋輝美逮捕で株を上げた駿河くんは、秋山さんと正式に交際スタートです。浜松刑事はこれからビシビシ鍛えていくでしょうね。
義統くんを最初から疑っていた地井玲香さんでも、怪盗コキアの正体まで看破しながらも捕らえきれなかったですね。元々捜査一課の出なので、三課事案には手腕を発揮しきれなかったのでしょうか。
ただ、一度現場を体験しましたから、次の機会があれば、どうにか捕まえにかかるかもしれませんね。
エピローグまでの応援、誠にありがとうございました。
エピローグへの応援コメント
完結お疲れ様でした。
地井探偵にして、義統くんを怪盗コキアとして逮捕できなかったんですね。
ニセモノの絵をシュレッダーにかけた手腕、さすがでしたけで、単に器物破損の容疑にしかならなかった。
セビルも逮捕できたし、めでたしでした。
完結、おめでとうございます。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
窃盗罪での逮捕は現行犯か、証拠が残っている場合に限られますからね。
今回はどちらも付け入るスキを与えなかった義統くんの勝利でした。
ついでに横山佑子のパトロンになりましたから、地井玲香も早々「怪盗コキア逮捕」には動けなくなってしまいます。
ですが、セビル葵を逮捕できたので、地井探偵と警察は面目を保ちましたね。
かなり粗いプロットで書き進めたため、ところどころ消化不良が合ったと思います。
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
第47話 奪い去るへの応援コメント
警察も地井さんも皆、怪盗はこの時間に来て何かしたと思っているのでしょうから、真相に辿り着くのは難しいですよね。後々に額装を調べれば、何か手掛かりを得られるのかもですが……!
コキアが義統さんではと疑ってはいても、証拠が掴めなければ捕まえることはできませんし、全て怪盗の思惑通りですね^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
普通「怪盗」といえば、衆人環視でも華麗に盗んでいくイメージがあるのですが、あえて逆手にとっているんですね。
予告状はあくまでも「奪われた」ことを象徴付けるためだけに出しています。
額装を調べればなにが出てくるでしょうけど、そのあたりは作者の水田神父や義統くんの指紋が付かないように注意していましたから、仕掛けはわかっても誰がやったのかまではたどり着けない。
ただ、リモコンで動作したことはわかると思いますので、当日リモコンを使えた人物を探せばつながる可能性もあります。
地井探偵も、九分九厘義統くんだとわかっていますが、確たる証拠がない以上手の出しようがないのです。しかも横山佑子さんのパトロンになるので、怪盗コキアが誰かわかっても、捜査三課の浜松刑事や駿河に伝えるかは微妙ですね。
すべて怪盗コキアの思いどおりになりました(^ ^)
第47話 奪い去るへの応援コメント
怪盗コキアの主義とは著しくかけ離れているんですね。
そして、地井さん、コキアが誰かわかっていても手が出せない。セビルを追い詰める、全ての展開がコキアの思惑通りに進んでいますね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
そうなのです。怪盗は予告状を出す前に勝負を決めてしまって、あとはトリックを使って「いかにも今盗みましたよ」という態度をとります。
これはプロローグの高層ビルへのプロジェクション・マッピング+スピーカーでやったのと同じなんです。
中に入っていないのに絵は盗まれている。この方法を考えると、義統くんが贋作を作っているところで怪盗コキアの手口はあらかたわかる仕掛けとなっておりました。
地井さんから疑われても、すでに盗んだ後なので証明しようもありません。
そのことをある程度見越しているので、今回はセビル葵を「窃盗」で逮捕できるだけの裏取りを任されたんですね。
おそらくですが、次に事件が起こったら、地井探偵なら「予告状を出す前に盗まれている」ことに気づくはずです。ただ立証のしようもないんですけどね。
第46話 燃える、そしてへの応援コメント
派手に燃やすのかな、と予想してましたら、何と二段構え! これ、初めから贋作だってわかってないとパニックになりますよねぇ。そういう心理的な動揺も組み込んだ演出なわけですね。お見事です!
地井さんもいい線いってましたから、もう少しがっつりホールドされてたらやりにくかったかもですね^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
この二段構えの作戦は、確かに本物と思い込んでいたらかなりの衝撃を受けますよね。
燃やすほうはスポットライトの熱とかでごまかせますが。
それですら木屋輝美は強い焦りを感じていました。
火を消し止めたと思ったところで発動するシュレッダー。
みるみるチップになっていく「本物」を見て卒倒してしまうのも無理からぬことですね。
地井さんは「絵は本物」だと思い込んでいますから、目の前で盗み返されるのを避けようとしたわけですが、こちらもまさかチップ状になるとは思っても見なかった。だから、義統くんを取り押さえはしても「奪う」のが目的だった怪盗コキアを防ぎきれなかったんですよね。
もしボタンを押せないほど関節を極めるような押さえ方をしていたら、仕掛けは発動しなかったかもしれませんね。
第46話 燃える、そしてへの応援コメント
なんと、映像から、火を使ったトリックで、そのうえにシュレッダーって、痛快。すっごく面白いです。
「地井玲香が右腕に上肢を絡めてきた」
地井さん、やるなあ。でも、無駄な努力になってしまいましたね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
プロローグであえてプロジェクション・マッピングを使ったのは、今回立体ホログラフィーを使いたかったからなんです。
立体映像で火を出して、それで現実に絵が燃える演出をする。
映像だとわかっているけど実際に燃えたら焦りますからね。
さらにシュレッダー。
これ、元ネタは競売にかけられたバンクシーの絵画が元なんですけど、縦に4分割しただけだとなんとかなりそうなので、チップ状にして取り返しがつかないようにアップグレード。
そして全編書き終えてから「そういえばプレバト!もチップだったな」と気づきました(笑)
地井さんは絵が「贋作」とは思っていなかったから、怪盗がこれから盗みを働くだろうと考えていたんですね。もちろん協力者の存在も疑われますが、怪盗コキア当人を取り押さえていれば犯行は防げるかもしれないと考えたようです。
第46話 燃える、そしてへの応援コメント
やっぱり探偵と怪盗の距離感が近すぎるのがちょっとクライマックスに水を注してますねー。ここまで気が付かないのは地井玲香は無能だったからという結論になりますからねー。
最初から地井玲香は犯人がわかっていた(疑っていたじゃなくて)、でも防ぎきれなかったという組み立てでどうですかね。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
世間でよくあるコンテンツの「VS」もので「対決するように見えて実は協力している」というあたりを狙ってみたのですが、あまりうまく表現できませんでしたね。反省しております。
地井玲香は記憶している範囲内の人物の中では、義統くんに目をつけていましたが、他の可能性も考えないといけないので決めつけはしていなかった。決めつけるともし外れたときに損害が増えるだけなので。
でも、最初から知っていたほうがよい展開になりそうですね。
そうすれば本件より前の5件の段階で地井探偵と義統くんの話をひとつ作れそうですからね。そちらで確定させて、こちらは防ぎきれなかったという流れなら筋が良さそうですね。
『怪盗コキア』の次作は5件の前科からひとつチョイスする予定なので、そちらで地井玲香と正面切った騙し合い・探り合いを書くのも良さそうですね。
創作のヒントをありがとうございます。
本作の変更は募集期限が終わってからのほうがよさそうですね。
第46話 燃える、そしてへの応援コメント
おーっと! ついにコキアが絵を盗み(?)ましたね!
地井玲香さんの追及も上手く躱して、やりとげましたね!
作者からの返信
水守風火様、コメントありがとうございます。
怪盗コキアの狙いは「奪回する」なので、セビル葵(木屋輝美)から“傑作”を奪い取ってしまえば任務完了です。
だって展示しているのは贋作ですからね。
本物はすでに横山佑子に返還しているので、あとはセビル葵の所有する絵をしかるべく処分してこの世から消してしまえば、セビル葵の持つ“傑作”が無に帰し、横山佑子の持つ“傑作”が彼女の名義で復活できる、という展開を想定したのですね。
第44話 オリジナルへの応援コメント
セビル葵と木屋輝美の呼び分けはなんか意味あるんですか?特に地井玲香はここまでで木屋輝美と直接話しているから、わざわざセビルと呼ぶのにはなにかしら理由がありそうですけど。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
いちおうの書き分けとして、警察関係・操作関係者は雅号の「セビル葵」で呼び、個人的なつながりがある人は「木屋輝美」と呼ぶようにしています。
芸能人でも基本的には大衆からは「芸名」で呼ばれますし、仲の良い人だったら本名で呼ぶ人もいる、というところを参考にしております。
ただ、徹底しているかと言われると結構怪しいので、全文読み返しておきますね。
ご指摘ありがとうございます。
第44話 オリジナルへの応援コメント
時間を予告してくる怪盗相手だからこそできる警備体制ですよね。でも、そうやって厳戒態勢で待ち受けることも織り込み済みで、怪盗は動いてるんですよね^ ^
地井さんも怪盗の正体看破のために準備万端ですが、チャンスは訪れるでしょうか。(訪れたら大変ですけど)
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
時間も予告していますが、いかな厳戒態勢でも怪盗の動きは抑えられません。
すべて計算尽くですからね。
今回もそうなのですが、すでに事を成してから予告状を出しているので、警戒する側は「予告状出すのならそれまでは盗まれまい」と思い込んでしまうわけです。
程なく怪盗が姿を現しますが、こちらも普通には出てきません。
ひとひねりしてありますので、乞うご期待。
ヒントはプロローグですね。
第44話 オリジナルへの応援コメント
セビル葵さんは確保できるって、それだけでもいいから。怪盗は放っておいて欲しい。というか、すでに贋作。
さて、どうなるんでしょう。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
セビル葵は確保できます。ネタはすでに地井探偵が暴いていますから。
ですが、怪盗は準備万端で待ち構えています。
もう引き返せません。
さて、どんな結末が訪れるのか。
驚くとともに笑いにあふれると思います。
知らない人は驚くし、知っている人は「そういうことか」と理解できます。
そして別の意味で笑いがこみあげてきますよ。
第43話 電源をお切りくださいへの応援コメント
義統さん、がっつり疑われてますね。そりゃそうか、条件的にはぴったりですもんね^ ^
美術館や個展は撮影禁止がほとんどですけど、怪盗の姿を写そうとしてコッソリ電源入れてる客もいそうだな、なんて思いました。
絵を見にきてる人だけでなく、怪盗を見にきてる人も多そうですよね……(笑)
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
確かに予告状効果で観衆が決定的一枚を狙いに来たのもひとつの可能性ですね。
新聞屋や写真週刊誌あたりも狙っていそうです。
まあこれから起こることに唖然としてしまうでしょうけれども。
第43話 電源をお切りくださいへの応援コメント
地位さん、ちょっとだけ、おっちょこちょいですよね、携帯禁止もとぼけてる。そういうところ可愛いかも
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
これ、地井さんのおとぼけなんですよ。
「義統くんが怪盗コキア」という推理の材料がひとつ欲しかったので、カマをかけてみたんです。
でも面と向かって問えば警戒されるので、知らないふうを装って反応を引き出そうとしました。
まあ義統くんは引っかからずに、適切な対応で難を逃れています。
第42話 侵入経路への応援コメント
以前、お盆休みに大阪の海遊館へ行ったことがあるんですけど、人が多すぎて流れに乗って動くしかできず鑑賞どころじゃなかったのを思い出しました。きっと個展も今それに近い状態になってますよね(笑)
パニックで怪我人が出るような演出はしないと思いますけど、警察関係者は動きにくいでしょうね。一般人って結構大きな障害というか足手纏いになりそうです^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
いちおう美術館ですので入場規制をかけて館内の人数をコントロールはしています。警備員にとっては日常ですからね。大人気の個展や展覧会を開催した経験があれば、入場規制はお手の物です。
今回、怪盗コキアの登場の仕方が変わっています。
おそらくプロローグを読んでいれば、「なるほど」と思っていただけるかと。
第42話 侵入経路への応援コメント
怪盗ものでは必然的に探偵は負け役ですからねー。地井玲香出したらどうしてもこういう展開になっちゃいますよねー。高校の同級生という設定がさらに話をややこしくしてますよね。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりで、「怪盗もの」ではどうしても探偵は「」出し抜かれる側」になってしまいます。
地井玲香探偵と義統忍くんを同級生にしたのは、実は本作に地井探偵を出そうと決めてからだったりします。
最初は別の探偵を用意していたのですが、それだと警察と大差なくて、今回応募している作品でもあるので、馴染みやすいかなと思って地井さんにご登場願いました。
ですが最初から贋作を見せられているので、どんなに有能でもすでに術中なんです。それでも怪盗の正体自体は探らないといけないので、地井探偵を関係者に巻き込んでみました。
設定年齢が近かったのもご登場願った一因です。
ただ、同時期に長編2作に登場はさすがにやりすぎたかな、と思わないでもありません。
やはり警察と大差ないけど怪盗コキアの天敵探偵をあえて作るべきだったかもしれませんね。
第42話 侵入経路への応援コメント
怪盗を交えて、いかに盗むか意見を求める地井さんも相当に、なんだか面白い人ですよね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
地井探偵は『容疑者のひとり』の第六章でもそうなのですが、会話のキャッチボールの中からヒントを得ていくスタイルです。記憶力と洞察力を効率的に使うとなると、なにげない会話からヒントを見つける能力が必要ですね。
シャーロック・ホームズやコロンボやエルキュール・ポワロなど、いずれも積極的に話しかけて言葉の矛盾を突いていきますよね。
そういう探偵像を考えています。
今回はとくに義統くんがあからさまに怪しいので、出方をあらかじめ知っておきたいと思っています。
第41話 個展初日への応援コメント
いよいよ全員集合ですね! 怪盗が人を呼び集めたのは、衆目の前で木屋さんの欺瞞を暴くためなのでしょうけど……
いったいどんな方法なのか、今から楽しみです^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
さあ、関係者全員がひとつところに集まりました。
どのようにして衆人環視で木屋さんに鉄槌を下せるか。
驚きとともに笑いが浮かんでくるような、ちょっと面白い方法を採用しました。
どうにかして展示されている贋作を多くの人が見ている中で処分するのか。
そうすれば横山佑子が本物をプロデビュー作にして画壇で活躍できるようになります。
これは「贋作」がいかに「本物」として処分されるかによって大家の方々の受け取り方が変わってきます。
第40話 見せるバク転 (第五章最終話)への応援コメント
地井さんの疑いを逸らすことには成功したでしょうか。堅実なタイプの人にうっかり情報をもらすと、尻尾つかまれてしまいますもんね。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
地井さんはしつこい性格なので、この程度ではなかなか疑いは逸らせませんね。
おっしゃるとおりで推理に自信を持っているということは、情報がぽろりとこぼれたらそこに食いつかれてしまいますからね。
ですが、絵についてはすでに盗んであるので、あとはのらりくらりとはぐらかすだけで、尻尾を掴まれることはまずありませんね。なにせ地井さんの判断の基準は義統くんの書いた贋作なんですから。
第39話 親の事業をすへて継ぐ必要はないへの応援コメント
法律が事細かに定められている以上、現代の怪盗は昔より慎重に動かないといけないですよね。決められた手続きに従って行わないと、違反になってしまうわけですし。
地井さんも、なかなか慎重。リスクと利益を秤にかけてるところでしょうか^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
そうなんですよね。怪盗ものを書こうと思って六法全書の知識を顧みると、制約になるものがかなりあるんです。
家に忍び込むと「家宅侵入罪」ですし、美術館に忍び込むと「建造物侵入罪」です。
警備会社の保管庫に忍び込むのもやはり「建造物侵入罪」になるんですよね。
表から入ったとしても、セキュリティで守られていて外の人が入ってはならないところに入ればそうなってしまうんです。
だから、いかにしてエンターテインメントを立てながら、あまり刑罰を出さずにいられるか。というあたりのさじ加減が難しいなと感じております。
まあ「探偵もの」の『容疑者のひとり』も同様ですが、あまり刑罰を強く意識させずに「エンターテインメント」に振ったほうが書きやすいし、読むのも肩肘張らずによいかなと思います。
まあ次回は「本格ミステリ」に挑戦する予定なので、そちらは刑罰でガチガチになりそうではありますが(^_^;)
第41話 個展初日への応援コメント
すごい盛況ですよね。これでどう盗みだすのか、まったく方法がわかりません。
下記ですが、「|」が入っておりました。
駿河するが|も呆れるほどの人出だ。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
私がルビを振るときに
《》|
をコピーして、最後のルビの後ろの「 | 」を削除しているんです。
なので、処理を間違えると最後に「 | 」だけが残ってしまいます。
自分ではなかなか気づけないので、いつもご指摘ありがとうございます。
ちなみに、どう盗み出すかですが……。
すでに本物は返してあるんですよね。
そして予告したのは「奪回する」です。
木屋輝美から「(贋作を)奪えば」任務完了なのです。
衝撃的ですが、同時に笑えてくる方法ですので、そこを読んだらスッキリすると思いますよ(^ ^)
第40話 見せるバク転 (第五章最終話)への応援コメント
バク転、本当に才能がありますよね。驚きの身体能力。
さて、地位さんと義統くんの戦い。どうなるんでしょうか。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
バク転もバク宙も、基礎となる運動能力が高ければ、それだけ「見せる」技になるんです。
そしてそれが地井探偵の追及をかわす一手にもなります。
第39話 親の事業をすへて継ぐ必要はないへの応援コメント
自分の財産を盗まれたから、他人に頼んで奪い返したとしても、単なる財産の保全行為とはみなされないの」
ここ、法律的には正しいでしょうが、感情的には、そりゃあないよってところもありますよね。
地位さんに横山さんのパトロンになれって部分、たぶん、探偵さん、怪盗が義統くんだと思っているように感じました。
作者からの返信
盗まれたものを取り戻しても、法的には「窃盗」を犯して取り返したとみなされますからね。経緯は関係ないんです。まあ情状酌量の余地はあるのですが、それには盗まれたものが元々自分のものであることを証明しないといけませんし、仮に証明できても、弁護士や裁判を通じて正当に返還請求をしなければならないわけですね。
でも横山佑子さんは美大生だからそんなお金なんてありませんからね。
そこで実際に取り戻せるとは思わずに、神父を頼ったわけです。
ちなみに地井玲香探偵は、最初から義統くんを狙い撃ちしております。
傍から見るとあからさまに、セビル葵と横山佑子ふたりと関係がありますからね。これがただの偶然とは考えづらいですから。
義統くんとしても地井さんが疑っているのは百も承知なので、横山佑子のパトロンにすることで、こちらの勢力に取り込んでしまいたいと考えています。
同じ勢力にいる人を訴えるわけにもいかなくなりますからね。
第38話 プレイボーイへの応援コメント
地井さん、まさに今、怪盗の思惑に乗せられてます……。
動機の可能性って雲を掴むような話ですし、推理の範囲を広げれば広げるほど真実はぼやけてしまうって感じがしますね。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
地井さんはコキアに踊らされています。
誰が来ても追及をかわせるよう、予告状より前にすり替える手段をとったわけです。
「怪盗は衆人環視で盗むもの」という固定観念を突き崩されると、推理しなければならないものが途方もなく増えてしまう。
正直、これほど駆け引きに優れた人はなかなかいません。
第37話 作戦会議への応援コメント
何やらいい感じに役割分担できた感が。駿河君はここで男を見せて、交際の件もしっかり進めていって欲しいですね!
木屋さんはコスパやタイパをしっかり計算できるようで、本当にその才能を正しく使えば成功できるでしょうに……。こういう人にいつまでもいい思いをさせるわけにはいかないですよねぇ。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
木屋さんは美術というより理系の発想ですよね。
絵もある程度のレベルで描けるので、それが売れるため「客寄せ」になる作品が欲しかったんですね。
地道に活動すれば生活も成り立っていたでしょうに。
あぶく銭欲しさに盗みに手を染めてしまったのですね。
怪盗コキアが成敗致します。
第36話 オリジナルの模写への応援コメント
本物を見てから模写を見れば、あれ、って思えるかもですが、最初に見たのが模写、それも完成度に高いものであれば、見分けようがないですもんね……^ ^
地井さん、何とか証拠になりそうな情報を掴みたいのでしょうけど。もっと最初の段階で関わってたら、また違ったかもしれませんね!
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
もし地井玲香探偵が最初に見たのが本物だったら、確実に見抜いていたでしょう。他にも警察や画家にもバレていたはずです。
だから先手を打って贋作へすり替えてから予告状を出しました。
これって「予告状」というのでしょうか? (笑)
地井さんは得意の記憶力と洞察力に頼らない推理をしなければなりません!
第37話 作戦会議への応援コメント
木屋の他の絵は早描きしたものがほとんどなのは、売る作品にそんなに時間をかける意義を見出だせない。
なんか、わかりみがあり過ぎて。そういう意味ではカクヨムで書くことを費用対効果にしたら、とんでもなく無駄なことかもしれないって、ちと思ってしまいました。
でも、楽しいのですけど。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
木屋さんは合理的な人なので、他人の絵でも客が呼べれば盗んででも手に入れますし、売るための絵にそんなに時間をかけていたら苦労が報われないこともある。そもそも傑作を見せて先物買いを誘発するのが狙いなので、一枚数万円でも御の字なんですよね、彼女は。
カクヨムにかける時間もタイパ(時間対効果)で見るとあまり良くないのですが、私たちはまだプロじゃないので、プロに駆け上がるための修練は、現役のプロ以上にストイックでないといけません。
とにかく追い込んで毎回新作で勝負する。
何度も繰り返して、自分に合ったやり方を見つけて量産する。
綾束 乙様が、甘々展開という自分にあったやり方を見つけて、小説賞を獲っていますよね。
そういう「自分はこれ」というものと「世間の流れ」を合わせて考え、そこにオリジナリティーを見出すようにするとよいですね。
雨 杜和様は、作風の振れ幅が大きくできる方なので、今作のようにホラー⇒ラブコメ⇒ミステリー仕立てと各部ごとに作風を変えられるのは大きな強みだと思っています。
作品全体の面白さは当然見られますが、編集さんが3つのうちのどれで一本書かせたいかを考えてくれるかもしれません。弾が3つあるようなものですね。
だから、今はタイパを気にせず、書ける文体や展開の引き出しを増やすようにしてみましょう。
第4話 無名の名画への応援コメント
お邪魔いたします。
読みやすい文章でとても面白いです。
こういう怪盗側からの視点って好きです^^*
ゆっくりと追いかけていきますね!
作者からの返信
依月さかな様、初めまして。コメントありがとうございます。
文章くらいしか見どころがない、と言われないよう、キャラ同士の「心理的な駆け引き」をお楽しみいただけたらと存じます。
人によってはプロローグの「第五の事件」を本編でという話もありますので、次回の「カクヨムコン9」では「第五の事件」を本格ミステリで書きたいですね。
本作は「怪盗コキア」のデビュー作で、ライトノベルのミステリに仕立ててみました。難しい謎解きはいっさいなし。「心理的な駆け引き」でスリルを味わう仕立てになっております。
おそらく最終選考までは残らないと思いますので、集計期間が終わってもチラチラとお読みいただいてかまいません。
本命は来年の本格ミステリと思っております。
ただ、今年のライトノベル・ミステリも読みやすさでは評価も高いので、「探偵もの」「怪盗もの」を「本格ミステリ」「ライトノベル・ミステリ」で挑むとなると長編4作書かないといけないんですよね(^_^;) 次回へ向けて年間で長編4作書くつもりでペース配分したいと存じます。
第36話 オリジナルの模写への応援コメント
指紋がまったくついてないってのは、確かに不自然なことになりますよね。
さて、みな、本物が偽物かで。
そして、地位さん、なんとなくわかっている感じもして、さて、どっちの味方をすべきか悩んでいます。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
指紋を調べられたら一発でアウトなのですが、肝心の地井探偵が最初から贋作を見せられ続けていることに気づいていません。
でもなにかあるんじゃないか、とは思っているようです。
で、パンフレットの写真と見比べる、他の絵と比べるなどしているのですが、パンフレットの写真ってかなり粗いですからね。それだけでは比較にもなりません。
このあたりがとくに記憶力と洞察力に長けた探偵の限界でもあるんですよね。
最初から贋作なんて気づきようもありませんから。
だって怪盗が「何月何日に奪い取ります」と言ってきたら、それまではノータッチだと思うじゃないですか。
フェアな怪盗なら(笑)
第35話 コキアの絵への応援コメント
目玉作品を展示するしかないですものね。
“絵画に造詣が深い体育教師”なら、怪盗コキアの第一候補
これって、まずいんじゃないですか?
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
そうなんですよ。木屋輝美としては目玉作品を出さずして客を呼べないことは百も承知なのです。
そして、周りの誰から見ても「絵画に造形の深い体育教師」は怪盗コキアに最も近い人物像です。
ですが、すでに贋作へのすり替えは終わっていますし、その贋作をどうするかも定まっているので、かえって開き直れるものです。
それに今から下手に手を引くと、「やはり義統くんが怪盗コキア」と確信されてしまいますからね。
五度も修羅場をくぐり抜けていますから、六度目はさらに大胆な作戦を採用しております。
第35話 コキアの絵への応援コメント
めっちゃ疑われてる……絵が描けて身体能力が高くて頭がキレて、ってなれば、やっぱり自ずと候補には上がりますよね。証拠を掴もうとカマを掛けてる感じでしょうか!
周りの反応も気になるところです^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
三拍子揃った人物といえば、現実にはそうはいませんからね。創作の世界でも何十人も出せる才能ではありません。
となれば、やはり木屋輝美にいちばん近いところにいて、三拍子揃っている人物が最も怪しい。
だからといってこの場から逃げ出せば、かえって疑われるだけです。
五度も奪回に成功した強心臓ですので、六度目はさらに大胆なことを企んでおります。
第34話 誰が描いたのかへの応援コメント
木屋さん、自己暗示で信じ込んでるんじゃないかってくらい自信持って主張しますよね。絵の価値を見分ける審美眼はあるのに、それを描いた横山さん自身を侮っているのが残念……。でも、このプライドの高さも怪盗の計算のうちなのでしょうね!
地井さんも警察の二人も、そりゃカチンとくるだろうなって思います^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
そのとおりで木屋輝美さんは思い込みが激しいので、「一度手にしたものは、どんな経緯であれ自分のもの」と思っております。
絵の価値自体はわかるだけの審美眼もありますが、どうも他人に嫉妬してしまいます。そのあたりを改善すれば、小さく商売するぶんには生活できるくらいは稼げるのではないかと。
でも横山佑子さんのようにパトロンが付けば生活は劇的に安定するんですけどね。
地井さんも浜松刑事と駿河刑事も、木屋さんの振る舞いには相当頭に来ていますが、怪盗から予告状が届けられた手前、いちおう狙われた作品の作者として守らなければなりませんからね。
怪盗コキアは気性を理解しているので、木屋輝美をおだてるだけおだてて、最後一気に落としにかかります。いっさいの容赦なしです。
編集済
第35話 コキアの絵への応援コメント
カイ.智水 様 コメント失礼します。
あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!
トリックは全然見抜けないのですが、なぜか怪盗コキアを応援しながら読んでいる私がいます。更新楽しみにしております!
ではではー
作者からの返信
冴木さとし様、コメントありがとうございます。
新年おめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
まずは“傑作”の贋作を描いて本物とすり替える。
この時点でトリック自体はすでに仕込み済みです。
ですが、前提条件を整えるために、義統くんは美術館へと赴いております。
セビル葵こと木屋輝美さんにはバレないはず。
第35話 コキアの絵への応援コメント
絵画に造形が深い
→造詣ですね。
警備を強化しておくにしくはないかと
→強化しておくにこしたことはない、ですかね。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
まず「造形が深い」は用字違いですね。すぐに直します。
あと「しくはない」は「及ぶものはない。 匹敵するものはない」の意の慣用句なんです。意味合いとしては「越したことはない」よりも上の意図があります。わかりにくいようでしたら用字を変えますけれども。
誤字報告、誠にありがとうございました。
第34話 誰が描いたのかへの応援コメント
地井さんを怒らせるとは、木屋さんはある意味、かなりのものですよね(苦笑)
作者からの返信
地井探偵を怒らせるのは本当に難しいです。
『容疑者のひとり』のほうでは理路整然として犯人を追い詰めていく冷徹さに似た一面がありますが。
本作『怪盗コキア』ではやや感情的にもなる一面を見せておきたかったんですよね。
来年の本格ミステリを考えたとき、冷徹さだけで文字数を埋めるのが難しいと思いますので。
元々冷静沈着な地井探偵を怒らせてしまうほどの自分勝手。木屋輝美さんは想像以上に自己中心的です。
第34話 誰が描いたのかへの応援コメント
木屋輝美さん、本当に強情ですよね。
ところで、ゴッホのひまわり、7連作。思わず、ググってみてきました。へええでした。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
木屋輝美は気が強くて厚顔無恥。まあ憎まれ役にはもってこいなんですけどね。
怪盗が施した仕掛けが発動すると状況が一変しますが、それはかなり先の話なので(^_^;)
第33話 ひと息への応援コメント
デジタルとフィルムカメラの差、面白いですね。
知らない知識が、いろいろなところで読めて、知識欲が満たされます。
さて、この警備のなか、どうするのか、楽しみにしています。
作者からの返信
デジタルカメラは「画素」といってパソコンの「ピクセル」に当たるものがあるんです。そしてパソコンも顔を近づけていくとピクセル内は単色でしか表現できません。
これがデジタルカメラの限界なんです。
ですがフィルムカメラは「絞り」次第ではあるのですが、写真のすべてにピントが合った状態で、しかも光をそのままフィルムに焼いているので「画素」という概念がないんです。だから理論上はいくらでも引き伸ばせる。細かな見落としがないように、フィルムカメラは探偵の必需品ですね。
現在フィルムカメラが見直されていて流行りになっています。
レコードやカセットテープのように、アナログなデータに温かみを感じる方が多いのだとか。
またレコードは音域をカットしていないので、CDと比べて聞くと包み込むような音場が作れるんです。
これは今後の創作のタネにしようかなと思っています。
第32話 複製の依頼 (第四章最終話)への応援コメント
義統さんのご両親も画家とパトロンだったのですね。芸術家が作品作りに集中するため必要なものをよく知ってる、ということなのでしょうね^ ^
地井さん、義統さんを疑ってはいても証拠となるものがないので、探りを入れてる感じでしょうか。喋りや仕草は癖が無意識に現れるものなので、実際に会えばわかると思っているんでしょうね。
木屋さんも、疑われているのわかっているでしょうし必死な感じがします。どうなるかな!
昨年はありがとうございました♪
今年もよろしくお願いします^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
義統くんの模写力の高さは画家であった母親との歴史にありますが、このお話ではそこへの言及はありません。それこそ長編一作作れるくらいの歴史がありますので。
地井さんは高校時代を知っているからこそ、義統くん以外の適任が見つからなかった、というところですね。まあ事件が起こったら関係者の中から適任を探すのが無駄のない捜査ですからね。まったくの無関係者が絡んでくることは可能性としては低いですからね。
木屋さんは地井さんの捜査が進むと立場がかなり変わってきます。怪盗の被害者ではあるのですが、因果応報ってところですからね。
旧年は誠にありがとうございました。
新年も変わらぬご愛顧をいただければと存じます。
眞城白歌(羽鳥)様も体調など崩さぬよう、ご自愛くださいませ。
第32話 複製の依頼 (第四章最終話)への応援コメント
三つ巴みたいな戦いですね。味方で怪盗、探偵、警察。
どう結末がつくのか、続きを待っています。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
セビル葵こと木屋照美に対して、怪盗と探偵がともにセビル葵を追い込みつつ、警察が裏取りと警備を行なう。
もう少し話が進むと関係線が整理されますので、そこから一気に進みます。
難しい理屈よりもエンターテインメントに振り切ったので、ほどほどの謎と駆け引きをお楽しみくださいませ。
第31話 玲香の疑念への応援コメント
知ってることを知らないと言うのはなかなか度胸がいりますねー。義統くん、嘘つきまくりじゃないですか。これを見逃しては名探偵の名が廃るんですが、地井さん大丈夫なんですかね。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
義統くんは「義統くん」が知っていることと「怪盗コキア」が知っていることを明確に区別しながら話します。
そしてあまりにもあからさまに地井探偵と距離をとろうとすると逆に疑いが強まるのを理解しています。
だから「抱きつき戦術」に打って出ます。
仲良くなりにきた人が、完全に騙しに来ても見破れる。という自信が地井探偵にはあります。
ですが、最初から適正な距離を保ったうえでの「抱きつき戦術」なのがやっかいですね。
いちおう本文にも書きましたが、地井探偵の本職は捜査一課つまり殺人・強行犯担当なので、捜査三課の窃盗・盗難はそれほど得意でなかったりします。
不慣れな戦場で、とらえどころのない同級生。
地井探偵に不利な状況が揃っているわけです。
第31話 玲香の疑念への応援コメント
完全に地位さんに疑われていますよね。どう逃げるんでしょうか。水田を使うのでしょうか。
楽しみです。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
地井さんに疑われるのは義統くんの想定内なんです。
逆にある程度の距離を保たないと、かえって疑いが強まってしまいます。
ちょっとだけ高度なやりとりになっています。
第30話 映えるバク宙への応援コメント
なるほど、落ちるのが怖くて高くジャンプするようになったんですね。でも
大事なのって脚力とか跳躍力というより正しいフォームなのだなぁと、なるほど。
経験者なら悩むところや躓くところもわかるでしょうし、巽君いい師匠ができましたね^ ^
義統さんは忙しそうです(笑)
学校の先生ってただでも結構忙しいですもんね。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメント失礼致します。
バク転やバク宙はフォームが正しければ細くてもできるんです。
ただバク転の場合は腕で身体を支えられないと、「一人パイルドライバー」をすることになります。だから体操を始めるときに腕立て伏せをみっちりと鍛えられます。
そういうものを乗り越えた義統先生なので、巽くんは失敗を恐れずに立ち向かえるんですよね。
やはり理解者がいると教えを信頼できて上達も早いんです。
高校の体育教師にしたのは、自然と身体を鍛えられる環境にあるからです。
日々忙しくても、数学教師や英語教師は授業中に筋トレなんてできませんからね(笑)
今は趣味と実益がマッチした形なのです。
第29話 パトロンへの応援コメント
探偵をこちら側に引き入れるって面白い発想ですよね。地井さんとは探偵と怪盗という相入れない立場ですが、盗品を暴いて持ち主の名誉を取り戻したいという面では目的が一致するでしょうし、そこが狙い目ということでしょうか。
水田神父の場所選び! それだけ、横山さんの実力を評価しているということでもありますね。
作者からの返信
地井探偵をパトロンとして水田神父のネットワークに組み込んでしまえば、怪盗にあれこれ言えなくなりますからね。最強の敵とは手を結ぶのがいちばん得をします。
そして横山佑子の個展会場としてセビル葵にぶつけていく思惑が面白いですね。同じ会場で同じ絵が飾られていたら、それだけで集客効果が望めますから。
そのうえでセビル葵よりも上質の絵を飾れば、販売用の作品も売れていきますから。
神父としては「災い転じて福となす」をやってみせるわけです。
もちろん横山佑子が描いた絵はいったんパトロンがすべて買い上げて、個展で販売して差益を地井玲香が獲得し、ボーナスを横山佑子に還元すれば絵画売買のシステムが完成しますからね。
そのためにも地井玲香をパトロンとして巻き込んでしまえば、少なくとも今回の件で義統くんがツッコまれることはなくなります。
第30話 映えるバク宙への応援コメント
カイさま
ただいまです。
巽孝哉もすごいけど、義統先生、あきらかに普通じゃない。怪盗だって、地位さんがみたら、バレそうなバク宙。普通の体操教師じゃないですよね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
実はこのバク宙、あからさまな伏線なんです。
まあこれだけあからさまな伏線なので、「伏線」と言うよりも「立線」とでも言いたくなるような(笑)
「カクヨムコン8」に応募した「推理もの」と「怪盗もの」はともに「難しくないミステリー」なので、謎を考えるより過程を描くことに注力しました。
次回は本格ミステリーの「推理もの」と「怪盗もの」に挑みたいなと。
ちなみに巽くんや義統くんが高くジャンプできるのは、私の経験談ですね。
当初は脳天から砂場や土に落ちていて、「このままだとバク転・バク宙できる前に頭が割れる」と思って、とにかく高くジャンプする練習をしたんですよ。そうしたら駐輪場の天井の高さまでジャンプできるようになりました。ただ、それでもバク宙をやるのは怖かったんですよね。その状態なのが巽くんで、乗り越えたのが義統くん。
だから妙にリアルなわけです(^^ゞ
第28話 個展への招待への応援コメント
警備の話、面白いことになってますね^ ^
義統さんは本人ですから怪盗が諦めるということにはならないですが、別の効果を狙っているのですよね。
横山さんと地井探偵のつながりも、良い方向に働けばいいなと思います。芸術で成功するのに人脈は大切ですよね。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
偽コキアの捕物をやるのは、ある種の悪ふざけですよね。
それでコキアが盗みを諦めてくれるわけではないですし。
それに関してはのちのち上から一喝されます(苦笑)
横山佑子さんと地井玲香探偵が関係を結ぶのは、コキア側に来ることでもあるのですが、今はたどり着く情報がありませんのでこのまま話が進みます。
気づいた頃には、となればいちばんですが。
第26話 警備体制への応援コメント
すでに仕掛けが終わってるだけに余裕な義統さんですね。しかし、他人の作品で儲けるとか本当に許しがたし……!
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
怪盗が真に“怪盗”たるゆえんは「必ず盗んで捕まらない」ところにありますからね。
もし展示されている絵を、警備員や警察官が守る中で盗みに行ったら、どうしてもドジを踏む可能性が出てきます。これはどんなに優秀でも。
だから、警備が敷かれる前に贋作とすり替えて盗んでしまう。
それから予告状を出せば、絵自体はすでに取り戻しているので「必ず盗む」ことは達成できます。
そして「当日に盗品を持っていない」から、逮捕もされません。
事前に仕掛けをしておくことで、あたかも「目の前で盗まれた!」ように錯覚させる。
それが“怪盗”コキアの必勝パターンなのです。
美術品も、他人の作であっても先に発表したもの勝ちな部分が強いので、一度「セビル葵のもの」と確定されてしまうと、判定は覆しにくいのです。
でも怪盗に奪われることで、本来の画家が同じ絵を持っていても、「その画家のもの」と新たに認定できるわけですね。
そのためにも、セビル葵(木屋照美)の手から奪わなければならないのです。
第14話 盗品の返還への応援コメント
絵画のことに詳しくないので興味深いです。
絵の具の定着ってかなり時間がかかるみたいですね。
「本物も描かれて一年経過していない」というところから、数週間単位ではなく、年単位で油絵具が定着していくんだなと分かりました。
作者からの返信
綾森れん様、コメントありがとうございます。
油絵の具は乾くまでどんどん表情を変えていくんですよね。
繊細に描いた部分ほどニュアンスがどんどん変わってきてしまう。
今私たちが観ている「モナリザ」だって完全に定着しているから輸送にも適しているのですが。
人工的な乾燥室で急速に絵の具を乾燥させると、ひび割れなんかが起きやすくて、だいたいが自然乾燥に任されていますね。このために低湿の保管庫が役立つわけですが。
今回の贋作は、本物と似せるために、わざと乾燥室を使って描いて、寂れ具合も寄せようとしているわけですね。
本物もまだ絵の具が定着していないので、義統くんも状態まで似せるのはそれなりに簡単なのですね。
第12話 ヒーローへの応援コメント
「二時間のサスペンスドラマなんかだと、そんな刑事ほど途中で死んじゃう」刑事の娘を前に不謹慎なことを言っていて、つい吹き出しちゃいました。私も不謹慎!
「ヒーローになりたい」って「ヒーローショーに出たい」ってことだったんですね! 納得。
作者からの返信
綾森れん様、コメントありがとうございます。
「二時間のサスペンスドラマ〜」はある種のメタ表現なので、吹き出していただけて書いてよかったですね。
巽くんの「ヒーローになりたい」は「ヒーローショー」の「ヒーロー」志望なんですね。スーツアクターとしてやっていくにしても、動きづらいスーツを来てバク転やバク宙をしないといけないので。
それに合わせて巽くんのスペックを調整しています。
実は巽くん、秋山さんはお蔵入りさせた長編『ヒーローに憧れて』の登場人物なんです。巽くんが主人公で、いろいろなしがらみと戦っていく物語なんですが、書いていて「これ、需要がないような」と気づいて九割方執筆が終わっていましたがそのままお蔵入りです。
ただ、キャラクターとしてはインパクトが強いので、復活してもらうことにしました。
第24話 化かしあい (第三章最終話)への応援コメント
地井さんは義統さんが怪盗かもと疑っているんですね。横山さんともつながってますし、木屋さんにも信頼されてて仕込みがしやすそうに見えますし(事実そうなわけですし)
それでも、絵画が盗品であれば放っておくわけにいかないでしょうから、そちら優先で動いてくれる感じでしょうか^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
サブタイトルを「化かしあい」にしたのは、地井探偵が義統くんを疑い、義統くんは木屋照美の信頼を欺き、木屋照美は横山佑子から絵を盗んだ。
三者がそれぞれの思惑を秘めながら、鼎に腹の探り合い。
この中で最も立場が上なのは義統くんですね。
怪盗であることを伏せて、すべての人に近づけていますから。
だからこそ、警察にも信頼されるし、木屋照美からも頼られる。
問題は頭の切れる地井探偵。
彼女をどうにか攻略しないと、正体を暴かれてしまいかねません。
第24話 化かしあい (第三章最終話)への応援コメント
地井玲香さん、とんでもない依頼をしてきましたね。
これは、断るしかないとは思いますけど、疑われているような気もします。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
地井玲香さん、明らかに義統くんに探りを入れてきています。
贋作を描いてしまうと、それができる義統くんが怪盗候補の筆頭になってしまいますからね。
だからなんとか描かないように話を持っていっているわけです。
叙述でのミスリードも含まれているので、なおさら義統くんは偽物・贋作は描けないということにしておかないとまずいわけです。
編集済
第24話 化かしあい (第三章最終話)への応援コメント
んー?偽物を描かないのは絵の所有者(この場面では木屋輝美)の了解が得られないから、ですよね?最後の地井さんの質問は蛇足に思えますが。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
地井玲香探偵は義統くんが怪盗ではないかと疑っているので、あえて「偽物を描いたら?」と提案したんです。それが木屋照美の意に沿わないとしても、怪盗の特定には必要な探りです。
単なる贋作を描く描かないではなく、怪盗か否かを疑われているわけです。
地井玲香としては、偽物を描いてくれれば義統くんが怪盗だと結びつけやすいので。
このあたりは叙述でのミスリードも狙っているで誤解する人はいるかなとは思っていました。
誤解を減らすために、言葉を足しておきました。
第23話 地井玲香の来訪への応援コメント
絵画が誰の所有とか、絵が本物かとか、堂々巡りのような状況になっていますね。
地井玲香の視線が一瞬こちらへって、怪盗ってバレてるのかしら。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
あえて堂々巡りをさせつつ、地井玲香さんは怪盗の影を義統くんに感じているんですね。
知っている人の中では、彼以上の適任はいませんから。
その思い込みをどう回避するのか。
ちょっと思い切った対処を行ないます。
第19話 懸案の確認への応援コメント
「大家」のルビが「たいか」になってますが、「おおや」ではないんですね。
作者からの返信
澄田こころ様、コメントありがとうございます。
ここは「たいか」でいいのです。
けっこう読み間違いやすい熟語なので、あえてルビを振りました。
「大家」は「おおや」「たいか」「たいけ」と3つの読み方があり、意味がそれぞれ異なります。
たいか【大家】
1.学芸のその分野で特にすぐれ、ある年輩に達している人。「画壇の―」
2.大きな家。たいけ。
今回は「たいか 1.」を使っているので「たいか」なのです。
第22話 指導試験への応援コメント
上手にできるから上手に教えられるわけではない、というのは真理ですけど、義統さんは教えるのも上手そうです^ ^
運動神経が良くて頭も切れて、義侠心もあるってところ、怪盗はお似合いの職ですよね……(笑)
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
とくにスポーツだと「名選手、名コーチにあらず」とよく言われますよね。
義統くんは教えるのも得意ですね。かなり試行錯誤した人なので。
運動神経があって、頭も切れて、義侠心もある。
確かに怪盗向きの性格・性向をしていますね。
これくらい揃わないと、現代で怪盗は務まらないんですね。
ちなみに変装も得意なのですが、本作では蕎麦の配達くらいしか使いどころがありません(笑)
第21話 家庭訪問への応援コメント
あー、なるほど!
実際に描いたものを見せる、確かにこれ以上ない証明ですね。探偵さんは仕掛けというか、何をしようとしているかに気づいた感じでしょうか……^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
ここで横山さんのところで一同が集まったのは、模写を持っていることと、探偵・地井玲香の記憶力・洞察力の一端を示すのに使えるからですね。
おそらく地井探偵の予想の斜め上をいく奪い方をしますので、そこまでダラダラ続きますが、怪盗と警察と探偵による「腹の探り合い」がテーマなので、新事実が出るごとに皆で探り合うようになります。
そして最終第六章で犯行当日になりますので、あれこれ仕込んだものが発揮されますよ。
地井探偵でもさすがに読めない奪い方をしますのでお楽しみに(^ ^)
第20話 盗まれたと叫んだ女性への応援コメント
お付き合いの件は結局、本人が言い出す前に知られてしまった形ですね(笑)
義統さんのほうが信頼されてる感じですけど、駿河君のことも悪くは思ってなさそうですし、本人には頑張って欲しいところ!
根回しも済んで、横山さんも頑張りどころですね……。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
駿河くんが頼りないので、義統くんがさらっと伝えてしまうことにしました。
まあ怪盗を捕まえるまでは〜なんて言っていたら、義統くん自身捕まらないといけないので、ハードルを下げておこうと考えていますね。
高校の同級生が四名いるので、親しい仲にしてあります。
とくに義統くんは秋山さんと同じ高校での体育教師なので、同じ公務員の浜松刑事との面識はあるんです。だから浜松刑事としては義統くんでいいんじゃないかと思っている節があります。
それを知っているので、義統くんはさらっと伝えて距離をとったわけです。
そして横山さんもここからの義統くんとの腹芸に全力を注がないといけません。怪盗コキアが絵を奪うときまでに、真相がバレたら困りますからね。
第16話 予告状の配達 (第二章最終話)への応援コメント
なるほど、盗品なんだからこっそり盗んだら、被害者は届け出をだせない。
それでは、制裁にならないから予告状まで出してど派手に盗むんですね。
ほー、納得です。
作者からの返信
澄田こころ様、コメントありがとうございます。
そうなんですよ。
誰かから盗んできたものだから、たとえ盗まれても「これを盗まれました」とは警察に通報しづらい。届け出はできないんです。出自や所有権を探られたら盗品とバレかねませんからね。
それだと制裁できませんからね。
ド派手なのですが義統くんは「盗む」とは言っていないんですよ。(意味深)
そもそも本物はすでに盗み終わっていますから。
あとは制裁を下すだけなんです。
第21話 家庭訪問への応援コメント
地井探偵。いろんなところで大活躍。
その上、怪盗を知っているかのような物言いで。警察を仲買に、伝言を伝えるなんて、洒落てます。
作者からの返信
雨 杜和様
あまり頭を使わずに楽しめる娯楽としてのライトノベルミステリーなので、クセの強い探偵って映えるんですよね。
ここでシャーロック・ホームズを出しても浮いてしまいますからね。
設定年齢自体が近かったので、義統くんたちと同期ってことにしておけば、いつか出番が回ってくるかなと思ったら、本作で登場する機会が巡ってきました。
『容疑者のひとり』との同時登場によるシンクロニシティを狙ってみました。
ただ、同じ探偵なので、頭がスパゲッティになりやすいのが難点ですね。
地井玲香が誰が怪盗か知っているふうなのは、似通った条件を備えている人を知っているから、ですね。
義統くんはうまく捌ききれるかどうか。
このあたりの心理戦が見どころです。
第20話 盗まれたと叫んだ女性への応援コメント
わかりました義統さん、のところ、なんでカギカッコじゃなくて中カッコなんですか?あと登記簿が突然出てくるのも不思議です。株式会社じゃなければそもそも登記なんてしないんですけどね。
ここもちょっとセリフだらけすぎですねー。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
まず「わかりました義統さん」の部分ですが、電話で話しているので、その部分の中カッコが正しくて、それ以降がカギカッコなのがおかしいので直しました。
登記簿についてはわかりづらいと思いますので「商標登録」に変更致します。
塾を開くにも法人は作らないといけないので、登記も必要にはなるんです。
セリフだらけは少しだけ地の文を足しました。
これから通院なので、地の文増量は帰ってからに致しますね。
ご指摘ありがとうございました。
第20話 盗まれたと叫んだ女性への応援コメント
義統くん、見る目があるとか、いろんな所で見込まれてて、やはり、いろんな意味で、できる子ですね。
成金お嬢様探偵も、どうなるでしょうか。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
元々の美術の才能はあるんですよね。
確かな審美眼も持っていますので。
本作で出る弱点としては「自作の絵が描けない」くらいですかね。
あとふたつ設定はあるのですが、本作では使いませんでした。
成金お嬢様探偵は、もう一作に出てくる探偵さんですね。
名前とタイトルを見るとわかると思いますが。
第19話 懸案の確認への応援コメント
浜松氏のようなタイプの親父様は、ひっそり付き合うとか嫌いのような気もするので、早めに伝えたほうがいいのに同意しますね! 機嫌の良さそうなタイミングを見計らって!
話題の探偵さんは、もう一作のほうに出ている方でしょうか。
フォローはしているので、あちらも期間中に読みにいきたいです^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
浜松刑事は隠し事を好まないので、付き合っていることくらいははっきりと伝えておくべきですね。そばを食べると機嫌が良くなるので、食事のときに切り出すのがいいかなと。
ここで登場する探偵は、お察しのとおりもう一作に出てくる人物です。
同じ作者の「探偵もの」と「怪盗もの」なので、新たに探偵を作るより、同じ人物にしたほうが記憶に残るかな、との打算でそうしました。
まあ設定の都合上、本作にも出したほうが好都合という面もあるのですけどね。
そこは追々ということで。
第18話 捜査開始への応援コメント
『こんなやつのアシストをせねばならないとは。』の一文で思わず笑ってしまいました。作戦上こととはいえ、イラってしますよね(笑)
怪盗の実績から刑事側が盗品の疑いを強めるのも好きです。ライバルみたいな関係にあっても、怪盗の仕事ぶりには信頼を置いているのだなぁって。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
一文に笑っていただきありがとうございます。
怪盗は目の前で窃盗していく存在ですから、本来なら「絶対許せん」わけですが、最終的に「盗んだの全部盗品だよね」となったら妙に物わかりがよくなるんですよね。
これまで五回も繰り返しているので、「偶然じゃない」と警察が思うのも当然かなと思います。
「2回重なると偶然」「3回重なると必然」ですからね。
5回も重なったのだから、誰でももう信頼してしまうんですよ。
でも当の怪盗自身は「盗品専門とは限らない」とブラフをかけるわけですが。
第19話 懸案の確認への応援コメント
浜松刑事、今後もあきらかに怪盗コキアに翻弄されそうだから。確かに、早めに恋愛のこと言うておいたほうが、いいかも。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
浜松刑事って、どうにもコキアに翻弄されそうな人の良さですよね。
もちろん義統くんとしても、捕まるつもりはないですから、ハードルを下げてお付き合いしているくらいは伝えたほうがよいはず。
もちろん結婚の条件はいろいろあるとは思いますが、それはお付き合いを正式に認めてもらってからでも設定すればいいですからね。
第8話 腹の探り合い (第一章最終話)への応援コメント
作品と別なことで申し訳ございません。
サブタイに第1章最終話とつけるのは、すごく効果的だと思います!
早速取り入れてみます。
作者からの返信
天のまにまに様、コメントありがとうございます。
だいたいの読み手さんは、「一章」終わったらレビューを書きたいな、★を入れたいな、と思うはずです。
そのきっかけづくりで始めました。
読み手としても連載をただ追うだけでは「いつ章が終わるのか」不安になりながら読むしかありませんからね。
「もうじき第一章が終わりますよ」とアナウンスすることで、★とレビューを得られますし、ご新規さんがやってきても、「あっ、この作品でもう第二章も終わっているんだ」と安心してもらえます。
そういう意味でもやってみるのはありかな、と思っております。
第16話 予告状の配達 (第二章最終話)への応援コメント
根回しは万端ですね。浜松刑事、しっかり予告状を入れられてしまってる……(笑)
お蕎麦で喜んでるところを見ると可愛いおじさんだなって思ってしまいます^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
今回はマスコミに予告状を送りつけようとも考えたのですが、浜松刑事へ直接入れたのでした。
まあ宅配アプリの制服を着て態度を変えると別人に思われるでしょうからね。
そしてお蕎麦が好きな浜松刑事でした。
娘の秋山コーチから体型についてツッコまれている設定ですからねえ。
第9話 隠し撮りへの応援コメント
この二人がどうして怪盗になったのか、動機が気になりますね。
お互いに才能ゆたかな人だなと思います。
作者からの返信
澄田こころ様、コメントありがとうございます。
実は本作「怪盗もの」と、もう一作の「探偵もの」は第1話・第二話のPVが高いんですよ。
だから「カクヨムコン」は本格ミステリーで挑んでもだいじょうぶたと判断しました。でも今描いているのはいつもは異世界ファンタジーを読んでいる方が読めるくらいにライトノベルにしています。
そして次回の「カクヨムコン9」では本格ミステリーも書きますので、「怪盗コキアZERO」を書こうと考えております。
二人の関係は今作でも言及しておきますね。
第14話 盗品の返還への応援コメント
描いた本人でも見分けがつかないほどって、本当にすごい技術ですよね!
横山さん本人に伝えたということは、彼女にも役割があるということでしょうか。彼女は自分の絵を奪った人が絵画の世界で成功しているのを見て悲しい気持ちになっていたに違いないですから、どんなふうに取り返すのか楽しみでしょうね^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
おお、さすがですね。
書いた本人でも見分けがつかないレベルなのは、模写スキルが元々高いのと横山さんのところでタッチや筆遣いを身につけたことが大きいですね。
そして盗品をこの段階で返還してしまうきっぷの良さ。
これから予告状があって当日の警備が厳しくなります。
そのうえで贋作をどう奪回するのか。
書いていて思わず笑ってしまいます。
それまではライトミステリー特有の腹の探り合いが続きます。
第16話 予告状の配達 (第二章最終話)への応援コメント
保管庫にある段階で二回もすり替えられているって、これはもう手品ですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
神父の水田さんが警備員を引きつけて、このスキをついて2回とも保管庫へ侵入していますが、水田さんが交渉上手なのと、夜は宿直の警備員が少なくなるのを利用しています。
それでも猫のように気づかれずに侵入できるのは、さすが“怪盗”と呼ばれるだけあるなと。
第16話 予告状の配達 (第二章最終話)への応援コメント
予告状に気が付かずクリーニングへ! とかやりそう……自分なら(;゚Д゚)
作者からの返信
猫鰯様、コメントありがとうございます。
やる人、けっこういますよね。
クリーニングへ出しに行って、手ぶらで帰れると思ったら、ポケットの中からたくさん出てくる (^ ^)
主人公の由真さんも選択しようとして不倫の証拠を掴んでしまいましたしね。
第15話 送り届けへの応援コメント
途中で義統の口調が変わってますねー。もう少し時間をかけて口調変えるか、この段階ではまだ丁寧語の方が違和感少ないと思いますよ。美大生が義統の口調の変化をガン無視してるのもどうかなと。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
この口調の変化は、義統としての顔から、怪盗としての顔へと変化していることを表すためだったのですが、言葉足らずでしたね。
そこで「“怪盗”として語るべき」というような文を置いて、以前を「義統」、以下を「怪盗」として書いてあるように改めました。
もう少し横山さんが変化に戸惑う場面を見せたほうが良さそうなので、彼女の反応も書いてみます。まあ義統の一人称視点なので、彼女の心の中まではわからないんですけどね。
忌憚のないご意見、誠にありがとうございます。
第15話 送り届けへの応援コメント
なんと、偽物から偽物にすり替えられたんですね。
そして、本物を取り返した。やりますね、怪盗。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
まず写真を元にして手早く描いた贋作を本物とすり替える。この段階の模写はパッと見は同じように見えますが、しっかり見たら別物だとわかる程度です。
次に本物を元にして精密な贋作を描いて、先の贋作とすり替える。贋作のクオリティーが高いのでバレることも考えづらいレベルです。
精密な贋作を描いたら本物は手元にあっても意味がないので、依頼人の横山さんに返した。という流れです。
そしてこの精密な贋作を奪回することになります。
手段はまだ秘密ですけど。
第14話 盗品の返還への応援コメント
贋作というレベルじゃないのに、湿気で本物と偽物を見分ける。
ときどき、思うのですが。そのレベルでの違いで、本物と偽物の差を論じる意味があるのかな、なんて思ってしまうのです。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
テクニックは本人から学んでいますから、単なる贋作の域を超えています。
本物を書いた横山佑子も見抜けないレベルですからね。
絵画は状態の保存がなかなか難しいので、保管庫も湿度調整ができるようになっているのです。
だから絵画の道を選ぼうとしている横山先生なら、見た目で区別がつかなくても選べるんですよね。でも実際は時間さえしっかりかけて鑑定すれば、自分の筆かどうかはわかるくらいにはしてあります。
そして、この贋作があとで重要な意味を持ってきます。
これは「本物そっくり」であることが非情に重要なんです。
第13話 交際宣言への応援コメント
時代の変化とともに、いろんな可能性が広がっていきますからね。固定観念に縛られることは才能を伸ばす障害にもなりますよね^ ^
型にとらわれず可能性ややり方を模索できるところが、義統さんの怪盗らしさとも言えるのかも、と思いました。
交際を伝えるよう説得する会話は、絶対に捕まらない自信のようなものが窺えていいですね!
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
義統くんはなかなか捕まえられないかなあ。
前回なんてビルへ入らずに奪回しているので、捕まえようがないんですよ。
そしてなかなか捕まえられない盗み方をしているので、なおさら逮捕するのは難しいんです。
そのあたりはもう少しすると見えてきますよ。
第10話 すり替えへの応援コメント
このあたりを読んでいると、確かに美術教師ではないのが分かってきましたs。
美術教師なら美大を出ている、美大出身だったら自分の作風を指導されて身に着けていないなんて、ちょっと変だなと思われてしまいそうだから。。。かな?
(ちょっとお節介かもしれませんが、「美術館の個展が始まるまでに確認くる必要もないと」は「確認にくる」もしくは「確認する」の誤字か脱字かな?と思いました。念のためのお伝えです!)
作者からの返信
綾森れん様、コメントありがとうございます。
誤字報告ありがとうございます。
執筆後、投稿前、投稿後にチェックしていても誤字はなくなりませんね。
綾森れん様のおっしゃるとおりで、美術教師ともなるとそれなりに絵をしっかり学んで自分の型を持たないと、教えるのも難しいんです。
体育教師にしたのも、美術の知識を授業や実作で身につけると型がついてしまうのをおそれて、ですね。
エピローグへの応援コメント
面白かったです
作者からの返信
月森 乙様、コメントありがとうございます。
お読みいただけるとは存ぜず、僥倖でした。
今描いているのは、THE FIRST版なので、ちょっと地味なんです。
そのぶん人間関係を深めようと思っております。